Civ4との違い
シヴィライゼーション5では、4とは違った方向に進化を遂げました。雰囲気やシステムなど様々なところが変化しています。
Civ5は未だパッチリリースの続く発展途上のゲームであり、これからも変化していくものと思われます。
よく言われる変化
- 戦略的戦争から戦術的戦争に
今作ではユニットのスタックができなくなりました。
大量のユニットで戦争をしていた4に比べ扱うユニットの数が減り、1体1体のユニットを長く使っていけるバランスになっています。
少数のユニットで戦況を変えることもできるため、「各ユニットをどう動かすか」という戦術的視点が必要になります。
- 志向の廃止
各文明の性格づけが、志向の組み合わせによる差別化から、個別の文明特性へと煩雑化されました。さながら異種格闘技の様相。
当然覚えることも増え、記憶の効率化が難しくなっています。
- 初期技術の一本化
十把一絡げで農業スタートです。
文明ごとの初期技術差がなくなり、展開・戦略の自由度が上がった一方で、個性が失われました。
- 技術交換廃止
文明間の技術交換はできなくなりました。全てのテクノロジーは基本的に自力取得になります。*1
一応、相手文明と資金を出しあう共同研究(研究協定)をすることで、多くの科学力を得ることができます。
- AIがお安い
驚きの安さで他国にけしかけられ、差し向けた相手から恨まれることもありません。
前作に比べて非常に良心的になったと言えるでしょう。
今作から導入されたもの・変更点
都市国家
今作で追加された大きな要素の1つ。
都市国家は、1都市のみで構成された小さな文明のようなものです。都市国家に対する影響力を得ることで、資源を得られたり戦争に加担してもらったりと恩恵を得ることができます。
政治体制/社会制度
タイル/道路
マップのタイルがスクエア(四角形)からヘックス(六角形)になりました。
ユニットのスタックができなくなり、各タイルにつき1体のユニットしか置けません(軍事ユニット+市民ユニットの組み合わせならスタック可)。
また、敵ユニットと隣接していると移動力が落ちてしまうZOCも導入されています。
各資源は道路を繋がなくても活用できるようになりました。道路はユニットの移動を助けたり、都市間に引くことで交易収入を生み出すために使います。
都市砲撃・防御力
その他・廃止されたもの
衛生、スライダー、企業など