プレイレポ/Civ5/伝統で行こう!/説法五日目「光陰矢のごとし」
「こんにちは。今日は内政について初級者の皆さんが悩みそうな所をアドバイスしていきますよ」
外交関係は次回作の「解放で行こう!」で、軍事関係は次々回作の「名誉で行こう!」でそれぞれの担当の方が受け持つ予定です。
簡単な作りのミニコーナーですが皆さんのお役に立てれば幸いです。
「定番中の定番ですね。ユニットは維持できないわ研究力は低下するわと文字通り『じり貧』です」
・川沿いに都市を建てよう
川沿いのタイルは通常より +1ですので川無し都市とは断然違います。
開始間もない頃の探索では付近を満遍なくというのも良いのですが、解放からの都市設置重視ならひたすら川に沿って探索していくのも悪くなかったりします。
・むやみに建築物を建てないようにしよう
建築物は維持費との兼ね合いです。都市が多くなれば生産や研究施設は有望都市のみに絞っても良いでしょう。
以下に大雑把な分類をまとめてみました。意見の一つとして参考にしてください。
-全都市に有っても良いもの-
モニュメント・図書館・コロシアム・金銭系(市場等)を初めとする維持費無料系・石工所
-状況を見つつ建てていきたいもの-
寺院・オペラハウス・食料系・大学・工房・劇場・スタジアム
-必要かどうかよく考えて建てたいもの-
水車小屋・兵舎系・公立学校・庭園・厩舎・溶鉱炉・港・港湾・工場
-建てるべきか熟考を要するもの-
博物館・放送塔・風車・研究所・発電所
・交易路は人口が増えてから
交易路の収入は人口に比例します。
遠い都市ほど道路の維持費を超えるまで時間がかかるでしょう。
収支がプラスに転じれば労働者選択時に「道路引こうぜ!」マーカーが出るのでそれからで基本良いでしょう。
もちろん兵や労働者等を行き来させるために赤字覚悟で引くことも時には必要です。
鉄道は道路の二倍の維持費がかかるので敷設の際は費用対効果を考えましょう。
・むやみに農場・鉱山ばかり作らないようにしよう
主要生産・研究都市で無い限り人口もハンマーもそれほど多くは要りません。
特に農場は下手すると人口が増えたのでその人口を維持する食料のためにさらに農場を…と際限なくなります。
農場は敵の侵入・略奪に備え市民配置済み数より1~3多め、鉱山は主要都市以外なら思い切って切り捨て全部交易所でも良いでしょう。
森林は生産都市以外ではバランス悪いため他に使えるタイルが無くなってきてから状況に応じて伐採or製材所か交易所建設を考えましょう。
・寡頭制を取ろう
一体削ってみれば分かりますが軍事ユニットは結構な金食い虫です。
寡頭制を取ることにより駐留中の維持費無料はもちろん、防衛戦力を縮小できることが大きく財政健全化に繋がります。
独裁政治開放も良いと言えば良いのですが、その頃でもカツカツと言うのはそこまでを見直すべきです(笑)
・余っている資源は売ろう
自分が使う余裕分を除き、鉄や馬・幸福に余裕があるなら幸福資源も売りに出してしまいましょう。
鉄や馬は一度の売り数に制限はありませんが一定数を超えるとレートが下がるようです。
ただし戦略資源はローマに鉄・モンゴルに馬など軍事でブイブイ言わせている&言わせる可能性の高い国家に売る場合は良く考えましょう(笑)
意外に忘れがちなのが自分と同じ幸福資源を持っている都市国家と同盟した時です。
自分の分を売りに出せますので他国からの買収に気を付けつつ売りに出しましょう。
「これまた定番中の定番ですね。人が増えないので国力は伸びず建造も滞り良立地を奪おうにもすぐ不満状態で侵攻停止とどん詰まりです」
・人口増加を調節しよう
人口が増えた分だけ幸福度は下がっていきます。
都市拡張や侵攻の予定があるならば市民配置で食料を±0に近づけ、人口の伸びを止めておきましょう。
専門家に突っ込むのも良いでしょう。
ぶっちゃけ「成長を停止」にチェックを入れるのが一番簡単なのですが、それだと出力効率が悪くなる場合が多いので(笑)
傀儡都市の場合、ゴールドの出るタイルに人を配置していくので、丘陵や森に交易所を建て、草原には農場を建てることである程度コントロールできます。
・社会制度を上手く使おう
貴族制・実力主義・戦士階級・軍隊の常備あたりから二つ三つ取り、コロシアムを建てれば1都市当たり幸福度4~6は稼げます。
これは人口をほとんど増やさない前提なら(人口1で-4)ひたすら都市を置いていけるレベルです。
あとは都市が獲得した幸福資源や遺産効果等で獲得した分を伸ばしたい都市に振り分ければOKです。
・幸福資源を輸入しよう
幸福資源のある場所に都市を建てても余剰分はカウントされない。
交換しようにも余剰を持っている相手に限って売りつける物が無い。
良くある話ですがその場合は売れる相手に現金で売ってその金で余剰国から輸入しましょう。
外交関係が悪くなければ同じ額で取引できます。
都市国家買収資金に使って間接的に輸入するのも良いですね。
「我がインド文明を使お…いや何でもありません(笑)」
「MAPや資源配置次第でもありますので一概には言えませんが、その都市の主要な地形はどれか、で大体決められます」
-草原-
2のため人口増加に適している反面、 に悩みやすいです。
森林は貴重なハンマー源としていくつか製材所にして置いた方がバランスは良いでしょう。
適度に農場、その後交易所を建てまくることでお手軽金銭都市になります。
人口が増えやすいことから研究都市にも向きます。
丘陵も交易所にしてしまい大学以降は金で買ってしまいましょう。
社会制度「自由思想」を取ることで研究力は飛躍的に伸びます。
川沿いなら農場・庭園・民族叙情詩等を建てることによって偉人都市にもできます。
別の場所で生まれた偉人も持ってきて片っ端からパネル化すれば最終的には超高出力都市にもなれます。
-平原-
農場を建てることで 2 1となるため手間も負担もかからない着実な成長が期待できます。
川沿いであれば大器晩成型の生産都市になれるでしょう。
反面成長速度は遅めと言え、交易所も建てづらいため金銭面は辛くなりやすいです。
川無しで各種資源も薄いのなら取りに行く必要性は薄いですね。
戦略上建てなければと言うのなら図書館大学(専門家x2)モニュメントコロシアム他無料系だけ等に抑えた小人口都市でも良いと思います。
-丘陵-
資源に頼れない場合、何はともあれ食糧の確保が第一です。
川(湖)沿い丘陵へ農場を建て、森林は交易所で食料系施設の維持費確保。
そうすれば強力な生産都市として成長するでしょう。
一・二都市くらい鉱山改善で生産特化にしておくと良いですがそれ以降は丘陵交易所で金とハンマーのバランス都市でも良い感じです。
「特定の作戦を予定していて遺産建設に注力したい、と言うので無ければ基本早ければ早いほど良いです」
序盤の領土は早い者勝ちです。
私は必要とあらば人口2の時点で開拓者作り始める時もありますよ。
好立地を早々と抑えまくれば他文明はそれだけで成長が伸び悩みます。
…創造主はいかんともし難いですが、まあこのコーナーの対象で無いですしね(笑)
若い都市ほど人口は伸びやすいですし、人口が伸びれば各種出力に加え交易路での収入も上がります。
のんびり首都を育てていると幸福度を消耗しすぎてしまい、新都市を建てづらくなるからと言う意味もあります。
一時的な不幸で成長を止めたくないなら幸福資源の直上に都市を建ててしまいましょう。
外交関係が悪化しやすいのが悩みの種ですが、そこは確保した資源を贈り物にしたりしてしのぎましょう。
え?宣戦された?初っぱななら弓2~3と防壁でもあればまず落ちませんよ。
と言うわけで新都市で弓1部隊くらいは1手目か2手目には早々と作っておきましょう(笑)
「そんなのあったら苦労しませんよ…と言いたいですがまあいくつか定番の戦略はありますね」
-TOTO合理-
このwikiを見に来ている人ならまず知らない人は居ないでしょうと言える鉄板コンボです。
南京の陶塔建設&合理主義開放で研究協定の効果を2倍にする作戦ですね
研究協定が完了する度に笑えるくらいテクノロジーが進みますよ。
陶塔は開放コンプかハギア効果で出た大技術者を使うと安定します。
そこからもう一歩踏み込んで港まで研究→陶塔の大科学者で天文学取得→ルネッサンス入りで合理開放&天文台建設とかやっても楽しいですね(笑)
-(解放)ハギアTOTO-
(解放コンプで大技術者を貰い)ハギア建設で大技術者を貰い南京の陶塔建設をするという一連の流れです。
・ハギアは同時開放のアンコールワットより人気が低くGetしやすい(下手するとワット建設の報を受けてから慌てて作りだしても間に合う)
・人気の陶塔をほぼ確実にGetできる(無論それまでに作られてないのが前提だが)
・陶塔と同時に大学やノートルダムも開放されるため都市の建設計画が一気に楽になる
・ハギア自体の効果も悪くない
と成功率&作戦効果が高いので内政優先で行くなら是非とも狙っていきたい作戦です。
-NCスタート-
首都のみで国立大学(National College)建設まで速やかに進める戦略です。
序盤から研究力がかなり強化されます。
相乗効果を狙って筆記からアレク図書館建設→アレクジャンプで哲学取得→国立大学建設がオススメです。
アレク建設中に他のテクノロジー研究に移れますので内政が偏りにくいのもポイントですね。
-官吏ジャンプ-
アレク官吏とかアレクジャンプ官吏とかとも言われます。
畜産→トラップと研究した後筆記からアレク図書館建設→官吏取得の流れですね。
官吏の性質上、川沿い都市が無い(狙えない)と効果はイマイチです。
有用な世界遺産チェチェン・イツァが早々と開放されるため、新設したばかりの第二都市で無理矢理着手しても大抵取れるのが魅力でもあります。
しばらくの間象牙か毛皮しか幸福資源が確保できないため、これらが近くに無いと人口が伸び悩みやすくなるのが欠点です。
アレクは人気遺産なので皇子でも失敗する可能性が有り、不死以上では難易度が非常に跳ね上がります。
-アレク庭園-
畜産で出力upを狙いつつそこからアレク一直線で建設中に弓術と車輪を研究→数学取得で空中庭園着手と言う流れです。
空中庭園一直線では偏りすぎで内政が出遅れる弱点をカバーした戦略ですね。
空中庭園自体は人気遺産ですがAIの数学の研究優先度は高く無いため高難易度で無ければ大抵成功します。
幸福資源確保が出遅れる弱点は官吏ジャンプと一緒です。
-市民ピラミッド-
社会制度「市民権」とピラミッドのコンボです。
最低でもこのコンボが完成した時点で作業速度2倍になった労働者が3体出現しています。
よっぽど拡張を急ぐ&僻地都市で無い限りゲーム終了までこの3体だけで大抵人員は足りるくらいです。
労働者は地味に金食い虫なのでこの効果は結構大きかったりします。
道路が2ターンで建設できるためみるみる伸びていく様は圧巻です。交易路もすぐ繋がります。
略奪されたタイルの修繕が1ターン、つまり即時終了するのも地味に魅力です。
侵攻の際は侵攻路建設に一人連れて行くと用兵が大きくはかどるでしょう。
-研究予約-
テクノロジーツリーでshftキーを押しながらクリックすることで研究順を任意に予約できます。
そうすれば研究協定効果で研究中テクノロジー完了後の余剰分を任意に振り分けることが可能になるのですよ。
ランダムで重要で無い技術に配分されて困る、と言ったことが無くなるわけですね。
-秀吉作戦-
交易路は繋がるまでは維持費がどんどん積み増しされて財政を悪化させます。
その上その分を取り戻しプラスに転じるまでの期間も長くなってしまうわけですね。
そこで秀吉の清洲城防壁(塀)修理にあやかって複数の労働者を一定間隔に配置して一気に作ってしまうと言う作戦です。
さしずめ侵攻の際に敵陣の目の前に都市をねじ込むのは「墨俣城」ですかね(笑)
-ゴールドラッシュ&ゴールデンハンマー-
黄金時代中は が出るタイルからの +1に加え都市の生産力が20%UPします。
そこでこの期間中はゴールド重視や生産重視にすることでこの恩恵をより高い効果で受けようという作戦です。
偉人を使わず囲って置いて世界遺産建設や戦争開始等ここぞと言う時に任意で黄金時代を起こせばより効果は高くなるでしょう。
さて、取りあえずざっと駆け足で並べてきました。
皆さんの助けになれば幸いです。
もし他に何か質問がありましたらコメント欄にてお申し付けください。
内政面でしたらここで、外交と軍事は最初に述べましたとおり次回作以降で可能な限りお答えしますので。
それでは皆さん、楽しいciv5ライフをお送りください。
ご質問、ご感想等有りましたらお気軽によろしくです^_^
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