シナリオ攻略/太古の遺産
概要
ああ、偉大なる指導者よ。壮大な建築と卓越した創造の術がそなたを栄光に導かんことを!
生まれたばかりのそなたの文明は、この肥沃な三日月地帯に入植できるという幸運に恵まれた。
やがて民の手により都市は発展を遂げ、戦争、貿易、科学、芸術を通じて国はより強固なものになるだろう。
されば巨大なモニュメントを建設してその成功を祝うのは至極当然のことだ!だが他国もそなたが偉大な文化遺産を作るのをただ指をくわえて見ているわけではない。
だからこそ、どこよりも先に、自国の都市に文化遺産の建設できる準備を整えることが重要なのだ。
そして最も巨大なモニュメント、最も偉大な文化遺産を手に入れた文明だけが、人類の歴史に永遠にその名を刻むこととなるだろう!
ルール詳細
勝利条件
9種類ある文化遺産すべてが完成した時点で、最もスコアが高い文明となる
建てた文化遺産の数が多いほどスコアも高くなり、文化遺産を持つ他文明の都市を征服してもスコアを獲得することができる。
特別ルール
- 通常よりも研究の実行と社会制度の獲得速度が遅くなっている
- 建てられた遺産が消滅しないよう、都市の破壊は禁止
- 研究を通して文化遺産を解除することができない
- 各文化遺産を建設するための条件は文化遺産ステータス画面で確認することができる
- ゲームスタート時から建設できるアポロ神殿に偉人を派遣することで一時的に他プレイヤーの文化遺産の建設状況を確認することができる
ユニット
名称 | 説明 |
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ヒッタイト・チャリオット
| ヒッタイト・チャリオットはヒッタイトの固有ユニットで、他の文明では戦車弓兵に当たる。しかし戦車弓兵とは違い白兵ユニットである。敵に突っ込んで前線を崩すことを得意としており、最初から「陽動 I」の能力を持っている。 |
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ファランクス
| ファランクスはシュメールの固有ユニットで、他の文明における槍兵に相当する。槍兵の生産には青銅器のテクノロジーが必要だが、ファランクスの場合は採鉱でよいため、早い段階から生産することができる。 |
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建造物
名称 | 説明 |
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ジッグラト
| ジッグラトはシュメールの固有建造物で、他の文明では寺院に当たる。ジッグラトは都市の文化力を向上させるため、文明の領土拡大と社会制度習得の速度を増加する。ジッグラトが建てられた都市には科学力ボーナスが供給される。 |
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ナイロメーター
| 食料+15%。市民を割り当てた氾濫原タイル1つにつき ゴールド+1。 エジプトのUBで他の文明では水車小屋に当たり、河川に面した都市に建設できる。 |
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ライオンズ・ゲート
| ライオンズ・ゲートはヒッタイトの固有建造物であり、他の文明における防壁に相当する。ライオンズ・ゲートは都市の防御力を向上させ、占領されにくくする。またその都市の文化圏の成長速度を25%向上させ、 ゴールド+2を供給する。 |
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自然遺産
名称 | 生産力 | 捕捉 |
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アララト山
| 1 5 | |
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オリュンポス山
| 2 5 | |
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カッパドキア
| 2 3 | |
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テラ山
| 5 | |
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参戦文明
文明 | 指導者 | 文明 | 指導者 |
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ギリシャ | アレクサンドロス | エジプト | ラムセス2世 |
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シュメール | ギルガメシュ | ペルシャ | ダレイオス1世 |
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ヒッタイト人 | ムワタリ | |
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都市国家 | 軍事 | |
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文化 | |
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海洋 | |
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初期状態
攻略
各文明共通事項
- 毎ターンのように蛮族の野営地が出現する。
このシナリオにおいて、蛮族退治は以下のように重要な意味を持つ。
社会制度「名誉」の解禁は、ほぼ必須と思われる。
- 経験値獲得による軍事ユニットの強化、
大将軍(神託を受けられる偉人)の獲得、および軍事系遺産の解禁。
- 野営地占領でのゴールド収入による、国家収入の補填、
および経済系遺産の解禁。
- 社会制度「名誉」開放とセットでの、文化獲得による社会制度取得、
文化系遺産の解禁。
- 設定上、テクノロジー取得に通常以上の時間がかかる。
古代遺跡による、テクノロジー獲得も重要。最低でも1つ、
できれば2つ以上のテクノロジーを無償で獲得したい。
- 社会制度の獲得も、通常よりかなり遅い。
難易度国王で「名誉」は解禁のみ、「開放」をコンプした段階で192ターン。
このころにゲーム終了を迎えるだろう。
- 軍事都市国家からもらうユニットが、蛮族退治に役立つ。
弓兵と戦車弓兵が適任。
特に戦車弓兵は足が早く、野営地を荒らし回ることができる。
- 都市国家の労働者が、よく蛮族に拉致される。
開放してポイントを稼ぐとよい。
- 都市は破壊できない。不要なAIの都市を攻撃しないこと。
場合によっては、AIに都市を譲ることも必要。
- 国王・皇子程度の難易度であれば、自都市は4つまでにしておくのが安全。
終盤に、文化遺産を保有するAI都市を落とすことも考え、
幸福には余裕を持たせておいたほうがよい。
- かといって、都市が少なすぎる、あるいは成長が不十分だと、
ユニット数上限にかかり、超過1ユニットにつき、生産力が全都市で10%も低下する。
なお、ユニット数上限は、F3キーで確認できる。
軍事都市国家からの派遣も考慮し、ユニットの生産しすぎに注意。
- 難易度国王では、最初の遺産「アポロ神殿」は、
ペルシアAIが65ターン目に完成させることを確認。あくまで目安として。
- 偉人をつくりづらい。
蛮族退治による大将軍獲得、寺院による芸術家スロットからの大芸術家が本命。
(神託を受ける実績の解除を狙うなら、2人の偉人が必要。)
- 神託で偉人は消費しないが、神託を受けることができるのは、1偉人につき1度のみ。
5ターンの間、文化遺産の建築進行状況を確認できる。
(最も建築の進んだ文明と、蓄積ハンマー数が表示される)
「神託には5ターンかかる」とか言われるが、おそらく誤訳。
- 神託を受けるには、偉人をアポロ神殿のある都市の2ヘックス以内に侵入させる。
つまり、基本的には通行条約が必要。
関係が悪い場合は、すべてを差し出しても通行条約を結んでくれないことがあり、宣戦と強行侵入が必要となる。
神託の実績解除を狙う場合は、注意が必要。
- 神託の実績を解除したいのであれば、早めに大芸術家を出した方が良い。
ゲームが進むほど、他の文明との関係が悪化し、通行条約が結びづらい。
早めに寺院を建て、芸術家を雇用する。自動に任せず、手動雇用が安全。
もうひとりは大将軍でOK。
- 工房による技術者スロットからの大技術者、
社会制度「開放」コンプによる任意の偉人獲得は、
ゲーム終了までに間に合わない可能性がある。
- AIはペルシャ、エジプトがライバルとなりえる。
シュメールは国力が伸びにくい。ギリシャは立地が離れており、
ヒッタイト側に都市を建設することもなく、ほとんど姿を見ない。空気。
ヒッタイトAIは未検証。
- エジプトの首都メンフィス、またはペルシャの首都エクバタナに、
3つ以上の遺産を建てられることが多い。
実績解除を狙うなら、この首都を落とす必要がある。
- エジプト首都は平坦で、アフリカ北岸から西に回り込めば攻めやすい。
通行条約も不要。ペルシャ首都は丘陵の奥にあるので攻めづらい。
- 都市戦では、カタパルトと剣士が主力になる。
弓兵では弱すぎて、序盤であっても、都市にはほぼ1ダメージしか与えられない。
弩兵解禁は遠すぎて、実戦投入前にゲーム終了となる可能性が高い。
- 鉄の資源数不足に注意。カタパルトが不足していると、都市攻めがきつい。
資源2倍の文明特性と、ヒッタイト・チャリオットの存在により、
ヒッタイトは都市攻めに有利。
- 中世の騎士・弩兵・トレビュシェット・長剣士は、テクノロジー解禁が遠い。
アレク建設の無償テクノロジーによる解禁は可能だが、
その頃にはゲーム終了が近い。
長槍兵であれば、活躍の機会はあるかもしれない。
- アレク、またはファロスが最後の遺産となるだろう。
最後の遺産が完成した時点で、ゲーム終了となる。
- ゲーム終盤になると、軍事力が劣っている文明から、宣戦布告されることがある。
遺産を多く保有しているかどうかも、関係している可能性あり。
宣戦されても口先だけで、敵軍事ユニットの姿を全く見ないまま、
和平を申し出てくることも多々ある。
エジプト
難易度は創造主に準拠。その他の難易度でも通用すると思いますが、効率的では無いかもしれません。(バージョンは1.0.1.511)
指導者特性によりとにかく文化力を算出しやすい。文化系の世界遺産を狙っていくといいだろう。
文化系施設の数が重要になるため、序盤から都市を積極的に建てていくと良いだろう。
新しく建てた都市ではまずモニュメントを建てておきたいところ。
都市の数を増やせば歳入も増えるため、経済系の遺産も同時に狙えるのがポイント。
テクノロジーのコストが上がっていることもあり、古代遺跡の恩恵は通常のゲーム以上に高くなっている。
序盤に斥候を2体程度出して周囲の探索に当てるといいだろう。
テクノロジーは基本的に幸福資源に合わせて研究していけば問題ない。科学系の遺産を建てるのは難しいため、筆記の優先度は高くない。
軍事系遺産は弓術さえ有れば比較的簡単に狙えるため、早めに取りに行くといいだろう。
ヒストリカルマップでは、他文明から離れて配置されており、その間には都市国家が複数存在する。
また西には広めの砂漠が存在し、多数の古代遺跡を探索するチャンスがある。
川沿いスタートかつ南にも川が続いており金銭面でも優秀なため、おそらく一番実績解除に向いているだろう。
唯一の難点は生産力に乏しい点。幸い海沿いには丘陵が存在するため、早々に開拓者を出して生産都市を確保すると良いだろう。
難易度:皇子の場合
アポロ神殿は、他文明に譲ってよい。残りの遺産は、すべて取得できる。
序盤に解禁となる遺産は、ハンマー優先で建設を急いだほうがよい場合もある。
都市3つ保持したあたりから、幸福管理に悩まされるかもしれない。適度に成長を停止させて、都市数を増やそう。
といっても、クリアには首都、首都の北(綿花)、首都の西(金・銀)、首都の東(鯨)の4都市があれば十分。
5つ目の南西(香料)または紅海東(真珠)の都市は、十分に成長する間もなくクリアを迎えるだろう。
コロシアム建設可能になれば、幸福管理はかなり楽になる。
また、終盤の研究協定は、ゴールドの無駄になりやすい。
中盤から終盤にかけて、ゴールド不足となる場合もあるので、無駄遣いに注意。
(幸福資源取得のための作業船は、優先して購入してよい。)
蛮族がどんどん発生するので、弓兵・戦士コンビで積極的に退治しに行こう。
(ファロス灯台解禁と、都市国家の労働者解放→友好度上昇による軍事ユニット無料供給のため。)
最終盤のファロス灯台と、テクノロジー20取得で解禁のアレクは、ほぼ同時期に作成開始できるようになるだろう。
ピラミッド建設によって将来得られる大技術者は、ファロス灯台建設のために保持しておくとよい。
都市国家から軍事ユニットの供給を受けつつ、首都の西(金・銀)都市でヒマな時にカタパルトあたりをつくっていれば、攻め込まれる心配はない。
また、こちらから戦争を仕掛ける必要もない。
なお、マップの開拓(偵察)がめんどうなら、マップ上半分や右端近くには、ユニットを派遣しなくても、クリアするうえで問題はない。
ギリシャ
シュメール
ヒッタイト
以下は、難易度国王の場合。
- ヒッタイトは、周辺に丘陵や森林が多く、
蛮族の野営地が出現しやすいので、国土防衛が大変。
国境近くに出現し、すぐ領内に侵入してくることもある。
領土を囲むように、弓兵を丘陵上に配置しておくのがよい。
- ヒッタイト・チャリオットは高価だが、白兵ユニット扱いで解禁が早く、
最後まで使える。最初から「陽動 I」の能力を持っていることもあり、
平地では無類の強さ。
安心して単独行動できるだけでなく、都市攻撃にも使える。
- 黄金期以外は、慢性的にゴールドが不足しやすい。
首都で交易所敷設、蛮族の野営地収入で補う。研究協定は不要。
- 序盤、軍事的に優勢なら、AIに宣戦して開拓者や労働者を奪い、
賠償金をもらって和平することもできる。
この賠償金は、時に500Gを超える。
- ただし、宣戦を繰り返すと、賠償金さえ出さなくなり、
当該国以外との関係も悪化する。
神託を受けるつもりならば、通行条約のためにも、
世界を敵に回さないようにしたほうがよいだろう。
- 首都の3タイル先に位置するであろう大理石は、
ゲーム終了までに都市圏拡張が間に合わない。
連続でタイル購入すれば、入手は可能。
早期に買ってしまっても良い。
- 第二都市は、首都南西の真珠・鯨・金。
真珠・鯨のタイルおよび作業船は、購入するのが早い。
連続でタイル購入すれば、3タイル先の綿の入手まで可能。
放置では、ゲーム終了までに綿タイルまで都市圏が伸びない。
ロードス・ファロスの建設予定地。
- 第三都市は、首都すぐ東の毛皮・絹・鉄。
幸福確保を急ぐのであれば、絹タイルは購入。
- 第四都市は、さらに東の宝石・染料。
象牙は、隣のタイルまで都市圏が伸びてからの、タイル購入でも間に合う。
- 第五都市は、これまで以上に幸福資源に恵まれたポイントがないので、
見合わせたほうがよいかもしれない。
特に、文化遺産のある都市を攻め落とす予定がある場合は。
ペルシャ