~ 本日のゲームに出てこない交易品シリーズ「猫」 ~
一般の人が思い浮かべるような種類の猫は、当初西洋には生息していませんでした。
シルクロード等の交易で「対ネズミ害用決戦兵器」として隊商に随行していた猫ですが、その劇的な効果を買われ西洋でも珍重されるようになります。
特に補給が不安定で保存が重要だった遠洋航海ではその安定性が大きく上がったと言われてます。(それだけネズミによる食害が悩みの種だったのです)
当初は実用品として入ってきた猫ですが、その愛くるしい姿や仕草はたちまち王侯貴族の間で人気となり、より高級感や美しさの有る猫が取引されるようになってきます。
『オランダにチューリップというなら先に俺達に猫だよなあjk』
また使用人さん達には「お猫様」の飼い方のノウハウなど無かったため、現地の美少年少女の「世話役」付き一纏めで取引されたりもしました。
余談ですが折檻用の先がいくつにも分かれた鞭は「ナインテイルキャット(九尾の猫)」などと呼ばれ港湾の人足奴隷やガレー船の漕ぎ手奴隷なんかによく使われたようですよ。
「(ガラッ)奴隷市場の話と聞いて!」
「フレンド、ご質問ありがとうございます。さっそくお答えしますよ」
資源直下に置く第一のメリットは改善の手間が省けるということでしょう。
鉄ラッシュ時に開拓者を準備して置き、鉄器研究完了と同時に沸いた鉄の直下に都市を置きに行くのはよく使われるテクニックです。
同時に略奪による資源損失も防げるため、特にマルチ戦では意識しておいて損は無いでしょう。
デメリットは…実はほとんどありません(笑)
改善出力が手に入らなくなりはしますが通常タイルの改善を犠牲にするか資源タイルかの違いでしか無いですし、最終的な増加力は変わりませんしね。
存在をうっかり忘れ売り飛ばしてしまって大失敗、は可能性がありますかね(笑)
ただ今回なぜ直置きをしたくなかったかと言いますと、
「大理石都市で第二遺産建設地候補になる→ハンマーは少しでも多い方が良い」
つまり大理石改善分のハンマー損失を惜しんだのですよ。
110ターン、チェチェン・イツァ完成
125ターン、ダメ元で第二都市に置いてみたストーンヘンジ完成
127ターン、ハギア・ソフィア完成
128ターン、ハギアで出した大技術者で陶塔完成。
そろそろ他の文明とも出会う間合いなので首都はバザー建設に、第二都市にノートルダムを20ターン予定でセットしました。
この頃にさらに東に都市をまた一つ新設しています。
「多数都市の利点ですねフレンド。遺産獲得失敗の時間的損失リスクを少なく抑えられます」
テクノロジーは姫路城狙いで厩舎→騎士道へ。
森も無いし完全ぬくりモードとはいえこの偏りっぷりは酷い(笑)
結果だけ言うと姫路城はガンジーさんに取られてしまったのでこの選択は失敗でした。
下行けば良かったですね。
社会制度は博愛主義を取ったあと陶塔で大科学者が出たので天文学へジャンプ、ルネサンス入りし合理主義をオープンします。
同時にキャラベル船を即金購入。新たな都市建設候補地と交渉相手を探しに行きます。
「ハギアTOTOにTOTO合理とレポ用にぴったりの鉄板戦術プレイですよフレンド。意識したつもりは無いんですがね(笑)」
シャム・モンゴル・イギリス・イロコイと順に遭遇。
シャムおじさんはのっけからこちらの領土を物欲しそうに見ていて危険なので高級資源ラッシュでお友達になっておきます。
イギリスはモンゴルにいじめられているのか大赤字の無一文です。
「…チッ。金のねえ奴に用はねーんだよカスが」
「Σ(゚Д゚;)」
「おっと何でもありませんよ。取引相手が増えるのはありがたいことです」
146ターン、首都で特にという物も無いので置いてみたアンコールワットが完成。
149ターン、第二都市でノートルダム完成。
この頃に東に置いた都市からさらに南方に都市を新設。
テクノロジーは収入と紫禁城の為に銀行制度→遺産並行建設のために音響学。
その後経済学の為にようやく下段を一気に埋めていきます。
176ターン、紫禁城完成。
そして最後の文明、ドイツと出会いました。
「出会わなければ戦争になる事も無いんですがね。リスクの無いところに商機(リターン)は無いのですよフレンド」
「意外とかなり近くにシャムはいたんですねフレンド。どうりで最初こちらの土地を物欲しそうに見ていたわけです」
シャムはニコニコしているからとうっかり隙を見せるとあっさり後ろから刺してくる傾向に感じます。
181ターン、社会制度を文化外交まで獲得。
都市国家の高級資源のバラツキ次第で効果がかなり変わります。
今すぐ幸福がどうしても必要とでも言うのでなければ効果がいまいちな時は取らなくても良いでしょう。
外交勝利ならオープンと上二つあれば十分ですし、外交勝利を狙わないのなら美学も要らないですね。
多数の都市と同盟結ぶならスコラ学も取って損は無いでしょう。
190ターン、第八都市建設。
そこに高級資源があるのなら。
おっとイロコイが滅亡寸前です。
もう少しで研究協定が完了するのでマブダチのモンゴルにお小遣い渡して停戦してもらいましょう。
イロコイもすっかり赤字の無一文ですので次は助けませんけどね。
「私信長殿から教わった日本のことわざがとても好きでしてね」
「へえ、何という奴です?」
「『金の切れ目が縁の切れ目』」
「…」
-予告-
科学理論どころか生物学終了時でも未だ首都の人口が10のアラビア。
矢継ぎ早の都市建設はついに戦火を呼び寄せる。
巧みな外交戦術を使い無傷で切り抜け手にするものは外交勝利。
次回最終回【交易四品目「茶」】
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