「丘上都市はやはり固いです。危なげなく撃退成功です」
左上がすぐペルシャの領土と言うこともあってイロコイ軍は大外回りで軍を展開できません。
つまり正面から馬鹿正直に行くか首都から続々送られる防衛部隊との挟み撃ちを覚悟で東に回り込むかを強いられます。
良いように兵を削られ戦力が落ちたせいかペルシャがイロコイに宣戦布告。
正面侵攻部隊がペルシャ軍から真横を突かれる形となり完全に瓦解しました。
攻め込むほどの兵があるわけではありませんがハイエナを狙えるかもしれないのでペルシャ軍の一歩後ろから一緒になって進軍します。
「王よ、イロコイから財産半分と資源全供出での和平申し込みが来てます」
「一緒に進軍した甲斐がありました。自力で攻めるほどの兵は無いので十分な成果でしょう」
欲をかいて長引かせると先にペルシャへ賠償和平を持ち込まれ何も得られないどころか、脅威で無くなったので強気に出られる可能すら有ります。
そもそも今は象さんラッシュのために国力を充実させる時期です、無闇に戦争を長引かせるべきでは無いでしょう。
89ターン、大予言者発生。『猫大好き教』を創始します。
「ふふふ、我が国の特産品に抵抗できる人間などそうは居ないのですよ(ナデナデ)」
参考画像
宗教効果は10分の1税に宗教共同体を選択。
どちらも人口の伸びやすい伝統なら早いうちから高い効果を期待できます。
98ターン、伝統コンプリート。
「同時に官吏テクノロジーも完了しましたので一気に人口増加率爆騰です」
首都はこれを見越した開拓者が生産終了→幸福& のため石工所→チェチェン・イッツア。
第二都市は防壁生産完了で防衛体制が整いましたのでペトラにチャレンジ。
テクノロジーは青銅器→鉄器で鉄沸きによる生産力UPを期待→象さんラッシュのためギルド→騎士道へ。
「王よ、候補地はいくつかありますけどどこ行けばよいのでしょうか?」
「…イロコイが差し出したのは財産と資源だけで国力は落ちていません」
「???、何の話です?」
「再侵攻に備え『攻勢防壁』を撃ちます」
103ターン、第三都市建設。
「貴様!こちらの首都の目の前によくも都市を!」
「容赦なく都市をねじ込むのはあなた方拡張狂AIの十八番でしょう。文句を言われる筋合いはありません」
自勢力付近では無く仮想敵の目の前に都市をねじ込み、すかさず防衛隊を配置する。
これが作戦名「攻勢防壁」です。
主なメリット
・敵は防備の整った眼前都市を無視しての進行が困難である
・そのため敵の被害は大きくなるし、手薄な都市に転進される心配も非常に少ない
・領土を隣接させることで監視兵いらずで敵の最前線の様子が分かる
・首都を初めとする主要都市は戦火を避けられるため富国/強兵に専念できる
主なデメリット
・当然外交問題に発展、確実に関係は悪化する
・宣戦から敵兵の到達までが早い。防衛部隊や防壁はしっかりと
・本国と距離があるため応援部隊の到達が遅くなりがち
・経路長が長いため交易路の収支がプラスになりにくい
「放って置いてもいずれは攻めて来るであろう好戦的な相手には有効な手段です」
114ターン、チェチェン・イッツア完成。
116ターン、最初の黄金期発動。
毎回こう都合良く行くわけではありませんが、可能なようなら幸福資源の売却で調節するだけの価値はあると思います。
さすがに幸福施設の売却までしてはやらない方が良いとは思いますが。
117ターン、文化後援を採用。
「やはり我が国の特性を生かすならこれでしょう」
GaKでは都市国家クエストの大量追加・複数同時発生やスパイの存在で友好度が上げやすくなっています。
文化後援を採用するだけでもその後の展開がずいぶん違ってきますので、余裕があるなら採用して損は無い社会制度といえるでしょう。
第三都市はコストの安い神殿だけ建てて宗教強化を急ぎつつ二手目に防壁生産開始。
首都では念押しの戦闘弓射手生産→市場→民族叙情詩でちょうど騎士道解禁寸前と富国強兵に勤めます。
126ターン、ペトラ完成。
第二都市が一気に首都クラスの主力都市に変わります。
騎士道解禁も近いため幸福と のため石工所建設開始。
130ターン、ついに騎士道解禁。象さんの生産が可能になります。
「首都・第二都市共に生産を開始して一気にラッシュをかけますか?」
「少し欲を出しましょう。首都はアランブラ建築、第二都市は象生産、第三都市は既存騎兵を象へ昇格し防衛力の増強を」
アランブラがあれば白兵ユニットは武器庫まで作ってLV3まで昇進を付けられます。
象部隊の恐ろしさに磨きをかけることができるわけです。
それに戦闘弓射手ではそろそろ攻城部隊としては辛くなってきています。
敵排除は象部隊でまかなえますので必要なのは攻城能力。
テクノロジーは弩の機械ではなく物理学まで一気で象&トレビュシェットを予定。
それまでの繋ぎにと言うわけでもあります。
137ターン、二人目の大予言者発生。
霊感に信仰の守護者を選択。
一気に の出力を上げる&伝道師のコストを大きく下げます。
「都市間が遠く人口も多いため自然伝播による宗教採用は期待できませんので」
将来的な伸びよりも第二・第三都市への素早い宗教採用での即時強化を狙います。
戦争に入ると資金を都市国家へ回しづらくなりますので宗教を布教して友好度の軽減率を下げる狙いもあります。
141ターン、アランブラ完成。
「準備は整いました。首都も象の生産を開始、敵防衛部隊を排除できる頃には攻城兵器も間に合うでしょう」
「王よ大変です!イロコイとペルシャから同時宣戦!!」
「落ち着きなさい、想定内です。既に見越した防衛配置になっています」
彼らは少し前に和平を結びましたので両国ともしばらくは交戦できません。
もてあました戦力をどこに向けるかとなれば当然残りの一国である我が国に集中するわけです。
食う者と食われる者、そのおこぼれを狙う者。
牙を持たぬ者は生きてゆかれぬ暴力の星。
あらゆる都市が武装する戦争の星。
ここはランダムシードが産み落とした惑星シドの三文明大陸。
シャムの都市に建てられた世界遺産の臭いに惹かれて、
危険な奴らが集まってくる。
第三話「勝利と消滅」
大王が飲むシャムのシンハー・ビールは苦い。
ご質問、ご感想等有りましたらお気軽によろしくです^_^
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