戦争準備を始めたところから再開。戦争に臨むにあたっての心得、1つは隣接都市国家の買収を事前に完了させておくこと。達成可能なクエストを貯めておき機を見計らって同盟にまで持ってゆく。優先度の低い都市国家は スパイで政変させるのも有効。こうすることで決戦に全軍を投入できる。
2つ、戦場になると想定される場所に予め道路や要塞を建設し、地の利を得ること。自国領内に軍道が有ると無いとでは軍隊の身のこなしが違う。兵は神速を尊ぶと三国志にもある。
3つ、ターゲットを外交的に孤立させ、背後の憂いを絶つと共に戦後処理を容易にすること。特に別大陸の主要国とは友好宣言を締結しておきたい。戦に勝っても外交で孤立して後日袋叩きにあっては元も子もない。仮想敵国に友好国がいる場合は事前に離間工作をするべし。(わかりやすさを考慮してInfoAddictというModの外交画面を添付しておきます)
4つ、自分は大砲を持っているが相手には無い、といった技術格差を最大限に利用し、戦機をつかむこと。最新軍事技術は文明の命数を握っている。タイミングに合わせて南京の陶塔に付いてきた大科学者を消費、大砲のテクノロジーに変えて一気に攻め込みます。
「わらしべ交換その3、無償の大科学者をダイナマイトの技術にしたぞ。」
よって、 宣戦布告から僅か6ターンでインカ帝国 首都陥落。事前の工作により蛻の殻である。楽だw
「人手が足りなくて音楽家で視界確保してたけど・・・」
「攻城兵器にも視界+1の効果があるの忘れてた。」
その間本国では全土で公立学校を配備中。世界中で思想入りが続々と始まっているが、我が国はまだ静観。インカ攻略が完了するまで不用意な外交ペナルティを付けたくないのです。自由国家に欠かせない専門家スロットを持つ公立学校や銀行を先に用意し、工場の建設予定は延期に次ぐ延期。
数ターン前に重商主義を採用したのに合わせ世界遺産ビッグベンを自力建設(2つ目)。 ゴールドは無駄遣いするとすぐに無くなってしまうので、生産調整目的と将来の宇宙船パーツ購入用に確保しました。
遅らせるところまで遅らせ、遂に思想入り。自由を選択し多数派に身を置く。今回のプレイで最も苦心したところが「AIに不人気な自由を如何に多数派に持ってゆくか」ということでした。自分が最初に採用してしまうと他国が秩序や独裁に流れてしまうため、思想の早期採用ボーナスにAIが釣られるのを待ち、後追いで確実に陣営を固めることで克服しました。外交的に安定さが保てるのが後追い採用のメリットであり、この後も暫く 研究協定を5カ国と回せています。
無論世界遺産、自由の女神像をくれてやるつもりは毛頭ない。大技術者を待機させ現代入りして即建設(OXジャンプも贅沢に使用)。これで無償の社会制度も採用できるためレベル1「市民社会」を取得し、アメリカは遂に最終形態へと進化を遂げた!アルテミス神殿、共和制、実力主義、幌馬車隊、政教分離主義、市民社会、普通選挙、そして自由の女神像の効果をシンクロさせ、拡張型自由国家が爆誕です。
この頃になってくると各都市人口は10を超えてきますので、アルテミス神殿の効果が露骨に効いてきます。人口10の都市を支えるのに必要な 食料は20です。コラムで紹介したように、全食料に補正をかける性質上飢饉にならない配置にしていれば無条件で 食料2がもたらされます。各種社会制度を完備した自由国家に 食料2があれば工員2人が雇え +2を +6, +6, +4, -1に変化させられます。この上に 黄金期、鉄道や大学など各種%補正が乗ってきます。それを10都市以上の規模でやっちまおうというのが今回のWARASHIBE戦略です。エグいでしょ?w
「都市が育つまでは成長促進剤、育ちきった後は出力増加剤になるアルテミス神殿は、全時代を通しても極上の遺産だと思うぞ。」
「最早トレードオフ関係すら成立しない。」
「すまんな、比較する相手が悪すぎたw」
大陸中央にあったインカ帝国を解体しその一部領土はインド・フランス・ヴェネツィアに売却、 ゴールド収入確保と勢力均衡を図る。世界遺産が集中する黄金郷、エジプト 首都の喉元に位置する都市を橋頭堡とし、軍事力ランク1位の独裁国家とタイマン勝負する方策を練る。当初の予定ではB17が出るまでは守勢に徹し、その後攻勢に出る長期プランを持っていたのだが・・・相手の軍備は騎士?カノン砲?・・・いつ殺るの?いまでしょ!
「エジプト遠征に参加する人、この指とまれ!」
「はいっ!」
「喜んで!」
「もちもち♪」
本国では万博の銀賞狙いで ハンマーを入れつつ、世界遺産も建設。工場も購入や建設で各都市に配備し 生産力の大幅な改善が図られる。遅蒔きながら史跡の位置も可視化、5箇所にあるので速やかに ランドマークにしてしまう。
3つ目の自力建設、コルコバードのキリスト像建設。このタイミングで解放コンプにより代議制も発動し社会制度取得速度を大幅に加速。ほどなく歴史的ランドマークも可決され 文化力ブーストが一段と促進、今後は7ターンに1つのペースで制度が採用可能になりました。
「現代入りまでに世界遺産は自力建設で3つまで。それ以上は大技術者を、ってのが自分ルールです。」
古くはアレクサンドロス、カエサルやナポレオン、錚々たる英雄がエジプトへ軍を率いて進軍した。我が帝国もその威光に預かり正義の戦いをいざ始めん!ここでも単独での 戦争は避け、自由諸国を誘い形式的に宣戦してもらうことでヘイトを溜めないようにしたい。
「敵を倒して無理やり黄金期発動!」
「カーニバルだ!」
横行な前口上で取り繕ってはみたものの、敗者に敗因あって勝者に勝因なき戦いであった。雑魚w なんということだ、B17の活躍の機会が無くなってしまったではないか!その代わりとして、大砲8つに2回攻撃がついた。
「こんなはずでは・・・」
「それはこっちの台詞だ!」
商業の重商主義の後自由ツリーを進める。普通選挙とチェチェンイツァが揃った現代に解放コンプをし、 黄金期20ターンも発動。自由は一般に少都市向けの制度であると言われますが、拡張に適する解放をベースにすることで多都市型としても十分運用が可能です。
ここまでで思想の陣営も固まりました。自由は多数派ですが、観光力では現代まで遺産を貯めこんでいたエジプトと改革の聖地を持っていたインカの両帝国の残照が、諸国民の 不満を招いています。両方ともプレイヤー1人に叩き潰されたにも関わらずである。戦争の結果も思想圧力に影響してくれると嬉しいのに。
ここで識字率も無事一位となりました。都市も遺産も傑作も、ゴールドも科学も生産力も、文化力も軍事力も外交主導権も何もかもが既に手中にあるので如何様にも勝利条件を選べるが、初志を貫徹して科学勝利にいざ参らん。別大陸で同思想のカルタゴが肥大化しているのが懸案か。
「創造主AIもドン引きな雪だるま効果が発動して、今後は独走体制に入るぞ!」
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