Civilization5(Civ5 シヴィライゼーション5) 攻略Wiki
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攻略/社会制度解説
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2 (2017-06-19 (月) 06:54:45)
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4 (2018-03-16 (金) 22:13:21)
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リスト
リスト
社会制度
伝統 - Tradition
貴族制 - Aristocracy
寡頭制 - Oligarchy
法治主義 - Leagalism
地主エリート - Landed Elite
君主制 - Monarchy
解放 - Liberty
共和制 - Republic
市民権 - Citizenship
直接民主制 - Collective Rule
代議制 - Representation
実力主義 - Meritocracy
名誉 - Honor
戦士の掟 - Warrior Code
規律 - Discipline
軍の栄誉 - Military Tradition
戦士階級 - Military Caste
軍隊の常備 - Professional Army
敬虔 - Piety
宗教の組織化 - Organized Religion
天命 - Mandate of Heaven
神権政治 - Theocracy
宗教的寛容 - Religious Tolerance
改革 - Reformation
文化後援 - Patronage
博愛主義 - Philanthropy
領事館 - Consulates
スコラ学 - Scholasticism
文化外交 - Cultural Diplomacy
商人連合 - Merchant Confederacy
美学 - Aesthetics
文化的拠点 - Cultural Centers
純粋芸術 - Fine Arts
芸術の開花 - Flourishing of the Arts
巨匠 - Artistic Genius
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商業 - Commerce
ほろ馬車隊 - Wagon Trains
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企業家精神 - Entrepreneurship
重商主義 - Mercantilism
保護貿易主義 - Protectionism
探検 - Exploration
海運インフラ - Maritime Infrastructure
海軍の栄誉 - Naval Tradition
商船隊 - Merchant Navy
航海学校 - Navigation School
財宝艦隊 - Treasure Fleets
合理主義 - Rationalism
政教分離主義 - Secularism
人間主義 - Humanism
主権 - Sovereignty
自由思想 - Free Thought
科学革命 - Scientific Revolution
↑
社会制度
↑
伝統 - Tradition
肩書き
:ロード(Lord)・レディー(Lady)
採用可能時期
:太古~
採用ボーナス
すべての都市の領土拡張速度+25%
首都に
文化力+3
空中庭園が建設可能になる。
全採用ボーナス
すべての都市の
余剰食料+15%
最初に建設した4つの都市に無償の用水路を提供する。
*1
産業時代からは
信仰力で
大技術者を購入できるようになる。
総評
首都の強化を主軸とした少数都市の運営を担う社会制度。
採用するだけで
首都の
文化力が3増え、国境拡張に必要な
文化力が約半分になるため、都市の文化圏拡張速度が大幅に上がる。
コンプリートボーナスや「地主エリート」に見られるように
食料出力に対するボーナスが多く、「君主制」により
首都に
幸福ボーナスがあり
首都の
人口を伸ばしやすい。
また、「君主制」による
首都からの
ゴールド増加に加え、「法治主義」やコンプリートボーナスによる無償の建造物、「寡頭制」によるユニットの
維持費の無償化のために経済面でも優れている。
採用することで建てられる遺産「空中庭園」も無印に比べ弱体化されたとは言え,未だに強力なので可能ならぜひ狙って行きたい。
BNWでは都市数が増える毎に研究に必要な
科学力が5%増加し、高難易度ほど拡張しづらく少数都市でゲームを進める事が多いので、他の太古に開放される社会制度「解放」「名誉」「敬虔」に比べ価値が高い。
コンプリートボーナスで
大技術者を
信仰力で購入可能なため、「伝統」採用文明にとっては
偉人用の
信仰力と割り切って見ても神殿や寺院はとてもうま味のある建造物になる。
宗教を自前で興さない場合でも宗教関連施設は建設する利点が十分にあることを覚えておきたい。
GaKからの変更点
空中庭園の建設条件になった
↑
貴族制 - Aristocracy
効果
都市で遺産の建造時に
生産力+15%
都市の
人口10人につき
幸福度+1
評価
世界遺産及び国家遺産の生産時に
生産力が15%増幅され、建設を数ターン短縮してくれる。ただ高難易度では
生産力ブーストがあっても世界遺産建築は難しいので気にしなくて良い。
中以下の難易度では遺産建築にかなりの影響を及ぼすので早めに取得したい。この効果から遺産「空中庭園」を狙うのが安定した勝ち筋の一つ。遺産「アルテミス神殿」を狙う場合でも悪くない効果である。
BNWでは国家遺産の数が増えており、下手をすると長い間遺産の建設に手を取られるので、世界遺産を狙わない場合でも
生産力の15%増は悪くない所。
人口10ごとの
幸福度+1の効果は微妙すぎるが、伝統なら
人口20超えの都市を4つぐらい作れることも珍しくはないので、少しは
幸福問題に寄与してくれる。
↑
寡頭制 - Oligarchy
効果
都市に駐留する軍事ユニットの
維持費が無料になる。
軍事ユニットが駐留する都市の
遠隔戦闘力+50%
評価
都市の砲撃が非常に強力になり、初期ラッシュや蛮族対策にはかなり優れた制度。
宗教でパンテオン「守りの女神」などを取ると大砲出現までかなり都市が粘れるようになる。
ユニットの
維持費削減もテクノロジーが進むとユニット維持費が馬鹿にならないので、待機状態のユニットは都市へ駐留させるようにしよう。
↑
法治主義 - Leagalism
効果
最初に建設した4つの都市に無償の
文化系施設が建設される。
評価
採用した時点でただちに古い順に4つまでの都市に無償の
文化系施設を与える。採用した時点で4都市未満だった場合、新たに都市を建てた際にも提供される。
得られる施設は時代によって変化し、太古だとモニュメントが、古代だと円形闘技場が、ルネサンスだとオペラハウスが、情報時代以後は放送塔が提供される。
ただ建造されるのは採用した時点での1回きりであり、太古最速でこれを取得したら円形闘技場以後は自力で建てる必要がある。また、伝統ツリーの2番目にあるためこれを採用するまでモニュメント建設が遅れるので、それまでに
文化力を稼ぐ手段が必要になる。最悪、第二都市ではモニュメントを自力建設せざるえないケースもあるだろう。
もちろん無償なので
維持費はゼロ。やりくりが厳しい太古では「無償建造による
生産力削減」「
文化力増による都市圏の拡大」「
ゴールド用量の増大」といった大きな助けになる。
また、ステッレやワットなどのUBも無償で建造されるため、これらの恩恵を迅速に生かせるようになる。
↑
地主エリート - Landed Elite
効果
首都の
食料+2
首都の
余剰食料+10%
評価
序盤での食料供給に有効。
首都の
人口を伸ばすため、早めに採用しておきたい。
上述のように
食料=専門家=偉人or文化なので、これでエリート専門家を養えばさらなる発展が期待できる。
人口が重要なCiv5においては非常に優秀な制度。これを採用するだけで
首都の成長力が格段にアップする。
立地の良し悪しに関わらず序盤の貴重な
人口増加スピードにダイレクトに影響するので可能な限り早く取りたい。
ただ極端に
食料しか取れない時や
幸福か
ゴールドが全く足りない時は「君主制」の方を優先するのもよい。
幸福資源の確保が難しい序盤からどんどん
人口が増えるので幸福対策には十分注意したいが、この制度に関して言えば
首都にしか効果が及ばない上に最終的な増分は他の
食料増加手段よりは小さい。その上で「君主制」を採用すれば
首都の
不満は半分になるのであまり神経質にならなくてよい。
↑
君主制 - Monarchy
効果
首都の
人口2人につき
ゴールド+1・
不満度-1
評価
首都の
人口に比例して効果が増幅される為、序盤から終盤まで高い効果を期待できる社会制度。早めに採用したい。
最序盤の金策だけでなく、これで産出した
ゴールドが市場などで増幅される、交易路による
ゴールドまでも高めるといったシナジーが単純に強力。
戦争プレイでも
幸福稼ぎの強力な手段。いつ採用しても確実に効果を発揮してくれる為、思想を選ぶ頃でも
幸福に余裕が無いならこちらを優先してもいいほど。
BNWでは「地主エリート」と同じく取得までに必要な段階が増えている。「地主エリート」に比べ序盤の
ゴールドに関わる「君主制」の取得が遅れるのは痛い。
↑
解放 - Liberty
肩書き
:執政官(Consul)
採用可能時期
:太古~
採用ボーナス
すべての都市に
文化力+1
ピラミッドが建設可能になる。
全採用ボーナス
自身が任意に選択した
偉人1体が
首都付近に出現する。
総評
都市をたくさん出すほどにボーナスが得られる社会制度。
土地は囲えば囲うほど色々なメリットがあるわけで、これはそれを後押しする。
採用ボーナスは地味だが全都市がはじめから
文化力を出すのでモニュメント建造を待つまでもなく土地が拡張する。
目玉はツリー序中盤にある無償の文民ユニット供給だろう。
「市民権」は開拓者並に手間がかかる労働者をただちに召喚でき、「直接民主制」はさらに生産が面倒な開拓者を直ちに得られる上に生産速度も上がる。
その分の
生産力を浮かすことができるので斥候を作ったり戦士ラッシュをしたり遺産病に耽ったりと自在に動き回ることができる。
社会制度の効果によって初期拡張が捗るため、開始地点が酷い立地だった場合にも有効。
ツンドラやジャングル、淡水のない砂漠などに放り込まれた場合は無償の開拓者や労働者の作業効率上昇が強力なサポートになる。
また
都市の接続は中盤の金銭改善の大きなテーゼであり、それにメリットを与える「実力主義」もなかなかに強力。
一方でコンプリートボーナスは永続的な効果こそ全くないものの数百ターンかかる無償の偉人をある程度任意に取得できるのでこれまた強力。
BNWでは都市建設ごとに研究に必要な
科学力に+5%のペナルティが付加され、川沿いの
ゴールドが無くなった。
その為、社会制度自体の内容にほぼ変更はないが、早期の都市ラッシュがやや難しく、「伝統」と比べ相対的に弱体化している。
しかし、相変わらず序盤の動き出しが早ければ早いほど良いのは変わりはない。
労働者と開拓者に貴重な
生産力を費やさずに済むこと、そしてコンプリートボーナスである無償の偉人はやはり魅力的である。
きちんと目的を持った都市建設を行えば、中盤に差し掛かる頃にはネックもほとんど解消するだろう。
GaKからの変更点
ピラミッドの建設条件になった。
↑
共和制 - Republic
効果
すべての都市の
生産力+1
都市で建造物の建設時に
生産力+5%
評価
非常に地味な効果であるが、
生産力ボーナスや建造物への
生産力ブーストにより、初期都市の立ち上げ面では優秀。
早期取得以外は目立った効果はないが、「直接民主制」の前提条件となるため、早めに採用したい。
なお、後者の
生産力ブーストは、遺産には適用されないので注意。
↑
市民権 - Citizenship
効果
地形改善に要するターン数-25%
労働者1体が
首都付近に出現する。
評価
無償の労働者と作業速度アップで地形改善速度が格段にアップする。
特に金銭への負担が大きい道路建設速度も上がるため、戦争目標目指して道路を引くのも便利になっている。
AIは文明にもよるが解放をあまり取りたがらないため、高難易度でもピラミッドは比較的狙える遺産でもある。
これとピラミッドで改善速度を大幅に加速させ都市を成長させるのが解放の主流パターン。
↑
直接民主制 - Collective Rule
効果
首都で開拓者の生産時に
生産力+50%
開拓者1体が
首都付近に出現する。
評価
とにかく開拓者の取得が非常に強力。また、開拓者生産中は都市の
人口成長が止まるため、
生産力ブーストにより早々にそれを切り上げられるは有用。
特に内政を維持しつつ早々に優良な土地を押さえ込むにはこれが一番安定する。
BNWでは序盤に開拓者を
ゴールド購入するのが難しくなったため、後続の開拓者の生産加速効果もなかなか良い。
↑
代議制 - Representation
効果
都市増加による社会制度の
コスト増加率-33%
ただちに
黄金時代に突入する。
評価
都市増加による社会制度の
コスト増加が+15%なので、+15%中の-33%、つまり実際の効果は-5%である点に注意。
解放は他に強力な社会制度があるため、この制度自体を早期に取得する必要性は低く、コンプリートによる無償の偉人の為、最後に取得するといった形になりがち。
これで序盤の金欠を誤魔化すという使い方もできるが、
文化力および
生産力が増える事から中盤終盤辺りに採用を狙っても良い。
↑
実力主義 - Meritocracy
効果
首都と
接続をした都市1つにつき
幸福度+1
占領状態にない都市の
人口により発生する
不満度-5%
評価
首都と都市を道路・鉄道または港で繋げば
幸福が得られる。
また、道路の接続が無くても
首都だけで
幸福度+1が確保できる上、
都市の接続は経済改善に必須の手段であるため単純に強力。
ただあまりに序盤で道路を引いてしまうと、他の地形改善が遅れたり、道路の
維持費が
都市の接続による
ゴールドで賄えず、赤字になってしまうのが最大のネックか。
さらに、群島マップだと
首都が海上封鎖された途端に
幸福がガタ落ちすることになるのでそこだけ注意。
不満度削減ボーナスは自国都市か裁判所を建てた都市の
人口20人ごとに
不満度-1となり、目立った効果ではないのでオマケ程度と思っておこう。
↑
名誉 - Honor
肩書き
:偉大なる(the Great)
採用可能時期
:太古~
採用ボーナス
蛮族に対して
戦闘力+33%
戦場の霧が晴れたエリアに蛮族の野営地が出現すると通知される。
蛮族ユニット撃破時にそのユニット
戦闘力に相当する
文化力を得る。
ゼウス像が建設可能になる。
全採用ボーナス
敵ユニット撃破時にそのユニットの
戦闘力に相当する
ゴールドを得る。
産業時代からは
信仰力を使って
大将軍を購入できるようになる。
総評
序盤の蛮族対策、および中盤からの戦争にボーナスを与える社会制度。
特に軍備の整わない序盤における野営地の通知、確実に競り勝てる上に斥候が生き延びやすくなる戦闘ボーナスはありがたい存在だ。
蛮族の強化にともなって、倒した際の獲得
文化力も微々ながら増加している。アステカなら面白い効果を発揮するだろう。
それでなくとも蛮族の不意打ちは特に序盤の新天地開拓において頭の痛い問題になりがちなので採用だけでもするのもよい。
全採用ボーナスは序盤こそ微々たるものだが、ユニットの戦闘力が増加する後半ほど金を得ることができる。
また戦争屋AIはこれを取りたがり、取ったらゼウス像を狙ってくる。
だがこのゼウス像、増幅効果が限定的な上に微妙な上がり幅なのであまり気にしなくても良い。
GaKからの変更点
ゼウス像の建設条件になった。
↑
戦士の掟 - Warrior Code
効果
都市で白兵ユニットの生産時に
生産力+15%
大将軍1体が首都付近に出現する。
大将軍ポイント+50%
評価
戦士や槍兵といった、主に太古から中世にかけての陸上近接攻撃ユニットの生産速度が上がる。
ただ弓兵(弓術ユニット)や騎兵(騎乗ユニット)などは
生産力ブースト対象外なので要注意。
また、ルネサンス時代以降、近接ユニットは火器ユニット中心となるため、恩恵を受けられる時期はそれほど長くはない。
とはいえ蛮族に悩まされる序盤や白兵ユニットの出番も多いルネサンス期以前ではなかなかの効用がある。
即座に得られる
大将軍も序盤の速攻から
都市国家の資源を横取りするなど使い道は多岐にわたる。
ブーストによって輩出される2人目以後の
大将軍も、敵国近傍に要塞を建ててそこを特火点にするなど無駄にはできない。
GaKからの変更点
「
大将軍ポイント+50%」が追加された。
↑
規律 - Discipline
効果
味方ユニットに隣接している白兵攻撃ユニットの
戦闘力+15%
評価
つまり、弓兵の前にいる戦士がよく耐えてくれるようになると考えれば良い。
最序盤及び後半はほとんど役に立たない効果だが、剣士~長剣士と戦闘弓~弩兵で押す中盤の野戦では便利。
なお白兵ユニットの後ろにいる遠隔ユニットには効果が無い。特にトレブシェット等は採用してもあっさり壊されるので注意。
説明文に「白兵ユニットの~」とあるが、実際には直接攻撃を行うユニットであればどんなユニットにも適用されているようだ。
↑
軍の栄誉 - Military Tradition
効果
戦闘時に得られる経験値+50%
評価
他の文明や都市国家と戦争する場合に強力な制度。
昇進を積みやすいのもあるが、瞬時回復のチャンスが増加するのが特に強い。
これをうまく使ってユニットを減らさず押し切るように戦いたい。
ズールーやケシクなら瞬く間にレベルが上がる。攻勢なら基本的にレベルアップはどれか一点に絞ると強力だ。
↑
戦士階級 - Military Caste
効果
軍事ユニットが駐留している都市の
文化力+2・
幸福度+1
評価
地味だがかなり役に立つ効果。開拓者に随伴させた斥候等がそのままモニュメントになるのである。
また、
首都の
人口に左右される「伝統」、道を維持する
ゴールドも必要な「解放」と比べユニットさえいれば
幸福が得られるのもよいところ。
すべての都市に斥候などを置いて
幸福と
文化力を無駄にしないようにしたい。
ただテクノロジーが進むとユニットの
維持費も馬鹿にならないので、できれば社会制度「伝統」ツリーの「寡頭制」も採用して運用したいところ。
↑
軍隊の常備 - Professional Army
効果
軍事ユニットのアップグレードに必要な
ゴールド-33%
兵舎・兵器庫・士官学校の
建設コスト-50%
評価
防衛施設による
幸福度ボーナスが思想「独裁政治」に移ってしまい、
幸福対策が「戦士階級」のみになってしまった。
とはいえ、これを採用する頃にちょうどユニットの更新機会が増えるので無駄にはなりにくい。
「軍の栄誉」で鍛えまくったユニットをガンガン更新させよう。
GaKからの変更点
「都市防衛施設(防壁、城、兵器庫、軍事基地)1つにつき
幸福度+1」から「兵舎、兵器庫、士官学校の
建設コスト-50%」に変更。
↑
敬虔 - Piety
肩書き
:信徒(the Pious)
採用可能時期
:太古~
採用ボーナス
神殿・寺院の
建設コスト-50%
泥のモスクが建設可能になる。
全採用ボーナス
大預言者1体が首都付近に出現する。
都市圏内にある聖地に
文化力+3
総評
宗教のさらなる強化を主眼とした社会制度。
というよりも、宗教を重視するならこれを採用しないと、特に宗教系AIには対抗できないと言っていいだろう。
内容も
信仰力のみならず
ゴールドを増やしたり強力な証を追加できたりと、内政系に強い制度が揃う。
とはいえ宗教の本道はやはり「証の取得」にあり、あくまで「敬虔」はそのサポートに特化している。
非常に強力な追加の証を取得するためにも序盤から
文化力を稼いでおきたい所。
GaKからの変更点
採用可能時期が古典→太古に変更。
「合理主義」と併用可能になった。
泥のモスクの建設条件になった。
文化系の効果が軒並み「美学」へ移動し、新しい効果に変更された。
↑
宗教の組織化 - Organized Religion
効果
すべての神殿・寺院に
信仰力+1
評価
地味だがこれを採用することでパンテオン創始は決定的になるだろう。神殿が
信仰力+1から
信仰力+2に変わるだけでも相当強い。
寺院も後述の「神権政治」と合わさって全都市に立てても苦にならない効果になる。
↑
天命 - Mandate of Heaven
効果
信仰力による宗教ユニットと
宗教系施設の購入コスト-20%
評価
信仰力は何かを購入しなければあまり恩恵がない制度なので、その点でこの制度も重要。
宗教施設の
購入コストもそうだが序盤の布教速度を早める宗教ユニットの
購入コストの減額も見逃せない。
特に教義「入信の儀式」は都市が宗教を採用しないと効果が出ないので、早い段階で
信仰力を確保しこれで伝道師を出しまくるとガンガン布教してガッポリ
ゴールドを稼ぐことができる。AI都市は確実に宗教を創始し布教してくるのでこれで先手を打つと楽。
なお、軽減されるのはあくまで「宗教ユニット」の
購入コストであり、教義「聖戦士」などでの
購入コストは軽減されないので注意。
GaKからの変更点
「
幸福度の余剰分の50%が、社会制度の獲得に費やすことができる
文化力の合計に毎ターン追加される。」から効果変更。
↑
神権政治 - Theocracy
効果
寺院がある都市の
ゴールド+25%
都市圏内にある聖地に
ゴールド+3
評価
維持費2と高額だった寺院が一転、
ゴールド産出施設に変わる。
当然この
ゴールド増幅は交易路などにも適用されるため、幸福都市や交易都市に建てることで大幅な
ゴールド増が期待できる。
特に沿岸かつ
都市国家への海上交易路が多くなりそうな都市を聖都にしてこれを置けば
ゴールドも信徒ももガンガン増えるだろう。
聖地へのボーナスは、そもそも
大預言者自体多く出すものでもないが、建造しさえすればシナジーを形成する。
また、聖地は直下の資源を無条件で活用できるため、例えば
石炭をジャングルで見つけた時に
大預言者で無理やり活用するという荒業もできる。
そうすれば
生産力+3・
ゴールド+3かつ
石炭供給で即座に工場建設に取り掛かれるというメリットが生じる。
GaKからの変更点
寺院による
ゴールド出力が+10%→+25%されるようになった。
聖地の
ゴールド出力が+2→+3されるようになった。
↑
宗教的寛容 - Religious Tolerance
効果
多数派宗教のある都市では、都市内で2番目に人気のある
宗教についても、パンテオンの信仰の証によるボーナスを獲得できる。
評価
他の文明が
宗教を創始し、かつ自都市に1人でもいいので信徒がいる必要がある。逆に言えば都市単位で有効無効が入り混じる。
当然の事だが、パンテオンの証も伝道者が布教するかどうかもそれが
首都にまで及ぶかどうかも完全にランダム。
交易により他の都市の
宗教的圧力を取り入れる事が可能なので、相手の聖都及びその周辺ならば多少調節が可能。
なお、パンテオンから見て創始宗教は別扱いとなるため、状況次第で自宗教のパンテオンを二重に受けることも可能。
たとえばパンテオン「砂漠の民間伝承」を母体に創始し、かつまだ多数派となっていない場合は砂漠タイルから
信仰力+2が出力される。
ただし、宗教が多数派となると元のパンテオンは同一扱いとなりボーナスは消えてしまうので注意。
GaKからの変更点
「社会制度の獲得に必要な
文化力-10%」から効果変更。
↑
改革 - Reformation
効果
宗教を創始するとボーナスで改革の信仰の証を1つ獲得する。
評価
社会制度「敬虔」ツリーのラストを飾る制度。他の制度同様強烈な効果を持っており、これは革命の追加の証を追加する。
その効果はそれまでの制度以上に直接的に勝利条件に結びつくものであり、科学施設の購入、全偉人購入権利、宗教施設による観光等が強い。
特に教義「聖地」を取得できれば早い段階から観光で押し始める事が可能。ビザンチンでの創造主宗教文化勝利報告も上がっている。
出遅れている場合でも社会制度を気にせず
偉人を採用できるなど、
信仰力が万能なサポート要素に変貌するため検討の余地は高い。
GaKからの変更点
「世界遺産がある都市の
文化力+33%、
黄金期を開始する。」から効果変更。
↑
文化後援 - Patronage
肩書き
:賢人(the Enlightened)
採用可能時期
:古典時代~
採用ボーナス
都市国家への
影響力の減少速度-25%
紫禁城が建設可能になる。
全採用ボーナス
同盟関係の
都市国家からときおり
偉人1体が贈られる。
総評
文化後援は他文化…というよりも都市国家との関係性と、そこから生じるメリットにフォーカスが当たっている。
言うまでもなく外交勝利向けの社会制度だが、内政面でのメリットも大きい。
都市国家の
影響力を長く高く保つことができるため、積極的な
ゴールド提供やクエストの達成も平行してこなしたい。
採用ボーナスで解禁される遺産「紫禁城」は、議会の代表者を2名増やす効果がある。終盤は誤差の範囲内になるが、
最初期の議会では議長を凌ぐ投票権を得られるため、かなり思い通りに議会を操作できるメリットがある。
さらに自分が全世界と出会って議長になれば他文明1票に対し自国は5票を得られるため好き勝手できる。
コンプボーナスの
偉人獲得は、BNWでは
偉人の種類が増えたため一長一短となった。
カンやらヴェニスの商人やらも送られてくる。もちろんカンはユニットのHP回復量が増えるし、ヴェニスの商人は
都市国家を配下に置ける。
一方で狙った
偉人を手に入れることは難しくなったが、多数の
都市国家と同盟すればそれなりの数が貰えるだろう。
GaKからの変更点
採用可能時期が中世→古典に変更。
紫禁城の建設条件になった。
↑
博愛主義 - Philanthropy
効果
都市国家に
ゴールドを贈った際に得られる
影響力+25%
評価
「領事館」で基本値を引き上げてからこれを採用すると、採用ボーナスもあわさって
都市国家との関係維持がグッと楽になる。
後半の国際議会で不利な決議を出された時に備えて、
ゴールドのゴリ押しが通用するように採用しておこう。
↑
領事館 - Consulates
効果
すべての
都市国家の基礎
影響力+20
評価
取得することで
影響力の自然減少が20で止まるようになる。
防衛宣言による+5と合わせても友好には届かないが、
都市国家のクエスト達成時の友好・同盟をより長く維持することができる。
都市国家に回す
ゴールドが十分に確保できない序中盤では「博愛主義」よりも強力といえる。
GaK同様、採用した直後に20まで増加するのではなく毎ターン+1されて20まであがる点に注意しておきたい。
GaKからの変更点
制度名が「美学」から変更された。
↑
スコラ学 - Scholasticism
効果
同盟関係の
都市国家が生み出す
科学力の25%を追加ボーナスとして得られる。
評価
高難易度の場合、
都市国家の
科学力も相応に高いため、そこそこの
科学力を得られる。
外交勝利を目指すのなら、ゲーム後半には大半の
都市国家が同盟状態という事も珍しくなく、
首都の半分程度の
科学力が得られる場合もある。
↑
文化外交 - Cultural Diplomacy
効果
都市国家から贈られる資源量+100%
都市国家から贈られた高級資源の
幸福度+100%
評価
同盟状態の
都市国家が多い場合、
幸福が劇的に向上する。
幸福を大幅改善する社会制度としては、比較的早期に採用しやすいのが最大のメリット。
逆に言えば
商業都市国家との縁は切っても切れなくなる。
↑
商人連合 - Merchant Confederacy
効果
都市国家との交易路から
ゴールド+2
評価
偉人が贈られる効果をもたらす「エリート教育」の効果はコンプボーナスに移り、その代わりとして新たに追加された制度。
低難易度においては
都市国家との交易も「AI文明に
科学力を与えない」といったメリットがある上、同盟関係によっては戦時中でも収入が見込めるためこれもまた強力。難しいが「商業」「探検」の交易路ボーナスと合わせれば多大な収入が見込める。
GaKからの変更点
新設。
↑
美学 - Aesthetics
肩書き
:マスター(Master)・ミストレス(Mistress)
採用可能時期
:中世~
採用ボーナス
大著述家・
大芸術家・
大音楽家ポイント+25%
ウフィツィ美術館が建設可能になる。
全採用ボーナス
博物館や遺産から得られるテーマ化ボーナス+100%
産業時代からは
信仰力を使って
大著述家・
大芸術家・
大音楽家を購入できるようになる。
総評
文化力と
観光力を向上させる文化勝利に適した…というか文化勝利以外に意味がない社会制度。
「敬虔」が宗教特化になったのに伴い、新たに
文化力特化の社会制度として導入された。
採用ボーナスや「純粋芸術」が強力なので、とりあえず採用しておくのもあり。それ以後はほぼ文化勝利専用なので無視してよい。
コンプボーナスの効果は
観光力強化の為に文化勝利には必須。
基本的には時代に合わせて取っていく制度だが、
観光力補正や
文化系偉人購入などは終盤にさえ取得していればよいので十分な国力があればコンペ「万国博覧会」1位を利用して「合理主義」や思想と並行して後埋めすることもできる。皇帝あたりまでの余裕のある難易度でぶっちぎるための戦術といった意味合いが大きい。
Gakからの変更点
新設。
↑
文化的拠点 - Cultural Centers
効果
文化系施設の
建設コスト-50%
評価
無難な効果。これ狙いというより、その下にある「芸術の開花」狙いで採用することが多い。
生産力が貧弱な都市ではサボりがちな施設が楽に建てられるのは便利。
特に中後半の文化遺産ラッシュにおいて博物館を用意しやすくなるのはそれなりに大きなメリット。
他の施設を即金で補うといった方針も取りやすくなる。
↑
純粋芸術 - Fine Arts
効果
幸福度の余剰分の50%が、社会制度の採用に費やせる
文化力に毎ターン追加される。
評価
少都市戦略の場合、幸福は大体の場合余るために
文化力の底上げとしては優秀。
余剰幸福はあまり変わらないが社会制度のコストはぐんぐん上がっていくため、早めに採用しないと効果が薄れていく。
他の制度や建造物と合わせて増分を増やせるシナジーもなく、AIに資源を貢ぐことが多い高難易度ではやや微妙か。後の制度を開ける制度くらいの認識でもいい。
↑
芸術の開花 - Flourishing of the Arts
効果
世界遺産がある都市の
文化力+33%
ただちに
黄金時代に突入する。
評価
大抵の場合、
文化出力が高い都市(≒首都)に世界遺産が1個はあるため極めて有用な制度。
敬虔の宗教的寛容からこちらに移動してきた制度であり、美学の目玉となる制度であろう。
残念ながらホテル等の
観光力には寄与しない。また世界遺産でないと効果が無いため高難易度では確保が難しい。
↑
巨匠 - Artistic Genius
効果
大芸術家1体が
首都付近に出現する。
評価
大芸術家は
黄金期発動にも使えるため、使い勝手がよい。
交換を駆使してコンプボーナスとの相乗効果を狙おう。
↑
&ref(): File not found: "BNW_ETHICS.png" at page "アイコン/社会制度";文化交流 - Cultural Exchange
効果
共通の宗教、交易路、国境の開放に適用される
観光力補正+15%
評価
観光力補正が強化される制度。
一つの要素につき
観光力+40%の補正がかかるようになる。宗教はやや難しいが、交易路と国境開放は簡単なので積極的に
観光力を与えて行こう。
友好国がいきなり国境を閉じたりはしないが中立~敵対国は国境解放を拒否したり価格を釣り上げたりと渋ってくるので事前にヘイトコントロールをしておきたい。
↑
商業 - Commerce
肩書き
:総督(Doge)
採用可能時期
:中世~
採用ボーナス
首都の
ゴールド+25%
ビッグベンが建設可能になる。
全採用ボーナス
都市圏内にある交易所に
ゴールド+1
産業時代からは
信仰力を使って
大商人を購入できるようになる。
総評
陸上の収入の増加と支出を削減し、
ゴールドの増加を促す社会制度。
ゴールドばかりだけではなく「傭兵団」によるランツクネヒトの軍事力増強、「重商主義」の
科学力増強、「保護貿易主義」の
幸福増強と若干の余禄がある。
特に
ゴールドはどの文明でも非常に重要であり、さらに遺産「ビッグベン」は効果も大きいためとりあえずオープンするのもありだろう。
他に優先する制度が無い場合、「重商主義」までは採用しておきたい。遺産「ビッグベン」と組み合わせれば合計40%割引価格での金銭購入が可能となる。
「商業」を優先して取るAI指導者は少ない為、狙えばまず遺産「ビックベン」は建つはず。割いたリソースは後から緊急生産した時にでもお釣りをもらおう。
ヴェネツィアだと優先度はグッと上がる。割引購入に大商人、傀儡都市が作る交易所の強化などマッチする制度揃いである。
GaKからの変更点
ビッグベンの建設条件になった。
沿岸都市関係の効果は「探検」に移動した。
↑
ほろ馬車隊 - Wagon Trains
効果
すべての陸上交易路から
ゴールド+2
すべての道路・鉄道の
維持費-50%
評価
地味な効果だが、道路維持費削減と交易収入増加が合わさって陸上国家の財政改善に大きく寄与する。
特に道路維持費は深刻な財政赤字となることが多いので、これを採用すると一気に黒字になることも。
GaKからの変更点
制度名が「労働組合」から変更された。
「すべての陸上交易路から
ゴールド+2」が追加された。
↑
&ref(): File not found: "BNW_TRADE_UNIONS.png" at page "アイコン/社会制度";傭兵団 - Mercenary Army
効果
ランツクネヒトが購入可能になる。
評価
アンチ騎馬ユニット
ランツクネヒト
を購入できる。
ランツクネヒトは他のユニットといくつか違う点があるが、最大の点は生産ではなく
ゴールドによって購入するしか入手手段がない点だろう。
さらに普通の陸上ユニットよりも購入費用が安く、購入したターンに行動可能であり、1ターンに複数のランツクネヒトを購入可能。
また敵都市の攻略に成功すれば入手できるゴールドが倍になる昇進を持つ。この昇進はアップグレードしても引き継がれる。
UG先は槍騎兵なので都市に突っ込ませるには最適。アランブラで昇進をつけたりキリマンジャロ山で訓練させれば末永く使える。
重商主義やビッグベンと組み合わせることで安価で量産可能なランクツネヒトはいくつかの用途が考えられる。
蛮族退治から都市建造即購入による軍の栄誉の起動、戦争時の数合わせから都市国家への譲渡等。
特に文化出力が高く軍事力が低くなりがちで民主主義の兵器廠がある自由思想と相性がよい。
GaKからの変更点
新設。
↑
企業家精神 - Entrepreneurship
効果
大商人ポイント+25%
大商人の通商任務によって得られる
ゴールド+100%
評価
単独では通称任務が微妙な額でしかなかった大商人を使える偉人に格上げする社会制度。
大商人がUUのヴェニスの商人になるヴェネツィアなら相性が良い。都市国家の吸収のみならず、通常の4倍の通商任務で臨時収入も見込める。
↑
重商主義 - Mercantilism
効果
ゴールドによる購入コスト-25%
すべての
金銭系施設に
科学力+1
評価
商業最大の目玉ともいえる社会制度。
建造物、ユニット問わず購入コストが下がるため、新規都市の発展や軍備増強など使い道はさまざま。
ゴールド系の施設(市場・造幣局・銀行・証券取引所)から
科学力も出るのも嬉しいところ。
↑
保護貿易主義 - Protectionism
効果
すべての高級資源の
幸福度+2
評価
高級資源から得られる
幸福度が+6となり、かなりの幸福度を稼げる。
文化外交やオランダと合わせるとかなり強力なのだが
ツリーの末端にあり、前提条件が非常に厳しいのが最大のネック。
GaKと比較すると、多くの社会制度が必要となってしまった。
↑
探検 - Exploration
肩書き
:船長(Captain)
採用可能時期
:中世~
採用ボーナス
海軍の
移動力+1、海戦可能な海軍の視界+1
ルーブル美術館が建設可能になる。
全採用ボーナス
隠された史跡を発見する。
産業時代からは
信仰力を使って
大提督を購入できるようになる。
総評
商業に盛り込まれていた海洋都市に役立つ制度を元に新設された社会制度。なぜか美学並に文化勝利に向いた制度になっている。
沿岸に張り付いていれば強力な効果をもたらすが、建造できる遺産や購入コスト減といった純粋ゴールド制度である商業と比べ
都市の生産能力全体を底上げする探検はどっちつかずの曖昧な効果になっている。
採用ボーナスによるルーブル美術館はテーマ化ボーナスを含めて優秀なのだが、ほぼ文化勝利専用なのでビッグベンほどに万能とは言いがたい。
隠された史跡は通常の史跡と概ね同じだが、稀に莫大な文化ポイントor超古代の傑作書物の入手を選択できる特殊な選択肢が現れる。
なお、隠された史跡は見えずとも発掘作業は目視可能なため、ほじくり返すと怒ってくる。
Gakからの変更点
新設。
↑
海運インフラ - Maritime Infrastructure
効果
すべての沿岸都市に
生産力+3
評価
都市圏の1/3以上を海で占められ、陸上タイルが少なくなるために
生産力が低くなりがちな海洋都市の
生産力を無償で大きく引き上げる。
これで灯台や港湾といった生産も捗るので海系マップでは必須といっていい制度だが、パンゲアなどのマップでは立地に左右される。
↑
海軍の栄誉 - Naval Tradition
効果
すべての灯台・港・港湾に
幸福度+1
評価
海洋都市を主力にするならば必須の建物から
幸福度が得られる。特に海洋系の幸福資源は3種しかないので多島海などでは必須。
海運インフラ同様立地に左右されるが、比較的早くに取得できるのでこちらから取っていくのもあり。
↑
商船隊 - Merchant Navy
効果
すべての灯台・港・港湾に
ゴールド+1
東インド会社のある都市に
生産力+4・
文化力+4
評価
「海運インフラ」「海軍の栄誉」と同様に海洋系マップでもないと効果は薄いが、国家遺産の東インド会社にボーナスが付くので採用する価値はあり。
東インド会社は海上交易の関係で主要な交易都市に建てる事が多い為、貴重な
生産力が出るのは嬉しい。
↑
航海学校 - Navigation School
効果
大提督1体が首都付近に出現する。
大提督の
移動力+2
大提督ポイント+50%
評価
恐らく、全ての社会制度の中で一二を争うほど地味で役に立たない制度。
大提督は大将軍のように領土を奪うことも出来ず、海上ユニットの強化も地味で、というかよっぽどのことがない限り大規模な海戦は起きず、
そんな中で大提督が素早く動いても誰も嬉しくない。しかも大提督の出現自体が稀かつ強化のためには1体で十分なのでそれが加速されても誰も嬉しくない。
海洋系マップのスウェーデンなら定期的に影響力稼ぎが出来るかもしれないという程度か。
↑
財宝艦隊 - Treasure Fleets
効果
すべての海上交易路から
ゴールド+4
評価
探検の目玉。海上交易はもともと陸上よりも収益が高く、その上社会制度によるボーナスも大きい。
それを強化するわけだから弱いわけがない。多島海などでこれを採用すると遺産「ロードス島の巨神像」を建てた都市が150以上の
ゴールドを出すことも珍しくない。
これで得た
ゴールドを元にさらに海洋都市で建造物を買っていこう。
GaKからの変更点
新設
↑
合理主義 - Rationalism
肩書き
:知恵者(the Wise)
採用可能時期
:ルネサンス時代~
採用ボーナス
文明が
幸福状態であれば
科学力+10%
南京の陶塔が建設可能になる。
全採用ボーナス
無償のテクノロジーを1つ獲得する。
*2
産業時代からは
信仰力を使って
大科学者を購入できるようになる。
総評
テクノロジー研究に必須の要素である
科学力を高める社会制度。
時代が進むほど研究にかかる時間が伸びるので、後期の研究を加速させたいのならばこの社会制度が助けになる。
だが、低難易度ではこれを採用せずとも十分研究は進むこと、高難易度ではルネサンス時代でこれを採用しても他国が産業入りしていることが珍しくないこと、さらに他の社会制度が有用でそちらを先に取ったほうが文明の運命を左右することなどから以前ほどの鉄板制度とは言えなくなった。
採用ボーナスは従来通りの効果に加え、遺産「南京の陶塔」建設が加わったので、その気はなくても取りあえず空けておく制度だろうか。
「敬虔」と同時に取る事も出来るようになったため、以前にも増して使い勝手がよい制度になった。
GaKからの変更点
南京の陶塔の建設条件になった。
「敬虔」と併用可能になった。
「文明が
幸福状態であれば
科学力+15%」の
科学力+15%が、
科学力+10%に変更。
コンプボーナスの効果(無償でテクノロジーを2つ獲得)が無償でテクノロジーを1つ獲得に変更。
↑
政教分離主義 - Secularism
効果
すべての専門家に
科学力+2
評価
科学者は勿論、他の専門家からも
科学力を得ることができる。なるべく早めに採用しよう。
BNWでは科学専門家以外の専門家を雇う事も増えたため、かなりの出力アップが期待できる。
本来不要な専門家まで雇って
科学力に変換する事も可能なので
人口は可能な限り増やしておきたい。
↑
人間主義 - Humanism
効果
大科学者ポイント+25%
評価
幸福が無くなった代わりにインパクトのある効果になった。汎用性という点では変更前に引けを取らない。
バビロニアで世界議会も掌握して夢の倍速大科学者をやってみるのも面白いが、現状では文化系が好まれる割合が高く、科学系は不評になりやすいのが残念。
GaKからの変更点
「大学・天文台・公立学校1つにつき
幸福度+1」から効果変更
↑
主権 - Sovereignty
効果
すべての
科学系施設に
ゴールド1
評価
各科学系施設(図書館、大学、天文台、公立学校、研究所)から、それぞれ
ゴールド+1を得られる。
効果は薄いが、発揮されない事はまずない効果。ちょっと地味だが、維持費が浮くと思えば結構優秀。
↑
自由思想 - Free Thought
効果
都市圏内にある交易所に
科学力+1
すべての大学の
科学力+17%
評価
大学の
科学力アップはなかなか強力で合計+50%になる。
また、交易所の
科学力ボーナスも強力で、特にジャングルに交易所を設置しておけば、大学と組み合わせて
科学力+3のタイル産出となる。
GaKと比較すると位置が変わり、科学革命に繋げなくなった。
効果自体は相変わらず便利なので研究協定をするかどうかでどちらのルートを先に埋めるか選ぼう。
ただしコンプリーションボーナスの無償のテクノロジーを終盤のテクノロジーに使おうとすると、これか科学革命を長期間放置する必要が出てくる。
↑
科学革命 - Scientific Revolution
効果
研究協定で得られる
科学力+50%
評価
南京の陶塔と組み合わせれば強力な効果を発揮する。
内政主体のプレイなら、研究協定の前提条件となる友好宣言を結べる機会も多い為、優先度は高い。友好国と積極的に研究協定を結ぶようにしよう。
戦争主体の場合そもそも友好宣言を結ぶ事が難しく、優先度は低くなる。
GaKと比較すると位置や効果自体は同じだが、途中の制度が変わったためとりあえず感覚で左ルートは行けなくなった。
*1
工学が未研究でも即座に用水路が供給される
*2
日本語版では2つと書かれているがこれは誤表記で実際に貰えるのは1つ