#author("2017-03-27T04:33:58+09:00","","")
*交易について [#v10d25a2]
#author("2017-05-03T22:48:31+09:00","","")
無広告wikiのために執筆した記事のため抹消します

交易はBNWで追加された要素です。
交易路は交易ユニットによって二都市間で開設され、毎ターンそれぞれの都市に&gold;ゴールドなどの収入をもたらします。
ゴールドのやりくりに悩む序盤から、国家が肥大化する終盤まで文明の経済を支えます。

#contents

** 交易の行い方 [#sf0bdd36]

ユニット「隊商」を生産または購入し、交易の命令を出すことで交易が開始されます。沿岸都市ではユニット「貨物船」によっても交易が可能です。
隊商は陸地タイルの移動によって到達できる都市のみを交易対象とします。他方、貨物船は海洋タイルで一続きになっている沿岸都市のみを対象とします。
所有できる交易ユニットは、後述する交易路の上限数と等しくなります。これは隊商と貨物船とで共有します。

交易ユニットは視界及び防御手段を持ちません。そのため、蛮族や戦争相手により略奪(即時破壊)される恐れがあります。

一度交易を開始すると、30ターン((ゲーム速度:スタンダードの場合))の経過、略奪等による交易ユニット損失、戦争や取引による都市所有者の変動、世界議会による交易禁止の発動、などが起こらない限り交易はキャンセルできません。
また、上記いずれかの条件を満たした場合交易路はリセットされ、再度交易路を割り当て直す必要があります。
交易相手との開戦によっても終了しますが、その際その相手と交易中の交易ユニットは全て即座に破壊されます。

*** 交易路の数 [#v46935dd]

所有できる交易路の数には上限があり、それを超えて交易路・交易ユニットを保有することはできません。
以下のテクノロジーや遺産を1つ獲得するごとに、交易路の上限数が1つ増加します。

&color(blue){''ヴェネツィア''};は指導者特性により上限数に''+100%''のボーナスを受けます。
|~ |~太古|~古典|~中世|~ルネサンス時代|~産業時代|~現代|~原子力時代|
||110|140|110|110|110|110|110|c
|~テクノロジー|畜産&br;帆走|工学|羅針盤|銀行制度|生物学|鉄道|ペニシリン|
|~世界遺産||&color(purple){''ペトラ''};&br;&color(purple){''ロードス島の巨神像''};||||||


*** 交易路の範囲 [#k220868c]

交易路の範囲には上限があり、範囲外の都市に交易路を開設することはできません。
範囲の初期値は、陸上交易路で10タイル、海上交易路で20タイルです。
交易路の範囲は以下の要素によって拡大します。

&ref(アイコン/その他2/carav.png,nolink); ''陸上交易路''
- ''内燃機関''(現代)により''+10''
- &color(blue){''アラビアUA''};により''+5''
- 起点となる都市に隊商宿があると''+50%''
-道路・鉄道による&moves;加速効果を受け、到達距離が伸びる((&color(blue){''イロコイ''};はUAにより森林・ジャングルも道路扱いとなる))

&ref(アイコン/その他2/cargo.png,nolink); ''海上交易路''
- ''羅針盤''(中世)・''冷蔵技術''(現代)により''+10''
- 起点となる都市に港があると''+50%''


** 他文明との交易路 [#c2429807]

他文明や都市国家との間に交易路を開設すると、双方の都市に&gold;ゴールドをもたらします。また副産物として、&research;科学力や宗教圧力ももたらされます。
ほとんどの場合、交易路を所有する文明の方が多くの収入を得ます。
いずれも都市出力とは別計算となり、市場や大学などの+X%効果は乗りません。
交易路で見込まれる収入はあらかじめ[[交易路概要の中央タブ>ルール解説/操作説明/インターフェイス解説(2)#cd627698]]で確認できます。

''ゴールド収入の内訳''
交易路のゴールド収入は以下の要素から決定されます。

- ''基礎値''
相手が文明国であれば&gold;''+1''

- ''両都市のゴールド収入の5%''
これは建造物からの増幅分を含みますが、交易路による収入は含みません

- ''片方の都市だけにある高級・戦略資源1種類につき&gold;+0.5''
これは交易路の所有者にのみ適用されます
文明全体ではなく、都市ごとであることに注意してください
&color(blue){''ポルトガル''};はこの値に''+100%''のボーナスを受けます

- ''両都市の建造物による補正''(別項参照)
たとえば起点となる都市に隊商宿があれば&gold;''+2''が加算されます

- ''指導者特性・社会制度などによる補正''(別項参照)
たとえば目的地がモロッコの都市であれば&gold;''+2''が加算されます

これらの合計に、以下の補正を掛けた値が実際の収入になります。

- 陸上交易路の場合、都市が川沿いにあれば''+25%''
- 海上交易路ならば''+100%''

''&research;科学力''
目的地が都市国家でない場合、相手方のみが所有するテクノロジーの数の半分(小数切り上げ)の科学力が双方にもたらされます。
さらに相手が観光影響下にあれば''+1~4''のボーナスが加わります。

''宗教圧力''
互いの都市が宗教の自然伝播圏内にない場合、自然伝播と同じだけの宗教圧力を相手都市に与えます。
互いに違う宗教を信奉している場合、互いに宗教圧力を与え合います。
&color(blue){''アラビア''};は相手に与える宗教圧力に''+100%''のボーナスを受けます。

''&tourism;観光''
交易路を1つでも開設している文明に対する観光力は25%増加します。
どちらの文明が開設した交易路でも構いません。
社会制度「美学-文化交流」によりさらに+15%増加します。

''外交感情''
交易中のAIはヘイトが下がります。
交易中の都市国家に対しては思想「自由Lv3-条約機構」により影響力''+4''のボーナスを受けます。

''その他''
&color(blue){''モロッコ''};は交易相手1つ毎にゴールド・文化力にボーナスを得ます。
これは都市国家を含み、また他者から引かれた交易路でも構いません。
ただし、同一の相手と複数の交易路が結ばれても効果は重複しません(高級資源の幸福効果と同じです)。
また、この効果自体は交易ではなく文明からの収入となります。

***補正内訳 [#d015b272]
-''自国交易路''
自国都市から他国に引いた交易路へのボーナス

-''他国交易路''
他国から自国都市へ引かれた交易路へのボーナス
対外交易路を誘致しやすくなり、結果として自国収益につながる

|>|>|~補正要素|~&ref(アイコン/その他2/carav.png,nolink,陸上);|~&ref(アイコン/その他2/cargo.png,nolink,海上);|~対象|>|~ボーナス|~ |~時代|>|~コスト|~維持費|h
|~|~|~|~|~|~|~自国|~相手|~|~|~&production;生産|~&gold;購入|~|
|>|>|~補正要素|~&ref(アイコン/その他2/carav.png,nolink,陸上);|~&ref(アイコン/その他2/cargo.png,nolink,海上);|~対象|~自国|~相手|~ |~時代|>|~コスト|~維持費|f
|LEFT:|LEFT:|LEFT:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:||CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|c
|~建造物|>|''隊商宿''|○|×|自国交易路|&gold;''+2''|-||古典|120|580|-|
|~|>|''市場''|○|○|他国交易路|&gold;''+1''|&gold;''+1''||古典|100|500|-|
|~|>|''港''|×|○|自国交易路|&gold;''+2''|-||中世|120|580|&gold;&color(red){''2''};|
|~|>|''銀行''|○|○|他国交易路|&gold;''+1''|&gold;''+1''||ルネ|200|780|-|
|~|>|&color(green){''東インド会社''};|○|○|他国交易路|&gold;''+4''|&gold;''+2''||中世|時価|CENTER:-|-|
|~|>|&color(purple){''ロードス島の巨神像''};|○|○|他国交易路|&gold;''+2''|&gold;''+1''||古典|185|-|-|
||||||||||||||
|~社会制度|~文化後援|''商人連合''|○|○|自国交易路&br;(対都市国家)|&gold;''+2''|-||古典|>|>|-|
|~|~商業|''ほろ馬車隊''|○|×|自国交易路|&gold;''+2''|-||中世|>|>|-|
|~|~探検|''財宝艦隊''|×|○|自国交易路|&gold;''+2''|-||中世|>|>|-|
|~|~自由Lv1|''経済同盟''|○|○|自国交易路&br;(対自由思想)|&gold;''+3''|-||産業|>|>|-|
||||||||||||||
|~指導者特性|>|&color(blue){''モロッコUA''};|○|○|他国交易路|-|&gold;''+2''||>|>|>|-|

***交易関連の指導者特性 [#re1772bf]
-&color(blue){''アラビア''};
陸上交易範囲''+5''
宗教圧力''+100%''

-&color(blue){''イロコイ''};
森林・ジャングルを道路扱い

-&color(blue){''ヴェネツィア''};
交易路数''+100%''

-&color(blue){''カルタゴ''};
沿岸都市に無償の港

-&color(blue){''ポルトガル''};
資源の多様性''+100%''

-&color(blue){''モロッコ''};
交易相手1つ毎に&gold;''+3'' &culture;''+1''
交易誘致効果(他国に&gold;''+2'')

** 国内交易路 [#x031b7a6]

自文明の都市同士で交易路を開設することで、&food;食料または&production;生産力を送ることができます。
食料を送るには穀物庫が、生産力を送るには工房が、それぞれ起点となる都市に建っている必要があります。
これにより送り元の都市で食料・生産力が減ることはなく、単純に送り先へのボーナスとなります。

一つの都市からは食料または生産力のどちらか片方ずつしか送ることができません。ただし受け手にはその限りでなく、無制限に享受できます。
よって、二つの都市間で互いに生産力を送り合って生産力を高めたり、新造したばかりの都市に複数都市から食料・生産力を送り込んで成長を促進することも可能です。
もちろんそれだけ手持ちの交易路を割く必要があるので、他文明との交易によるゴールド収入をいくらか犠牲にする必要があります。

国内交易路による収入は時代によって変動します。
太古には陸上交易路1本あたり3を送ることができ、時代が進むごとに0.5ずつ増加します。
海上交易路は陸上交易路の2倍を送ることができます。
思想「秩序Lv3-鉄のカーテン」によりそれぞれ''+50%''のボーナスを受けます。