#author("2017-03-26T19:29:37+09:00","","")
*攻略/自然遺産評価 [#i92a805a]

-自然遺産はどれも進入不可。地形改善も不可能。

-エル・ドラード、若返りの泉、ジブラルタルの岩山、グレートバリアリーフ、ヴィクトリア湖、ソロモン王の鉱山以外の自然遺産を都市に隣接させると天文台が建設可能。
(見た目に反してバリンジャークレーターやオールド・フェイスフルにも建設可能。クラカタウも建設条件自体は満たしている)
--しかし2タイル以内にあっても山岳が必要な世界遺産は建てられない。グラフィック表示上は自然遺産の上に城が建ったりすることはあるので紛らわしいことこの上ない。

-自然遺産にも地形はそれぞれ設定されている。もし砂漠なら隣接すればペトラと太陽光発電所の建設条件を満たす。

-自然遺産の数はマップサイズによって決まっている。
1対1:2 極小:3 小さい:4 普通:5 大きい:6 広大:7 (グレートバリアリーフは二つで一つと数える)
--マップが小さいほど自然遺産を確保できる可能性が高まると言える。

-実在の地域をテーマにしたマップ(メソポタミア・ヨーロッパ・アジアなど)には自然遺産は生成されない。
そのためこれらのマップではスペインのUAが機能しなくなってしまう。例外が全世界の普通以上と日本本州。
全世界の広大マップではオールドフェイスフル、クラカタウ、グランドメサ、グレートバリアリーフ、ジブラルタルの岩山、バリンジャークレーター、富士山の七種が現実の位置に配置される。
やたら微妙な自然遺産が多いのはあまり嬉しくないが…
--GaK/BNW対応の全世界MAPにはすべての自然遺産が追加されており、すべて史実通りの場所に配置されている。SteamWorkshopを覗いてみよう。

-全世界の大きい・普通マップと日本本州では富士山が現実の位置に固定配置される。
シナリオでは侍の朝鮮侵入でも富士山が現実通り登場する。謎の富士山プッシュ。

-自然遺産と文明の初期位置は離れて配置される。そのため首都に自然遺産を取り込むことはあまり現実的ではない。
自然遺産が都市国家に取られてしまうというよくある経験はこれに原因すると考えられる。

-パンテオン自然との合一で自然遺産から&faith;+4が得られる。
国際議会の自然環境遺産で自然遺産から&culture;+5が得られる。
スペインではこれらも倍になり例えば富士山が&gold;4&culture;16&faith;14というとてつもない霊峰に化ける。
ただ自然遺産を持たない文明は自然環境遺産に反対するため、自然遺産が都市国家に取られやすいことを鑑みるとこの提案は中々通りにくい。議決を出すだけでは別に外交ペナルティが無いのが救いか。
(そもそも、なぜかAIは自然遺産を囲っていても自然環境遺産には反対票を投じ、無効化を頻繁に提議するのだが。)
また、ゴールド&gold;を産出する自然遺産は黄金期には&gold;+1される。これにはスペインUAは適用されない。
--これ以外で自然遺産の出力を増やすことはできない。例えば砂漠あってもペトラや砂漠の民間伝承は効果を発揮しないし川沿いでも水力発電所の効果はない。&br;グレートバリアリーフの食料産出が灯台で増えたりもしない。ただしグレートバリアリーフ上に魚が配置されていることがあり、このとき食料が+1されている。


|~自然遺産|~生産力|~天文台|~補足|h
|CENTER:|CENTER:60|CENTER:||c
|~ヴィクトリア湖&br;(Lake Victoria)&br;&ref(アイコン/地形/LakeVictoria.png,nolink);|&food;6|×|&food;6は未改善の地形としては出色の出力。周囲のタイルに淡水を供給することも踏まえれば食糧事情が大幅に改善することは間違いない。&br;真価は隣接することで水車小屋・庭園が建設可能になること。これを取り込んでおけば科学都市・専門家都市として大きく期待できる。|
|~ウルル&br;(Uluru)&br;&ref(アイコン/地形/Uluru.png,nolink);|&food;2&br;&faith;6|○|自然遺産の隣に都市を建てた時まず人口を伸ばすかいきなり市民を配置するかが悩ましいがウルルなら食料を出しつつ同時に信仰力を出せるところが便利。&br;出現箇所は普通の平原が多く、砂漠やツンドラにはまず出ない。|
|~エル・ドラード&br;(EL Dorado)&br;&ref(アイコン/地形/ElDorado.png,nolink);|&culture;5|×|この伝説の黄金郷を最初に発見すると&gold;500を得られる。&br;しかし出るのは金でなく文化。しかも文化しか出ない以上文化出力が見込めるのは人口が3-4になってからなのでやや遅め。&br;終盤では観光地として活躍するだろう。天文台を建てられないのが惜しい。|
|~オールド・フェイスフル&br;(Old Faithful)&br;&ref(アイコン/地形/OldFaithful.png,nolink);|&research;2&br;&happiness;3|○|自然遺産の出す幸福度は他の出力と違い市民を配置しなくてももたらされる。つまりここに市民を配置しても出るのは科学2だけ。スペインでなければ狙うほどのものではない。&br;発見で幸福度+1、領土に入れさえすれば幸福度+3ということは要するに取引できない高級資源みたいなものである。|
|~カイラス山&br;(Mt.Kailash)&br;&ref(アイコン/地形/MtKailash.png,nolink);|&faith;6&br;&happiness;2|○|多くの場合幸福度1が信仰力1より価値があることを考えれば信仰系自然遺産ではこれが最も使いやすいか。&br;&happiness;は都市圏にあればいいのでマッチしているとは言いがたいのが玉にキズ。|
|~キリマンジャロ山&br;(Mt. Kilimanjaro)&br;&ref(アイコン/地形/MtKilimanjaro.png,nolink);|&food;3&br;&culture;2|○|出力は草原にモニュメントがついてくると思えばお得だがこの自然遺産の本領は高地訓練の昇進にある。&br;進軍も撤退もスムースになるし1ターンで丘に登って射撃、丘に登って防御ができるのは強力。斥候上がりの弓兵、ミニットマン、インカのユニットなら丘陵を0.5移動力で動ける機動山岳部隊になる。&br;ユニットを作ったらせっせと訓練に向かわせよう。隣に都市を建てて囲い込めば強力な軍事研究都市になる。&br;ガンシップに新たにこの昇進をつけることはできないが、高地訓練を持った対戦車砲からアップグレードすれば持ち越し可能。&br;全地形移動コスト1が優先されるため丘陵でも移動速度は変わらないが丘陵戦闘ボーナスの恩恵には預かれる。|
|~クラカタウ&br;(Krakatoa)&br;&ref(アイコン/地形/Krakatoa.png,nolink);|&research;5|○|海上に配置される。遠洋にぽつんと顔を出していることが多く市民を配置できる位置に都市を建てることすら難しい。&br;それどころかどんなに地形が入り組んでいようが陸地から3タイルの場所に出てくる海洋資源と違い、平然と海のど真ん中に鎮座なすっている事が殆どである。&br;科学力5は図書館換算で食料10幸福5の価値があるとはいえ、遠洋の真ん中ではルネサンス後期でないと開拓できないので…。残念な遺産と言わざるを得ない。|
|~グランド・メサ&br;(Grand Mesa)&br;&ref(アイコン/地形/TheGrandMesa.png,nolink);|&production;2&br;&gold;3|○|がっかり遺産筆頭。太古から活用できる裸丘陵交易所と同じと思えば悪くはないのかもしれないが、&br;だからといって普通の地形でも代替の効く生産物のために都市を立てに行くほどの価値があるかというと…。&br;取られても悔しくないのがある意味利点か。活かすにはスペイン・合一・環境遺産のどれかが必要。|
|~グレートバリアリーフ&br;(Great Barrier Reef)&br;&ref(アイコン/地形/TheGreatBarrierReef.png,nolink);|&food;2&br;&production;1&br;&gold;1&br;&research;2|×|二つで一つ。発見時の幸福ボーナスも二回入るので単純においしい。スペインなら発見するだけで幸福+4、さらに他国に先駆けて発見すれば1000ゴールドゲットできる。なおグレートバリアリーフは大サンゴ礁地帯だが環礁ではないので日本で領土に入れても文化は出ない。&br;この上に魚が湧くこともあるが、このボーナス分はスペインのUAでも当然倍にはならない。|
|~シナイ山&br;(Mt.Sinai)&br;&ref(アイコン/地形/MtSinai.png,nolink);|&faith;8|○|信仰特化の尖った性能。これを早期に確保できれば高難度でも安定して創始可能。他の信仰系自然遺産にも言えることだがハンマーやゴールドと違い信仰力は増幅施設がないためゲームが進んでも産出量が劇的に増えることがない。そのため自然遺産はゲームを通じて優秀な供給源であり続ける。砂漠地帯に湧くことが多く、シナイ山を取り込むように都市を建てても。モロッコ以外では信仰力のほかは貧弱な都市になりがち。ただしペトラが建てば話は別である。上手くいけばハンマー+信仰都市の誕生である。|
|~ジブラルタルの岩山&br;(Rock of Gibraltar)&br;&ref(アイコン/地形/RockofGibraltar.png,nolink);|&food;2&br;&gold;5|×|草原税関と同じ出力は優秀な部類に入る。序盤金策に悩まされ終盤金余り気味になるBNWでは早めに取り込みたい。必ず海と山岳に接するという性質上立地が天然の要害になることが多いのでそれを生かしたい。これに接しても天文台を建てられないが隣に山岳があるのでまあ何とかなる。&br;山岳に遮られるせいで視認性が悪く、陸側から探索してると見えてないことがある。場合によっては山岳に遮られた半島の突端にあることも。|
|~スリー・パーダ&br;(Sri Pada)&br;&ref(アイコン/地形/SriPada.png,nolink);|&food;2&br;&faith;4&br;&happiness;2|○|食料信仰幸福とバランスよく産出する良遺産。なぜか海沿いに湧きやすい。|
|~ソロモン王の鉱山&br;(King Solomon's mines)&br;&ref(アイコン/地形/KingSolomonsMine.png,nolink);|&production;6|×|地形1つだけで&production;6は産業時代に入らないと達成できない。それを生み出すこれは序盤の立ち上がりに大変有用。&br;人口1でもモニュメントや弓兵が5~6ターンでできる。工房や工場でさらに増幅できる。|
|~バリンジャークレーター&br;(Barringer Crater)&br;&ref(アイコン/地形/TheBarringerCrater.png,nolink);|&gold;2&br;&research;3|○|&gold;2&research;3は時代が進めば雀の涙で他と比べて見劣りすると言わざるを得ない。首都の近場にあって地形や資源に恵まれているようなら…。ツンドラ地帯に湧きやすいのも困りもの。|
|~ポトシ&br;(Cerrode Potosi)&br;&ref(アイコン/地形/CerrodePotosi.png,nolink);|&gold;10|○|初期に取り込めれば金欠を一気に改善できるだろう。市場や銀行で増幅すればさらに稼げる。|
|~若返りの泉&br;(Fountain of Youth)&br;&ref(アイコン/地形/FountainofYouth.png,nolink);|&happiness;10|×|地物としての旨味はないが、領土内に加えると幸福度10が得られる上&br;隣接した陸上ユニットに「回復速度2倍」((ただしこの昇進は防御時の自然回復に+10の効果というだけで、昇進による回復ボーナスなどは倍加しない。))の昇進を付与。出現率が低いレア遺産。&br;不死隊の昇進とは重複しない。高地訓練と同じくガンシップにつけるには対戦車砲からアップグレードする必要がある。|
|~富士山&br;(Mount Fuji)&br;&ref(アイコン/地形/MtFuji.png,nolink);|&gold;2&br;&culture;3&br;&faith;3|○|いくつかのマップで確実に定位置に存在するため、そのようなマップの場合運任せでない戦略が可能という特徴を持つ。安定して自然遺産の首都取り込みを狙えるのは日本本州の富士山だけだ。本州中央らしき場所に生を受けたら斥候(と開拓者)をさっそく向かわせたい。全世界なら極東に黄金の国ジパングを探しに行くのもいいだろう。都市の立ち上がり期に有用な文化力、宗教創始を狙える程度の信仰力、そして市民を配置しても無駄にならない金銭出力とスキがないのも利点。|

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