GaKで追加された要素。
ゲーム中、どこかの文明がルネサンス時代に突入すると同時に、すべての文明がスパイを1人獲得する。
スパイ入手後、画面右上のをクリックし「スパイ活動概要」画面から指令を出すことでスパイを利用することができる。
なお、未行動のスパイがいる場合は下部に未行動のスパイの数が表示される。
スパイは自国や他国の都市に送り込むことができ、それによって以下の行為が可能になる。
BNW導入時には以下の活動が追加される。
いずれかの文明が産業時代に達するとスパイを1人獲得できる。さらに時代が進むたびに追加のスパイを獲得できる。
また、国家遺産の国家情報局を建築することでも、スパイを1人獲得できる。
なお、イギリスの場合は最初のスパイ雇用時にさらにスパイを1人獲得できる。
スパイには新米→中堅→熟練の3ランクがあり、テクノロジーを盗む、他国のスパイ排除、国家情報局の建設等でランクアップする。
ランクアップすることで各種スパイ活動の成功確率の向上、技術奪取の判定までの時間短縮の効果がある。
逆に言えば諜報活動や選挙工作、政変ではランクアップは発生しない。
都市国家の政変や技術奪取に失敗した際にスパイが処刑される可能性がある。
スパイが処刑された場合、数ターン後に新たなスパイを獲得できる。
逆に言えばスパイを始末された場合は確実に相手のスパイのランクが上がっているので、別の都市にスパイを送り込んだほうが無難。
スパイの移動は諜報画面から行うことができる。
駐留している都市の距離などに関係なく、移動するためには1ターンが必要である。
自分の文明でない都市に移動したスパイは、まず3ターンの内偵調査を行う。
内偵調査の終了後、都市のポテンシャルが判明し、都市の詳細確認が可能になり、他文明の都市なら技術奪取。都市国家なら選挙工作、政変といった活動が可能になる。
内偵後、その都市を所有する文明が自分の未研究のテクノロジーを所有している場合、一定ターン後に無償のテクノロジーを入手することができる。
その際に入手するテクノロジーを選択することができる。テクノロジーを盗むまでのターンはその都市のポテンシャル、スパイのランク、警察署などの建造物によって変化し、ポテンシャルが高い都市ほどテクノロジー入手までのターン数は短くなり、防諜施設が多いほど長くなる。
また、当該国がその都市に防諜要員を置いていた場合、失敗する可能性がある。
都市国家にスパイを送り込んだ場合、15ターン毎(15、30、45、60・・・)に行われる選挙で票の工作を試みる。
成功すれば自分の文明の影響力を高め、他の文明の影響力を下げることができる。
その都市国家にスパイが1人しかいない場合は確実に成功するが、他国のスパイがいる場合、その都市の駐留期間・スパイのランク等で成功する文明が判定される。
スパイを送り込んだ都市国家が他の文明との同盟国となっている場合、内偵調査後に「スパイ活動概要」画面から政変を仕掛けることができる。
同盟国の文明との影響力の差が小さいほど成功しやすい。
成功すると多大な影響力*1が得られ、結果的に自国が同盟国になる。
失敗した場合はスパイは死亡し、その都市国家の影響力がどのような状態であっても-10となる。
自国にスパイを送り込むと諜報活動を経ずに防諜活動に入る。
他の文明国のスパイが技術奪取を試みる際、通常自分に報告されるのは「テクノロジー奪取成功(国籍不明)」「テクノロジー奪取成功(国籍露見)」「テクノロジー奪取失敗(国籍不明)」の3パターンだが、防諜活動を行っている都市でテクノロジー奪取を試みた場合、送り込んだスパイのランクに応じて「テクノロジー奪取失敗(国籍露見)」が発生する場合がある。
技術奪取を失敗させるとテクノロジーの流出を防ぎ、防諜活動を行っていたスパイのランクが1つアップする。
スパイを送り込んで活動させる際、次のイベントが起きる可能性がある。
BNWでの追加要素。
スパイを外交官として任命すると、移動1ターン+5ターン後に相手の首都・世界議会の投票先が開示される。
また、相手の次の世界議会の投票先を、外交で取引することが可能になる。
相手の外交官がプレイヤー側にいれば、プレイヤー側の投票先を外交取引として利用出来る。
また、「グローバル化」研究後は派遣した外交官ごとに世界議会の議席が+1される。
更に外交官のレベルに関わらず、国境解放と同等の観光力補正を与える。
また、送り込んだ都市の情報と視界を得る上、時々AIが立てた計画を「陰謀」として知ることがある。
この時相手国が自分でない場合、AI文明にそのことを教えると友好度が小増加する。
同じ文明に累計2回教えることで友好度が濃い緑の上昇になる。
外交官は対象国と敵対すると強制送還させられるが、それによって外交関係の悪化や外交官が処刑されるなどといった事は無い。
なお、世界議会が開催されるまでは、その情報は開示されない。
都市国家・敵対国・首都以外に着任させた場合は、従来のスパイと同じで、同じ都市に外交官とスパイを同時に別々に配置する事は出来ない。
対象文明への観光による影響力が「親しみ(30~59%)」以上であれば5ターン掛かる内偵が1ターンで済み、「人気(60~99%)」以上であれば対象文明と同盟を結んでいる都市国家への内偵も1ターンになり、さらにスパイのランクが1つ、「支配的(200%~)」であれば2つ上昇する。