「世界は全て予定通りであり、我々はその道をなぞるだけ… さあ始めようか」
開幕左下に一歩移動すれば山沿い丘上が確保できるが沿岸からは外れてしまう。
よっぽどのことが無い限り交易開始点は首都が一番利益が出るので海洋交易が出来る沿岸首都を捨ててまで向かう価値があるかどうか。
ここは先に戦士に様子を見させよう。
ぱっと見た限り左下方面に旨味はあまりない。これなら初期位置で良いだろう。
「首都を建設せよ。星よりいでし命の火、今こそ地にて新たな命とならん…」
首都建設。初手生産は投槍兵。
斥候より機動力で劣るものの圧倒的につぶしがきく弓兵が初手から生産できるのは非常に強い。
その後マヤピラミッド→労働者と生産していく。
テクノロジーはマヤピのため陶器→馬発見のため畜産。
3ターン目でポーランド、5ターン目でドイツと接触。
マップが小さめな時点で文明間隔も狭めにはなるが、これだけ早いと言うことは特に近そうである。
遺跡から人口+1と +20を獲得。
遺跡効果で11ターン目に敬虔オープン。
「マヤピラミッドを建設開始してすぐ後のタイミングとは何たる幸運。これも定めの内なのか」
そのおかげもあって18ターン目に見事パンテオン一番乗り。
ちなみに6or11ターン目にAIが一番乗りならケルト、13ターン目あたりならエチオピア、20ターン目あたりならマヤが居る可能性大と大体推測できる。
「ワイン、石材、宝石と信仰系パンテオンがよりどりみどり。やはりここは推定主資源なうえに量も即効性もあるBNW新登場の神の涙(宝石より +2)で?」
「いや…ここは神々の御使い(首都と道路を繋いだ都市の +2)だ」
敬虔ルートは立ち後れ対策が最大の課題。
仮に首都含め4都市出せてマヤピ建てれば追加 は4x3+2=14。
一般文明なら伝統NCスタートでもないと追い抜けないほどの出力になる。
可能な限り神学テクノロジーを優先&急ぎたいマヤのUAとも非常に相性が良くなる。
「次の宗教の組織化で 出力は3まで上がるから信仰系パンテはさほど重要ではないのだ」
35ターン、宗教の組織化取得。
テクノロジーは宝石のため採鉱→石材のため石工術→ジャングル宝石のため青銅術→神学一気。
労働者の後はモニュメント→開拓者で、次は労働者の予定だったのだが…
「私は温厚な方ではあるが、流石にこれを見過ごすわけにはいかないな…」
今回のように文明圏が近くて蛮族の脅威が少ないエリアだとAIは開拓者を裸(護衛無し)で出して来ることが良くある。
ゲームも後半になって蛮族がほぼ駆逐された頃、AIが開拓者ラッシュであちこち都市乱立しまくる光景は大抵の人が見たことある光景だろう。
「本当は中央は数ターン肉壁で邪魔できれば上々、北のウルル立地を抑えられれば良いと考えていたのだがな」
と言うわけでポーランドの開拓者を宣戦強奪。
今回のようにAIの都市出し方向が限定的な場合、初期に弓2~3、戦士1~2(一人は斥候でも可)ぐらい用意してAIの最初の開拓者を単騎護衛ごと首都出た瞬間叩きつぶす策が有効だったりする。
AIは最低限の防備以外は何とかして開拓者を送ろうと生産を続ける傾向にあるので、後は取り囲み叩きつぶし続けこちらの都市出し&内政が終わったあたりにでも戦闘弓射手辺りで悠々と滅ぼしてやれば良い。
特にショショーニだと斥候上がり戦闘弓射手が簡単に手に入るのでこの策がやりやすい。
「激戦区の中央を抑えられたのは僥倖だった。予定変更してこのままポーランドを滅ぼしてしまうか」
第二都市はマヤピ→モニュメント。
首都で(開拓者拿捕で手に入ったので)労働者をやめトドメ用の槍兵1体生産。
その後はひたすら投槍兵を生産する。コストが安いという利点がここで効く。
十分な数が出来たら南東を抑えるための開拓者生産。
槍兵が丘上に単騎囮突入→反撃。
槍兵ガード体勢に、戦士と投槍兵雪崩れ込む→槍兵に反撃。
瀕死の槍兵後退、囮役に戦士が敵首都を殴り負傷状態に、投槍兵一斉射撃→戦士に反撃、撃破。
反撃による消耗覚悟で投槍兵はひたすら攻撃、槍兵回復体勢→2ターンに1体の割合で投槍兵撃破。
あと一撃となった所で十分に回復した槍兵丘上へ→槍兵に反撃するも倒しきれない。
「全くもって数もタイミングも予定、いやさ予言(筆者の経験)通り。必要以上の を一切割かなくて済んだ」
80ターン、ポーランド滅亡。
たった一度の油断や慢心が国を滅ぼしかねないという事を、
彼は身をもって後世の人々に歴史という形で教えることになるのだ。
ちょっと少なめですが流れ的に区切りが良かったので。
ご質問、ご感想等有りましたらお気軽によろしくです^_^
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