特定の軍事ユニットを大量生産(またはアップグレード)し、戦争を仕掛けることをラッシュと言う。
剣士なら剣士ラッシュ(鉄資源が必要なので鉄ラッシュとも呼ぶ)、ライフル兵ならライフルラッシュなど。
基本的にはラッシュのタイミングは該当ユニット解禁後、早ければ早いほど良い。敵文明が同等のユニットを出してくる前に叩くのが基本戦略となる。
こちらが先に仕掛けていれば、向こうが同じユニットを出してきても昇進の差で押せることもある。
兵舎、武器庫、英雄叙事詩、士官学校、ブランデンブルク門で昇進をつむとより効果的。
内政を優先すべき最序盤にラッシュをする必要性はかなり低い。経験値稼ぎをしたいなら蛮族を殴っている方がいい。よっぽどのことがない限り選択肢にはあがらないだろう。マルチ用か。他の文明の首都が近く、どうしても邪魔になりそうなら出会い頭に即宣戦して戦士1~2体に国境付近で小競り合いをさせておくとCPUの成長と拡張を大きく抑制できる。Civ4と違い厭戦感情がないので安心。力の差が付いたら改めてラッシュを仕掛けるといい。
対都市ペナルティが無い投石兵、遠隔攻撃力強化で都市ペナルティを実質打ち消しているバビロニア弓兵と、弓兵UUならいけるか。
まだ相手の準備が整っていない段階なのでそこそこ成功する上、首都をゲットで国力増強が望める。
初手ジャガー戦士から、しばらくジャガー戦士を生産し続ける。
ジャガー戦士は森林、ジャングル、山林を行動力1で動ける。お陰で斥候を出す必要はあまりない。
モンちゃんの特性を生かして文化値をためる+ジャガー戦争を見越して社会制度は名誉一択。
しばらく蛮族狩りをして、兵力が整ったら近隣の文明の首都をがんばって落とそう。
もたもたしていると横槍を入れられてしまう。大将軍を社会政策で出しておくと捗るぞ。
その後はジャガー戦士を鉄でUGしてまた近隣に殴り込もう。
一方で、近隣諸国との外交関係が悪化したり、初期の重要な時期に内政ができないためジリ貧になる可能性もある。
失敗しても、プレイ時間が比較的短いので、戦争の立ち回りの勉強におすすめ。成功率は君次第。創造主では2文明目が厳しい。
ペナルティ満載のユニットなので無謀。
しかしUU特に軍用象なら馬なしでラッシュも可能か。
弓兵替わりに生産し、後のケシク、ラクダ弓兵ラッシュ用に昇進を積んでおくとラッシュの効率があがる。
鉄が湧くかどうか、古典時代の戦争はそれが大局が決まる。戦争は都市建設の時点で始まっているんだよ!
ある程度の有用性を持った上で最も早くラッシュできるのがこのタイミング。問題は 鉄資源の湧きに大きく左右される点。
鉄ラッシュをする気なら鉄器開発完了のタイミングで開拓者を用意し、鉄資源の位置を確認次第、都市を建設できるよう準備しておこう。なくても伝説的な開始場所で資源豊富かつ高難易度なら貿易で入手可能なので、鉄器開発前に開拓者を使ってもいい。
名誉との相性は抜群。(解放→直接民主制→市民権)→名誉→戦士の掟→軍の栄誉または規律を選択するのが効果的。
遺産は全都市に兵舎を建造し、労働者伐採での英雄叙事詩やDLCゼウス像がおすすめ。
ローマは剣士、カタパルト共にUUなので、立地が悪くないのなら鉄ラッシュは積極的に狙うべきだろう。創造主でもラッシュ可能な点が秀逸。3体ずつ揃えれば積極的に賠償金をふんだくれる。賠償金を獲得して昇進した長剣士やトレビにアップグレードすれば続けて攻略できる。
イロコイの剣士UUは鉄がなくても生産できるため、イロコイならば戦士を量産しておいて鉄器完了と共にアップグレードでどんどん攻めていきたい。
イロコイのUUモホーク族の戦士を用いたラッシュ。通称ホモ戦ラッシュ。
ジャガー戦士ラッシュの強化版。首都をゲットで国力を増強しよう。鉄がいらないので安心してラッシュできるぞ。
【参考例】
初手斥候→労働者から、後は戦士を生産し続ける。
斥候は、周辺探索、文明探索、都市国家で金銭を稼ぐためである。
戦士からホモ戦にUGするには1ユニットにつき80Gかかるため、斥候と労働者による幸福資源改善でUG代を稼ぐ。
研究は、幸福資源を獲得できるテクノロジーを獲得したのち鉄器に急ぐ。近場に金、銀がある場合には、研究のロストが少なく効率がいい。
鉄器を研究するまでに戦士をできる限り量産し、研究し終えたらUGしてホモ戦をそろえよう。目安は50-65ターンで戦闘準備ができる程度だろう。
社会制度は、戦争を重視するならば名誉。拡張をするなら解放を選ぼう。
近隣の文明を襲った後は、鉄を用意し、長剣兵にUGしてさらに殴り込みをかけよう。
このラッシュの問題点は、初期で戦争をすると、どうしても外交関係が悪化し、内政が滞ること。高難易度ではのちの展開が厳しくなる傾向にある。
弩兵以外は鉄と馬が重要。社会制度は名誉が有効。この時代からは一直線は無謀で最低でも図書館の整備が必要。
アレクによる官吏ジャンプした場合のラッシュ。長槍兵には鉄がいらないが、コスト・戦闘力共に剣士にも劣る。必要テクノロジーも多いうえ車輪、弓術、数学を余分に研究しないとカタパルトがつくれないのでラッシュには向かない。むしろ大学を建設して研究力を上げて後の時代でのラッシュしたり、TOTO、ハギア、ノートルダムなど有用な遺産を建設すべき。
しかし、コストが半分のドイツUUなら数の暴力で欠点を補える。
剣士や長槍兵と比べ戦闘力ほぼ1.5倍と圧倒可能。防壁だけの育っていない都市なら落とせるが、DLCゼウス像を建てるか支援砲撃が欲しい。カタパルトは工学と物理学の追加でトレビにアップグレードでき、昇進もいかせるため、長剣士とカタパでラッシュをはじめ、アップグレードがおすすめ。鉄が輸入できなければトレビに回して、ツリー隣のマスケット兵での代用も。
侍、ベルセルク、火車は運用次第で無双可能。
図書館の建造のほうが一直線より早いが、都市数次第で国立大学建設しても早い(要検証)。教育まで研究するのは時間がかかりすぎる。
アレクジャンプでの鉄鋼取得は無謀で、鋳金も厳しい。
ツリーが偏っているので、共同研究はおすすめできない。
本来なら防戦に威力を発揮するユニットだが、UUは両方とも強力で、攻撃にも応用可能。
中国のUUである連弩兵は、弓術ユニットなので都市攻撃ペナルティがついている上、移動力も低く、通常の弩兵よりも攻撃力が低くなっているが、2回攻撃の能力は補って余りある強さである。攻撃回数が倍ならば経験値も倍になるため、どんどん昇進していくのも頼もしい。
イギリスのUUなら射程の関係でより多くのユニットで攻撃可能。護衛を起き、射程外に数体しきつめると一方的に敵を倒せるが、丘陵等の地形には注意。この弱点は間接射撃の昇進で補える。
物理学の追加でトレビが、鋳金と鉄鋼で長剣士と追加のユニットも研究しやすい。
DLCのアルテミス神殿は積極的に狙うべきで、ゼウス像も有効。
都市征服&護衛用には白兵ユニットもいいが、騎乗ユニットもオススメ。敵都市をしっかり削るのと槍にだけ気をつければテンポよく進軍できる。
対都市ペナルティに加え、AIはペナルティの大きい長槍兵を量産するため現実的ではない。
しかし、騎士の強化版であるシャム、ソンガイ、スペインのUUになるとこの限りではない。
シャムUUは戦闘力が強化、長槍兵と対等以上に戦えるほどの直接攻撃力になっている。
対都市ペナルティも元々の戦闘力で殆ど相殺してしまっている。
移動力が低下しているので白兵ユニットと同じ運用になるが、同時代の白兵である長剣士と同コストで戦闘力増加、戦略資源不要と考えればそのポテンシャルが分かるだろう。
しかし、長槍兵と戦えるといっても長剣士ほどの戦闘力の差があるわけではない。
少しでも傷つくとすぐ長槍兵と対等以下になってしまう上に移動力の関係で攻撃後の離脱も難しいが、それさえ気を付けられれば対ユニットは敵なし。
都市も長剣士と同じ要領で落としていける。
ソンガイUUは対都市ペナルティが無い。
白兵ユニットを超える攻撃力でそのまま都市を攻撃できる点で都市攻撃なら有用なのだが、残念ながら天敵の長槍兵を克服できていない。
昇進があるならまだしも、長槍兵を並べられると流石にこのユニットだけでは厳しいものがある。
因みに、ソンガイはこのUUの為に騎兵の頃からラッシュが有効になる。
騎乗の最短取得から蛮族の略奪金で騎兵を購入、そのままラッシュを敢行し続けると、UGできる頃には電撃戦の昇進を得た騎兵が現れる。
この騎兵をUGすると、長槍兵を跳ね除けながら通常の騎士ではとても手が届かない堅牢な都市も一気に落とせてしまう。
スペインUUはソンガイUUの(UAも含めて)完全上位互換になっている。
視界が広くなっているので攻め時を確認するや否や、安心して一気に叩き込める。
しかし、戦闘に関したボーナスが直接追加されているわけではないので、天敵も相変わらず。
ソンガイ同様の騎兵ラッシュは自然遺産に恵まれていないと金策の関係で難易度が高いのも難点。
また、モンゴル及びアラビアの間接攻撃UUの場合は趣旨が変わる。
モンゴルUUは圧倒的な移動力と攻撃後の移動で一撃も食らわず敵を沈められる上、経験値も貯まりやすく、その経験値で回復能力を持ったカンも生まれやすいため凶悪。
速すぎるため、白兵ユニットが追いつかない。
ユニットが隣接しづらいので名誉の規律はとらなくても良い。
アラビアUUはより間接攻撃力を増している。
移動力およびカンの存在でモンゴルのほうが優れるが、それでも十分ラッシュ可能。
アレク官吏ジャンプが有効。テクノロジーの関係上、トレビが遠いのでDLCゼウスも欲しいところ。戦車弓兵の昇進が生きるので都市防衛の弓兵替わりにつくっておき、アップグレードしよう。ただし、アップグレード先が騎兵隊であり、ボーナスが消失したり間接攻撃系の昇進がほぼ意味を無くす為、UG後のラッシュ継続は難しい。
モンゴルUUならUGせずとも歩兵相手まで戦えてしまう為、UGは必要ないとも考えられる。
騎兵系ラッシュが成功したら内燃機関へ。行軍と電撃戦が付いた騎兵を戦車にアップグレードすると敵国を一気に沈めることができる。
ついに鉄の呪縛から逃れられる。共同研究もこの時代くらいから重要になってくるので、TOTOや合理主義の採用ボーナスおよび他国の共同研究の妨害推奨。
鉄なしで長剣士と同等の戦闘力を誇るマスケット兵によるラッシュ。
強力なライフル兵までテクノロジー2つ分のため、影がうすい。
フランスUUの銃士隊は強力なUUでそのままラッシュ可能だが、オスマンやアメリカUUは昇進を生かすため量産後ライフル兵にアップグレードして使うべき。スペインUUは戦闘力が上がった分コストが上がり、ボーナスもいらない子なので趣味の世界。
鉄がたいして沸かなかった時にオススメのラッシュ。
カノン砲を3門程生産し、2体の長剣士を壁にしてカノン砲の強力な遠隔攻撃力で敵を薙ぎ払おう。
大科学者の使用を考えると、大学、ハギア、開放コンプが有効か。
鉄が一個も手に入らない場合はこちらがオススメ。
化学まで自力取得しカノン砲生産中に冶金→ライフリングを研究協定なり大科学者なりで取得。
都市防衛用の長槍or弩兵をライフル兵にアップグレードし一転攻勢を狙おう(ただし弩兵の昇進はほぼ意味が無くなる)。
パンゲアマップはさておき、海の多いマップでのイギリス海軍ユニットラッシュは非常に強い。
その場合は昇進が重要になってくるので、三段櫂船からの精鋭達をメインにしたものになる。軍の栄誉は当然解禁しておくべし。
序盤は沿岸の蛮族と沿岸の文明や都市国家に協力してもらって経験値を貯めたユニットを増やし、航海術解禁までそれを延々と続けてUG。
後は安全なところから撃つだけで敵が滅びてくれる。白兵ユニットは移動の速い騎士がいいだろう。
共同研究が~略。
大砲になると、最初から射程3を持っているため攻城戦が一気に楽になる。
この頃はAIの都市防御力がかなり上がってきているのでカノンでは思うように進軍できないこともあるが、大砲ならばゴリ押しできるはず。
間接射撃も持っているので、これまで立地的に攻めにくかった都市相手にも心強い。
序盤に鉄が湧かなかったなら積極的な戦争はこのタイミングまで控えててもいいだろう。
ライフルを経由せずに採用可能。
この時代まで生き残れていたら、効率的にはステルスラッシュ一択。
ステルスラッシュと比べると行動半径や被ダメージの差から見劣りするが、より早い時期に仕掛けられる。
相手のテクノロジーが遅れているのならば(具体的には迎撃不可能なレベル)、こちらでも十分。
ラッシュ中に研究を進めればステルスラッシュに移行し易いのもポイント。
高難易度プレイ時の味方で最強のラッシュ。
ブランデンブルグ門と士官学校(兵舎と武器庫前提)で最初から2回攻撃可能の昇進がつく。次の昇進で自動回復をつければ一機ごとにほぼ毎ターン1、2体の敵を沈められる。
高難易度の場合は多くのユニットがでてくるが、上記のステルスを3体揃えれば、5ターンあれば20体程度撃破可能。
他の陸上ユニットは都市占領用に必要な分だけ生産、アップグレードしよう。
全都市を落とすには不満度が溜まり時間もかかりすぎるので、相手文明の首都および重要拠点への強襲が必要。自文明から遠い場合は、海や周辺の都市国家または他の文明に陸上ユニットを配備し、宣戦して最短距離で落とそう。
量産するには、AIとの貿易による資金調達がお勧め。全資源+毎ターン支払い+国境と引き換えに多量の金を交換した直後に宣戦して資金を強奪できるのでこの資金を元にブランデンブルク門がある都市でアルミが許す限り購入しよう。
ツリーの後半にあるので、とにかく科学力が必要。南京のTOTOと合理主義で共同研究効率を高め、最後に大科学者数体と科学革命、オックスフォード大学で一気に採用がお勧め。金が余っていたらスコラ哲学も科学力を高めるが、個人的には共同研究に回したほうがおすすめ。
アルミが手に入らない場合が多いので、早めに電気を採用し、資源を探そう(大科学者が余ったら人工衛星で資源を発見しやすくなる)。
貿易、都市国家、都市建設、大芸術家で手に入らない場合は、爆撃機などでタイルを保有する都市を奪おう。
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