プレイレポ/Civ5/わらしべ長者、ワシントン/アメリカに生まれて
前回 スパイが雇用され嬉々としてエジプト 首都へ配置したところから再開。国立大学が建つまでに他国との資源交換やコロシアムなど 幸福施設を用意し、ある程度余力を持たせて第2次拡張と洒落こんでいきましょう。拡張方針ですが、国立大学を建てて土地が余っていれば自前で都市を出し、そうでなければ弩ラッシュを選択します。
「前者・後者のどちらを選んでも恩恵をもたらすのがアルテミス神殿。」
今回は十分に土地が空いているため、まず首都西の山岳・河川沿いに第4都市フィラデルフィアを建立。追加で 銀1と 染料1をゲット。伝統ルートだったならば第4都市は国立大学前に出していたと思います。
続いて首都北のバリンジャー・クレーター横に第5都市アトランタ。 銀1と 鉄2を確保。この自然遺産は効果が今ひとつのため必要ないのですが、隣接させれば将来天文台が建つので 科学的にもペイします。
最後に第6都市シカゴを首都南西の川沿いに建立し 銀1と 鉄6を確保。沿岸都市を確保するか迷ったものの、近くに他文明があるわけではないし、海産資源も無く都市国家が近すぎる理由から故意に沿岸都市を避ける。こうすれば海軍の心配は一切しなくて良くなるのもメリット。
「アメリカなのにランドパワーなんだ。」
解放ルートで私が意識していることは広く薄く都市を成長させることで、これが地主エリートと君主制を活かすため 首都をモリモリ成長させる伝統ルートと決定的に異なるポイント。 幸福余力も多めに確保し、後発都市を第2・3都市の規模に近づけるように伸ばしてゆく。
「人口成長は自然増に任せているぞ。」
「共和制&アルテミス神殿の二人三脚の立ち上がりは安定するよ。」
110ターン台にプレイヤー御用達のシスティーナ礼拝堂を建てるとか、エジプトさん相変わらず容赦無いです。この後グローブ座、ピサの斜塔、ウフィッツィ美術館などルネサンス期の遺産を総なめにし、合理主義まで開けてくる始末。スコアに反映されやすい人口、遺産、宗教を好む文明(他にもオランダ・ポリネシア・マヤ・エチオピアなど)はスコアが飛び抜けることが多いですが、実際はハリボテのようなものなのであまり気にする必要はないと思っています。癪に障ること甚だしいですがw
「遺産建設、大いに結構。しかし建てるならノートルダムと紫禁城を建てろください。」
「ノートルダム(じゃーん!)」
「紫禁城(じゃじゃーん!)」
大マップで122ターン国際議会の招集、うp主のプレイ歴の中でも五指に入る速度でした。 銀がダブついていたので別大陸と交流が早く持てたというのは喜ばしいことだ。いつも通り財政支出芸術を提出し、別大陸諸国との交流を深めつつエジプトの科学独走に歯止めをかける。AIはプレイヤーよりも内政の最適化が苦手なので、自身よりも相手のほうが減速率が大きくなる。勝負はまだまだこれからだ!
「ゴミ溜めの中にも美点を見出そう。」
ここで太古に建てたアルテミス神殿からの大技術者Pが貯まり、大技術者が誕生。余裕があればピサの斜塔を建設し大技術者を回収→南京の陶塔を建設しても良いです。今回はエジプトが国際議会を早期に召集した段階で諦め、研究ルートも建築へ一直線に修正済み。
「太古の遺産から出た大技術者Pを中世〜ルネサンス期の遺産に変える云々は、本来皇帝レベルまでしか通用しないのだが。」
「解放でアルテミス神殿を建てることで、創造主でも出来てしまうぞ。」
「低難易度での定石を無理なく使えてしまうのは、アメリカが実は強文明である証なのではないか?」
145ターン南京の陶塔完成。AIの優先度が低い遺産であるとは言え、大マップだと競争相手も増えます。創造主では無茶な冒険行為は自重し、負け筋を減らし手堅くいくのが一番良いと思います。 首都で浮いた ハンマーを国家遺産や隊商宿に変え、更に内政を確実なものとしていきます。
「アルテミス神殿から湧き出た大技術者で、南京の陶塔が一瞬で完成。有償の大技術者と無償の大科学者を交換したぞ。」
100ターン前後に同 宗教ボーナスや 交易路接続による好感度アップで隣国インカと友好を結べており、 研究協定も回していましたがこの後友好宣言は更新せず。外交関係ですがインカにはフランスやインドへ戦線依頼を通しつつ兵力を貯めこませるのを避け、それとは別に他大陸の強国デンマーク・カルタゴ・日本をあの手この手で懐柔し 戦争開始までに友好宣言締結を目指します。大砲ラッシュの準備も開始です。
商業オープン→合理オープン→政教分離主義→幌馬車隊。普通すぎる・・・もといペルシアレポの時と伝統以外同じ構成です。上の項で触れたように、大砲ラッシュを見据えた場合は、この時期に遠方の国への根回しや隣接都市国家の買収攻勢をかけ始め、その上複数国との研究協定に少しでも 資金が必要で、幌馬車隊を採用する誘惑に抗えませんw
「解放では実力主義もあるし、幌馬車隊は伝統より更に相性が良いと思う。」
解放ルートでは、都市が多く出費がかさむ上に社会制度から ゴールド収入が得られないため、キャラバンでの交易路は重要な資金源です。 首都ワシントンには市場、銀行、隊商宿を用意し幌馬車隊の効果も乗せ中々悪くない 金額が得られるようになりました。
「道路が安いと収入もガッツリ変わってくるよね。」
軍事ユニットの生産は第2・第3都市と首都で行います。ペルシアレポの伝統ルートでは首都は常に内政に専念させていましたが、解放ルートでは国力が各都市に分散しているため拘る必要がありません。その間は新興都市の出力を伸ばすことで 科学などを伸ばします。今回立地の関係でインカと戦争状態になった場合キャラバンを都市国家にしか出せなくなるため、一部は 首都へ ハンマーを送り各種国家遺産も一通り建ててしまうようにします。
ミニットマン生産直前のデモグラフィック。ガンジーが伸びてきており、ほどなく無線通信から現代入りして思想自由を採用。エジプトは何やってる?
「次回は手に入れた大科学者を更にあるモノに変えて暴れるぞ!」
同ターンの伝統型(ポルトガル)との比較です。こちらは既に都市が育ち切り、典型的な形が出来ていますね。
興味深いのは解放型と伝統型、どちらも識字率が寸分違わず同じということです。私のプレイスタイルが影響している部分も大きいと思いますが、これは驚きです。塩立地(実際は普通の伝統プレイでは無かったですが)とタメを張れるなんて、解放多都市型も侮れません。
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