スパイ Edit

スパイとは? Edit

ゲーム中、いずれかの文明がルネサンス時代に突入すると、すべての文明が [spies]スパイを1人獲得する。
スパイ入手後、スパイ活動概要から指令を出すことでスパイを利用できる。
なお未行動のスパイがいる場合、概要ボタン下に未行動のスパイの数が表示される。

スパイは対象都市にスパイ・外交官のいずれかとして送り込み、潜入先に応じた任務が可能になる。
なお、任務のほとんどがパッシブ効果となり、プレイヤーの操作が求められるのは概ね任地変更や新規スパイの配置のみとなる。

赤文字の任務は、失敗時に担当スパイが死亡する可能性がある
スパイが死亡した場合、数ターン後に代わりのスパイが雇用され枠を埋める

スパイのステータス Edit

スパイには新米→中堅→熟練の3ランクがあり、ランクが上がるごとに各種成功率の向上、技術奪取までの時間短縮などの効果がある。
ランクは技術窃盗・防諜任務の成功(他国スパイの捕殺)によって成長する。
ただの諜報活動や対都市国家ではランクアップは発生しない。
また、国家遺産の国家情報局は所有スパイ全てのランクを恒久的に+1底上げする。
ランク自体は熟練止まりとなるが、観光影響からの補正により、任務能力は最大で熟練+2段階まで高まる。

名前については、雇用される際に文明ごとの固有の名称の中からランダムでひとつ選ばれる。
名前の別による優劣はない。

スパイを増やすには? Edit

Spy.pngスパイ活動 Edit

準備段階 Edit

スパイの移動は諜報画面から行うことができる。
現在地との距離に関係なく、移動には1ターンが必要である。
自国都市以外に移動したスパイは、続いて5ターンの内偵調査を行う。

この調査により、その都市のポテンシャル(窃盗能力)が判明。
これは文明の都市のみに設定されるパラメータで、値が大きいほど技術窃盗に対して脆弱となる。
基礎ポテンシャルは都市の科学力*1の100倍に、都市建造物などによる補正が加わったものである。

実際の運用では、これに担当スパイのランク1つ毎に+25%の補正を加えた実質ポテンシャルを用いる。

ポテンシャルは都市の最終出力を根本とするため、人口が多く天文台・国立大学など科学建造物の揃った都市がターゲットとして最適である。

ポテンシャルを表す星は、最新情報で判明している他文明の都市でもっとも高いものを星5つとしたときの比である。
基本的に先進国首都がもっとも高いため、それ以外の都市しか判明しないうちは星の数はあてにならない。
なお、自都市のポテンシャルは内偵を経ずスパイ導入後まもなく判明する。

内偵調査が完了すると都市の詳細確認が可能になり、技術奪取・選挙工作・政変といった活動に入る。

他の文明での潜入任務 Edit

その文明に対して観光影響が高いと、内偵・任務が有利になる。

都市国家での潜入任務 Edit

その都市国家と同盟中の文明に対して観光影響が高いと、内偵・任務が有利になる。

自国都市での駐留任務 Edit

スパイの露見 Edit

他の文明の都市でスパイ活動を行う際、次のイベントが起きる可能性がある。

観光影響による効果 Edit

他の文明に対して [tourism] 観光による影響力が高いと内偵期間が短縮され、駐留中のスパイにランクボーナスが加わる。
たとえば対象文明への影響力が支配的に達した文明の都市では、新人スパイが熟練スパイ同様にはたらく。
また、ランク自体は熟練止まりとなるが、このボーナスはスパイ能力をさらに+2段階まで高める。
都市国家については、その都市国家と同盟中の文明に対する影響力が参照される。
すなわち自文明が同盟中の都市国家に対してはノーボーナスとなる。

影響力当該文明同盟中の都市国家
内偵スパイ能力内偵スパイ能力
不明10%未満5ターン-5ターン-
興味10~29%--
親しみ30~59%1ターン--
人気60~99%-*71ターンランク+1
影響力大100~199%ランク+1
支配的200%以上ランク+2ランク+2

Diplomat.png外交官 Edit

敵対していない他文明の首都に駐留させるとき、外交官・スパイのどちらかに任命できる。
都市国家・敵対国・首都以外に着任させた場合は、従来通りスパイのみ。
一つの都市に外交官とスパイを同時に配置することはできない。

外交官として任命すると、移動・顔合わせで計6ターンの後、以下の効果を得る

また、グローバル化(情報時代)取得後は、外交官1人につき世界議会での票数が+1追加される。

外交官は駐留国と敵対すると強制送還されるが、それによって外交関係の悪化や外交官が処刑されるといったことはない。
なお世界議会が開催されるまでは、その情報は開示されない。





*1 都市画面左上の出力値・交易収入などを含むが、生産力での直接生産は含まない
*2 無償獲得同様、研究不能なものを一足飛びに取得することはできない
*3 任務途中で潜入し直せば更新すること自体は可能だが、それまでの調査時間がリセットされるとともに相手の技術進歩も反映されるため、大抵は所要ターンが伸びてしまう
*4 他に取得済みの文明と接触済みの場合、コスト割引
*5 テクノロジー数の少ない
*6 おそらく同盟した国の影響力の1.5倍
*7 ゲーム内で、人気以上でランク+1と説明されるが反映されていない模様