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最終更新: 2024-03-02 (土) 15:00:22
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文明の都市一覧 Edit

Civ5に登場するプレイヤー文明が都市を建てる際に出てくるデフォルトの名前の一覧です。
同じ名前の都市が複数の文明にある場合は、早い者勝ちになります。

初期文明 Edit

America.pngアメリカ Edit

入植による国家ゆえか、他都市に因んで名づけられた都市が多い。
つまりライバル文明によっては、都市名かぶりがおこる。

  1. Washington ワシントン
    アメリカ合衆国の首都。州には属しておらず、法律上は「コロンビア特別区」と表記される。1790年、新たな恒久的な首都を建設するためにメリーランド州とバージニア州が領土の一部を割譲し、10年かけてポトマック川の北岸に建設された。米英戦争の時に一度焼き討ちされている。
  2. New York ニューヨーク
    ニューヨーク州の州都。1624年にオランダ人がマンハッタンの南端に毛皮貿易のために建てた植民地が始まりであり、当時はニューアムステルダム(New Amsterdam)と呼ばれていた。その後イギリス人が町を征服し、イングランド王ジェームズ2世(ヨーク・アルバニー公)の名を取って、ニューヨークと名付けられた。また1785年から1790年まで合衆国の首都であった。
  3. Boston ボストン
    マサチューセッツ州の州都。1630年にイギリスの清教徒によって築かれた。イギリスのリンカンシャー郡ボストン市から名前をとっている。これより10年前に、同州のプリマスに清教徒(ピルグリム・ファーザーズ)が入植しているが、彼らとは別の一団である。
  4. Philadelphia フィラデルフィア
    ペンシルベニア州の都市。1682年、クエーカー教徒のウィリアム・ペンが居住区を建設したのが始まりである。ペンはこの地を古代ギリシア語で「兄弟愛の市」を意味するフィラデルフィアと名付けた。大陸会議や独立宣言の起草が行われ、1790年から1800年まで合衆国の首都であった。
  5. Atlanta アトランタ
    ジョージア州の州都。1822年、チェロキー族とクリークス族が入植者に土地を割譲し、この地にディケーター(Decatur)という名の入植地が建設された。その後この町は何度も名前が変わるが、鉄道建設の際にアトランティカ・パシフィカ(Atlantica-Pacifica)と名付けられる。しかしこれもすぐにアトランタに縮められるのであった。
  6. Chicago シカゴ
    イリノイ州の都市。1779年にドミニカの毛皮商が入植したのが始まりである。シカゴの語源はShikaakwaと言われており、アルゴンキン語族の言葉で「臭いタマネギ」という意味である。おそらくイリノイ川河口付近にタマネギが自生していたためだとされている。
  7. Seattle シアトル
    ワシントン州の都市。1851年に入植が開始される。しかしこの地に先住していたスクアミシュ族との間で対立が起き、大規模な戦い(シアトルの戦い)にまで発展する。戦いに敗れた彼らは、19世紀中に保留地へ強制移住させられた。ちなみにシアトルとは、スクアミシュ族の酋長の名前である。
  8. San Francisco サンフランシスコ
    カリフォルニア州の都市。1769年にスペイン人の入植者がこの地に到達、要塞と伝道所が作られた。サンフランシスコとは、フランシスコ会の修道士が創設者の聖フランシスコを街の名に付けたのが由来である。メキシコ独立後はメキシコ領となり、町の名前もヤーバ・ブエナ(Yerba Buena)となる。しかし米墨戦争の結果、カリフォルニア一帯がアメリカに割譲され都市名もサンフランシスコへ戻された。
  9. Los Angeles ロサンゼルス
    カリフォルニア州の都市。1769年から1771年に、スペイン人がこの地に伝道所を建設した。フランシスコ会は、カリフォルニア一帯で先住民へのキリスト教の布教(カリフォルニア・ミッション)というの名の奴隷化を行ったが、当時はロシアがアラスカから沿岸沿いに今のカリフォルニア州ソノマ郡まで南下してきており、支配を強めるのは必然であった。ロサンゼルスはスペイン語で「天使」を意味する。
  10. Houston ヒューストン
    テキサス州の都市。1836年、ニューヨークの不動産起業家が周辺の土地を購入して都市を建設した。都市名は、テキサス共和国の将軍で初代大統領のサミュエル・ヒューストンに因んでいる。
  11. Portland ポートランド
    オレゴン州の都市。1845年に町が設立される。元はオレゴンシティとバンクーバー砦の間にあった空き地であった。町の名前は同国メイン州ポートランドから。
  12. St.Louis セント・ルイス
    ミズーリ州の都市。1764年にフランス人が毛皮の取引所を設け、ルイ9世(聖王)に因んでサン=ルイ(Saint-Louis 英語ではセント=ルイス)と命名した。
  13. Miami マイアミ
    フロリダ州の都市。
  14. Buffalo バッファロー
    ニューヨーク州の都市。同名の都市はアメリカ国内に多数存在する。1789年にアメリカ人が初めてバッファローに入植、付近の先住民の集落と交易しつつ生活した。名前の由来は近くを流れる小川、フランス語でbeau fleuve「美しい流れ」が転訛したものだとされる。
  15. Detroit デトロイト
    ミシガン州の都市。
  16. New Orleans ニューオリンズ
    ルイジアナ州の都市。1718年にフランス人によって設立、ラ・ヌーヴェル-オルレアン(La Nouvelle-Orléans)と名付けられる。訳すると「新オルレアン」であり、ルイ15世の摂政オルレアン公フィリップ2世に因む。
  17. Baltimore ボルティモア
    メリーランド州の都市。アメリカで最も古い都市の一つであり、1797年に誕生した。南北戦争の舞台にもなり、アメリカ国歌や星条旗もこの地で生まれた。ボルティモアの由来は、メリーランド植民地の建設の立役者である、アイルランド貴族院議員のシラス・カルバート(ボルティモア男爵)である。
  18. Denver デンバー
    コロラド州の州都。1858年にカンザス準州の都市として建設されるが、その後コロラド州の中心となる。デンバーという地名は、アメリカ陸軍からカリフォルニア州の州務長官や連邦下院議員を務めたジェームズ・W・デンバーに因む。
  19. Cincinnati シンシナティ
    オハイオ州の都市。1788年に創設された。市名は、古代ローマの政治家で執政官と独裁官を務めたキンキナトゥスに由来する。
  20. Dallas ダラス
    テキサス州の都市。1856年に正式に都市として設立される。テネシー州の政治家であるジョン・ニーリー・ブライアンが入植し、一帯で栽培される綿花の集散地として発展させた。同市の名前は第11代合衆国副大統領ジョージ・ダラスに因んで命名された。
  21. Cleveland クリーブランド
    オハイオ州の都市。1796年、現在のオハイオ州北部にあたるコネチカット州の西部保留地の首都として建設された。地名はコネチカット西部保留地の設置者である、コネチカット土地会社を率いていたモーゼス・クリーブランド将軍からつけられた。それゆえ当時の地名はCleavelandという綴りであった。
  22. Kansas City カンザスシティ
    ミズーリ州の都市。ミズーリ川を挟んだ対岸のカンザス州にもカンザスシティがあるが、ミズーリ側のほうが発展している。Kansasとは、初めてミズーリ川下流を探検したフランス人探検家ヴェニアールの記述にある、Grnade Riviere des Cansez(カンザス川のこと)のCansezの英語名である。
  23. San Diego サンディエゴ
    カリフォルニア州の都市。
  24. Richmond リッチモンド
    バージニア州の州都。
  25. Las Vegas ラスベガス
    ネバタ州の都市。
  26. Phoenix フェニックス
    アリゾナ州の州都。
  27. Albuquerque アルバカーキ
    ニューメキシコ州の都市。
  28. Minneapolis ミネアポリス
    ミネソタ州の都市。
  29. Pittsburgh ピッツバーグ
    ペンシルベニア州の都市。
  30. Oakland オークランド
    カリフォルニア州の都市。
  31. Tampa Bay タンパ・ベイ(日本語リンクはタンパ湾に面する都市タンパ)
    フロリダ州にある湾周辺の地名
  32. Orlando オーランド
    フロリダ州の都市。
  33. Tacoma タコマ
    ワシントン州の都市。
  34. Santa Fe サンタフェ
    ニューメキシコ州の州都。
  35. Olympia オリンピア
    ワシントン州の州都。
  36. Hunt Valley ハント・ヴァレー
    メリーランド州の町。Civilizationシリーズを手がけたシド・メイヤーの住んでいる町である。
  37. Springfield スプリングフィールド
    マサチューセッツ州の都市。
  38. Palo Alto パロアルト
    カリフォルニア州の都市。
  39. Centralia セントラリア
    ペンシルベニア州の町。
  40. Spokane スポーケン
    ワシントン州の都市。
  41. Jacksonville ジャクソンビル
    フロリダ州の都市。
  42. Savannah サヴァナ
    ジョージア州の都市。
  43. Charleston チャールストン
    サウスカロライナ州の都市。
  44. San Antonio サンアントニオ
    テキサス州の都市。
  45. Omaha オマハ
    ネブラスカ州の都市。
  46. Birmingham バーミンガム
    アラバマ州の都市。
  47. Honolulu ホノルル
    ハワイ州の州都。
  48. Anchorage アンカレッジ
    アラスカ州の州都。
  49. Sacramento サクラメント
    カリフォルニア州の州都。
  50. Salt Lake City ソルトレイクシティ
    ユタ州の州都。
  51. Reno リノ
    ネバタ州の都市。
  52. Boise ボイシ
    アイダホ州の州都。
  53. Milwaukee ミルウォーキー
    ウィスコンシン州の都市。
  54. Santa Cruz サンタ・クルス
    カリフォルニア州の都市。
  55. Monterey モンテレー
    カリフォルニア州の町。
  56. Santa Monica サンタモニカ
    カリフォルニア州の都市。
  57. Little Rock リトルロック
    アーカンソー州の州都。
  58. Columbus コロンバス
    オハイオ州の州都。
  59. Le Bam ル・バム
    レバム(Lebam)はワシントン州にある町。入植者であったJWグッデルの娘の名前、メイベル(Mabel)のスペルを逆転して命名された。

Arabia.pngアラビア Edit

全36都市。うち4都市はモロッコ文明と都市名がかぶっている。
アラビアの都市名はアラビア半島からだけではなく、アラブ世界(中近東・北アフリカなど)の広範囲から採用されている。

  1. Mecca メッカ
    メッカ(マッカ)はサウジアラビアのマッカ州の州都。預言者ムハンマドの出生地でありイスラム最大の聖地として多数の巡礼を集める。ちなみにこのMecca(mɛkə)という名は西洋人が一般に用いてきた綴りであり、1980年代にサウジアラビア政府は公式な英語表記をMakkah(mækə) に改めている。
  2. Medina メディナ
    メディナ(マディーナ)はサウジアラビアのマディーナ州の州都。預言者の町とも呼ばれイスラムにおいてはメッカと併せて両聖地とされる。622年、メッカで迫害を受けていたムハンマドは少数の信者達とともにメッカを脱出しメディナに逃れ、イスラム共同体の建設とメッカとの戦いを指揮しここで亡くなった。
  3. Damascus ダマスカス
    ダマスカスはシリアの首都。エジプト、メソポタミア、地中海地域を結ぶ交通の要衝であり支配者の交替がめまぐるしく続いた。「世界一古くから人が住み続けている都市」として知られる。世界最古のモスクであるウマイヤド・モスクやCiv4でもおなじみ英雄サラディンの霊廟など、旧市街に残る歴史的な構造物が世界遺産に登録されている。
  4. Baghdad バグダード
    バグダードはイラクの首都。アッバース朝時代にはシルクロードにおける西の起点・終着点として「世界の十字路」と称されるほどの繁栄をきわめた。その後はモンゴル帝国の侵攻によって灰燼に帰し、オスマントルコで復興を遂げるものの、現在の情勢はご存じの通りである。
  5. Najran ナジュラーン
    ナジュラーンはサウジアラビアの南西部、イエメン国境沿いのオアシス都市。523年に現イエメン周辺にあったヒムヤル王国のズー=ヌワース王よって、ナジュラーンにてキリスト教徒大量虐殺が行われた。
  6. Kufah クーファ
    クーファはイラクの都市。7世紀前半、バスラに続くイスラーム勢力2番目のミスル(軍営都市)として、予言者ムハンマドの教友サアド・イブン・アビー・ワッカースによって建設された町がクーファの始まり。
  7. Basra バスラ
    バスラはイラク南東の湾岸都市。バスラは、638年に第2代正統カリフ、ウマル1世の派遣したウトバ・イブン=ガズワーンによってイスラム史上最初のミスル(軍営都市)として建設された。
  8. Khurasan コーラサン
    コーラサン(ホラーサーン)は現在のアフガニスタン西部とイラン北東部周辺のこと。東西交通の主要幹線が貫く地域であり、シルクロードのイラン地方を通過する部分は「ホラーサーン街道」と呼ばれた。
  9. Anjar アンジャル
    アンジャルはレバノンの東部、ベカー高原にある都市遺跡のこと。ウマイヤ朝のワリード1世の命により8世紀に建設されたといわれている。ダマスカスとベイルートの中継地点に位置し古くから繁栄した。
  10. Fustat フスタート
    フスタートはエジプト首都カイロの旧市街の一角のこと。アラブ人の統治下となったエジプトにおいて初めて首都となった都市である。641年にアムル・イブン・アル=アースによって建設され、アフリカ最古のモスクであるアムル・イブン・アル=アース・モスクが同時期に建設された。エジプトの商業の中心地として繁栄するが、1168年に十字軍の進行を受け、これを撃退するため町中に火を放して対抗したためフスタートは灰燼に帰す。
  11. Aden アデン
    アデンはイエメンの湾岸都市。1990年の南北イエメン統合まではイエメン人民民主共和国(南イエメン)の首都であった。古くから欧州とインドを結ぶ通商の要衝として注目され中継地点として繁栄する。
  12. Yamama ヤママ(日本語リンクはナジュド)
    ヤママは現在のサウジアラビアのナジュド周辺のこと。アラビア半島の中央部にある高原地帯で古くから遊牧やオアシスを結ぶキャラバン交易により成り立ってきた。サウジアラビア王国の首都リヤドの所在地でもある。
  13. Muscat マスカット
    マスカットはオマーンの首都でオマーン湾に臨む湾岸都市。中東でも最も古い都市の一つであり、その存在は西暦2世紀にはすでに知られアラビアとギリシャやローマを繋ぐ貿易都市であった。近年では石油の発見ならびにオマーンの成長に伴い、急速な成長と再開発が行われている。
  14. Mansura マンスラ
    マンスラはエジプトの都市。1219年、アイユーブ朝のスルタン、アル=アーディルによって建設された。1250年のマンスーラの戦いで、バイバルス率いるマムルークが第7回十字軍を壊滅的な打撃を与えたことで有名な地である。
  15. Bukhara ブハラ
    ブハラはウズベキスタン南西部のブハラ州の州都。古代より栄えたオアシス都市で、1993年には、旧市街地がユネスコの世界遺産に登録されている。
  16. Fez フェズ
    フェズはモロッコの都市。BMWからモロッコが新規文明として登場したため都市名かぶりが発生している。
  17. Shiraz シーラーズ
    シーラーズはイランのファールス州の州都。ファールス州は紀元前700年ごろから栄えたアケメネス朝ペルシア帝国の中心地であり、シーラーズの付近には、ペルセポリスやパサルガダエなどの古都の遺跡がある。
  18. Merw メルブ
    メルブはトルクメニスタン南部のとしマル(Mary)近辺にある古代都市のこと。カラクム砂漠の中のシルクロードのオアシス都市であり、セルジューク朝時代では首都として発展するものの、モンゴル帝国の侵攻により廃墟と化し二度と復興しなかった。
  19. Balkh バルフ
    バルフはアフガニスタンの都市。古代より交易路の要所として発展しバクトリア王国の都バクトラとしても繁栄したが、現在は小規模な都市となっている。
  20. Mosul モースル
    モースルはイラク北部の都市。古代ニネヴェの遺跡と世界有数の石油生産で知られる大都市である。古代からインド、ペルシャ、地中海を結ぶ戦略的に重要な都市でり様々な文明に征服され荒廃と復興を繰り返す。
  21. Aydab アイダーブ(日本語リンクはハライブ)
    '”Aydhab”の誤記と思われる。エジプト南東部の紅海沿岸都市ハライブ近郊にある中世の港の遺跡のこと。10~11世紀ごろイスラム教徒がアフリカからメッカへの巡礼する際、紅海を横断するための重要な港として栄えた。
  22. Bayt Ras ベイト・ラス(日本語リンクはイルビド)
    詳細不明。ヨルダンの北西部の都市イルビド近郊にある古代遺跡のことか。
  23. Suhar ソハール
    ソハールはオマーン北部の湾岸都市。千夜一夜物語の船乗りシンドバード物語の発祥の地とされる。
  24. Taif ターイフ
    ターイフはサウジアラビアの都市。サウジアラビアでもっとも著名な避暑地であり、夏には政府機能がリヤドからターイフに移動し、夏の首都となる。
  25. Hama ハマ
    ハマはシリアのハマ県の県都。
  26. Tabuk タブーク
    タブークはサウジアラビアのタブーク州の州都。
  27. Sana'a サヌア
    サヌアはイエメンの首都。
  28. Shihr シフル(日本語リンクはシフルが属するハドラマウト県)
    シフルはイエメンの都市。
  29. Tripoli トリポリ
    トリポリはリビアの首都。
  30. Tunis チュニス
    チュニスはチュニジアの首都。
  31. Kairouan ケルワン
    ケルワンはチュニジアの都市。
  32. Algiers アルジェ
    アルジェはアルジェリアの首都
  33. Oran オラン
    オランはアルジェリアの都市
  34. Tangier タンジール
    タンジールはモロッコの都市。BMWからモロッコが新規文明として登場したため都市名かぶりが発生している。
  35. Casablanca カサブランカ
    カサブランカはモロッコの都市。BMWからモロッコが新規文明として登場したため都市名かぶりが発生している。
  36. Marrakech マラケシュ
    マラケシュはモロッコの都市。BMWからモロッコが新規文明として登場したため都市名かぶりが発生している。

Aztec.pngアステカ Edit

  1. Tenochtitlan テノチティタラン
  2. Teotihuacan テオティワカン
  3. Tlatelolco トラテロルコ
  4. Texcoco テスココ
  5. Tlaxcala トラスカラ
  6. Calixtlahuaca カリトゥラウアカ
  7. Xochicalco ソチカルコ
  8. Tlacopan トラコパン
  9. Atzcapotzalco アスカポツァルコ
  10. Tzintzuntzan ツィンツンツァン
  11. Malinalco マリナルコ
  12. Tula トゥーラ
  13. Tamuin タムイン
  14. Teayo テーヨ
  15. Cempoala センポアラ
  16. Chalco チャルコ>
  17. Tlalmanalco トラルマナルコ
  18. Ixtapaluca イスタパルカ
  19. Huexotla フエソトラ
  20. Tepexpan テペクスパン
  21. Tepetlaoxtoc テペトラオストク
  22. Chiconautla チコナウトラ
  23. Zitlaltepec ジトラルテペク
  24. Coyotepec コヨテペック
  25. Tequixquiac テクイスクイアク
  26. Jilotzingo ジロツインゴ
  27. Tlapanaloya トラパナロヤ
  28. Tultitan トゥルティトラン
  29. Ecatepec エカテペク
  30. Coatepec コアテペック
  31. Chalchiuites チャルチウイテス
  32. Chiauhita チアウヒタ
  33. Chapultepec チャプルテペック
  34. Itzapalapa イスタパラパ
  35. Ayotzinco アヨツインコ
  36. Iztapam イツタパム

China.png中国 Edit

全44都市。

  1. 北京
    現在の首都。旧名北平、大都。かつては北の端に位置し、騎馬民族との最前線だった。騎馬民族王朝の「金」時代に都となり、それを滅ぼした「元」の都となる。
    「明」時代に北京と改められ、以降中華王朝の首都として栄えた。紫禁城等がある。省と同等の直轄市。
  2. 上海
    中国最大の都市であり、世界的な都市として中国繁栄の象徴となっている街。アヘン戦争講和の際に開港地となり、列強諸国の租界が形成された。
    以降、中国金融の中心地となった。省と同等の直轄市。
  3. 広州
    広東省の省都で、華南地域の中心都市。「唐」の頃から対外貿易港として栄え、現在も経済特区の深セン・珠海を経済圏に含め発展を続けている。
  4. 南京
    中国南部の諸王朝が都を置いた古都。三国時代の「呉」の都の時は建業、「西晋」の都の時は建康、「明」の時代にやっと南京になるという、やたらと名前の変わる街。その後も「清」時代に江寧、太平天国の乱で占拠され天京と呼ばれた。
    国民党時代にも首都になった。江蘇省の省都。夏の暑さが有名で重慶・武漢と並んで中国三大火炉(三大ボイラー)と呼ばれている。
  5. 西安
    旧名長安。陝西省の省都。「秦」「漢」「隋」「唐」と歴代王朝の都が置かれた。「明」時代に今の西安に改名された。
  6. 成都
    四川省の省都。三国時代の「蜀」の都が置かれた。「宋」の時代に西南部の中心都市となる。その後一時荒廃するが、「清」の時代に復興する。現在はパンダの繁殖基地や三国志関連の史跡等がある観光都市にもなっている。
  7. 杭州
    浙江省の省都。「隋」によって築かれた大運河の南端として栄え、風光明媚な西湖への観光客で賑わう。「宋」の時代に首都となり臨安府と呼ばれた。後述の蘇州と共に「上に天国あり、下に蘇州・杭州あり。(上有天堂、下有蘇杭。)」と称される。
    上海が開港されると次第に地位を低下させた。
  8. 天津
    北京の外港としてアロー戦争の講和条約で開港し、国際的な港としての地位を誇っている。省と同等の直轄市。
  9. マカオ
    1513年にポルトガルが租借して街を建設する。アヘン戦争で香港がイギリス領になると、完全に植民地になったが、香港ほどの賑わいは無かった。
    1999年返還。現在はカジノで有名になり、東洋のラスベガスと言われている。
  10. 山東
    おそらく山東省。山東半島にある省で、省都は済南。主な都市に青島、泰安。
    済南は黄河文明の中心のひとつと言われ、文人を多く輩出し文化都市として名高い。
    青島は軍港として発展。ドイツの租借時代に西洋風の町並みが整えられ、青島ビールなどが生産され始めた。
    泰安は道教の聖地泰山がある街。
  11. 開封
    河南省に属する街。「隋」の大運河における大集積地となり発展。唐末期に長安が荒廃するとこの街が中華の中心となり、「後梁」等の都となった。「宋」の時代に東京開封府として首都となり絶頂期を迎える。
    「金」に占領されると衰退。「元」の時代には運河が新しく作り直されたため大運河から外れてしまい、現在は観光都市となっている。
  12. 寧波
    浙江省に属する街。特に歴史の古い港町で、日本との交易港として有名。二度目の元寇の際には元軍の大船団がこの港から出発している。
  13. 保定
    河北省に属する街。「清」末期から中華民国初期にかけて陸軍の士官学校があった。
  14. 揚州
    江蘇省に属する街。「隋」の大運河の集積地として発展し、「明」の時代には塩の集積地となって多くの豪商を生んだ。「清」代には劇や書画、料理などの文化が花開いた。
    尚、鑑真和尚がいた大明寺はここにある。
  15. ハルビン
    黒龍江省の省都。発展は近代になってから。1898年にロシアによって満州を横断する東清鉄道が建設着手されると、要衝として発展を始める。1909年には伊藤博文暗殺事件が発生。
    その後、ロシア、中華民国、満州国、中華人民共和国と支配者が変わるが、東北地方の大都市として今に至る。
  16. 重慶
    省と同等の直轄市。内陸部にある都市で、面積は島としての北海道より大きい。また、人口も単純に見れば北京・上海・香港を上回る。が、人口密度は低く、三大都市というと上海・北京・広州になる。
    日清戦争の講和条約で長江沿岸都市として開放され、工業都市に発展。日中戦争で南京・武漢から主要工場が疎開、集積したことがそれに拍車をかけた。共産党下では「工業は重慶に学べ」というスローガンまで出た。しかし、改革開放政策で沿岸部が発展すると、それに乗り遅れてしまった。自動車やオートバイの産業拠点。
  17. 洛陽
    河南省に属する街。「後漢」「曹魏」「西晋」などの都だった。文学上の雅称として日本の京都を洛陽と呼ぶことがあり、洛中・洛外・上洛などはこれに由来している。
  18. 昆明
    雲南省の省都。南部の高原にあり、平均気温は15℃と中国でも特に快適に暮らせるとして、古来から春城の異称を持つ。
  19. 台北
    台湾の中心都市で、中華民国の暫定的な首都。中華民国直轄市。
  20. 瀋陽
    遼寧省の省都。
  21. 太原
    山西省の省都。
  22. 台南
    台湾南部の都市。中華民国直轄市。
  23. 大連
    遼寧省南部の港湾都市。
  24. 麗江
    雲南省に属する街。
  25. 無錫
    江蘇省に属する街。
  26. 蘇州
    江蘇省に属する街。
  27. 茂名
    広東省に属する街。
  28. 韶関
    広東省に属する街。
  29. 陽江
    広東省に属する街。
  30. 河源
    広東省に属する街。
  31. 遼寧
    おそらく遼寧省。省都は瀋陽。
  32. 湖北
    おそらく湖北省。省都は武漢。
  33. 甘粛
    おそらく甘粛省。省都は蘭州。
  34. 黄石
    湖北省に属する街。
  35. 宜昌
    湖北省に属する街。
  36. 鷹潭
    江西省に属する街。
  37. 新余
    江西省に属する街。
  38. 新鄭
    河南省に属する街。
  39. 邯鄲
    河北省に属する街。邯鄲の夢の故事で有名。
  40. 敦煌
    甘粛省の北部にある街。シルクロードのオアシス都市であった。古来より中華文明の西の果て、西の玄関口であったが、海に交易路がシフトするとこの街も衰退した。
  41. 高陽
    保定市の高陽県か?
  42. 南通
    江蘇省に属する街。
  43. 濰坊
    山東省に属する街。
  44. 西康
    1955年に四川省に吸収された西康省のことか?

Egypt.pngエジプト Edit

全55都市。40番を越えたあたりで既出都市の異称や文化の名前に近いものが混じり、50番以降はヌビアの地名である。
ちなみに9番目の都市がアマルナ→アケトアテンと変わった以外Civ4の使い回しである。

  1. Thebes テーベ
    現在のルクソール市内に位置する。テーベという名前はギリシャ語での呼称で、古代エジプト語では「ワセト」といった。3200BC年頃に建設され、中王国時代の第11王朝(2133BC-1991BC頃)から新王朝時代の第18王朝(1570BC-1293BC頃)まで首都が置かれた。第11王朝によってエジプトの主神となったアメンは、元々テーベで祀られる神であった。アメン信仰は末期王朝時代の第30王朝まで(一時期を除き)歴代のファラオに継承されていったため、首都が移った後もテーベは宗教都市として重要な地位を占めていた。
  2. Memphis メンフィス
    カイロから南に27kmの位置にある古代都市で、エジプト最初の統一王朝である第1王朝(3100BC頃-2890BC頃)の初代ファラオ、メネスによって建設されたという。時代によって何度か名前を変えており、メンフィスという名前は新王国時代の「メンネフェル」が訛ったものである*1。前3世紀の歴史家マネトはこの都市を「Hut-ka-Ptah/フトカプタハ」と記した。これがギリシャ語を経てラテン語に輸入されると「Aegyptus/アエギュプトゥス」となり、英語の"Egypt"や日本語の「エジプト」の語源となった。現在この地域はミート・ラヒーナと呼ばれている。ゲーム内ではアメリカ文明21番目の都市と名前が重複している。
  3. Heliopolis ヘリオポリス
    カイロの北東近郊にあった古代都市。その歴史はエジプトの中でも古く、先史時代から集落があったとされる。「―ポリス」で終わっていることから分かるように、「ヘリオポリス」はギリシャ語であり、「太陽神(ギリシャ神話のヘリオス)の都市」を意味する。古くは創造神アトゥムの都市として「アワヌ」などと呼ばれたが、後にアトゥムが太陽神ラーと同一視されるようになると町の名前も太陽にちなんだものになる。旧約聖書の大預言者イザヤはヘリオポリスを「エジプトでヘブライ語を話す5つの都市のひとつ」として挙げており、ヘブライ語で「太陽の家」を意味する「ベトシェメシュ」という名前を使っている。現在のカイロ中心街には歴史的都市とは別の「ヘリオポリス地区」があり、こちらは政治家や有名サッカー選手なども住む高級住宅地となっている。
  4. Elephantine エレファンティネ
    エレファンティネはナイル川に浮かぶ南北1.2km、東西0.4kmほどの島。アスワン市内にあり、古代エジプト時代にはアブ島またはイェブ島と言った。アスワンは歴史的にエジプトの最南端であったため、この島に置かれた水位計(ナイロメーター)はエジプト全土にナイルの氾濫の始まりと終わりを告げる重要なものであった。またこの島にはナイル川の守り神クヌムが住むとされ、第3王朝の頃にはすでにクヌムを祀る神殿が建てられていたという。国境の島という性格からこの島ではヌビアとの象牙交易も盛んで、エレファンティネという名前はこの事にちなんでつけられた。
  5. Alexandria アレクサンドリア
    アレクサンドリアは地中海に面するナイルデルタの西端にある都市。331BC頃、エジプトを征服したマケドニアのアレクサンドロス大王によって建設された。アレクサンドロスの死後は後継者の1人であるプトレマイオスによってプトレマイオス朝エジプトの首都がおかれて発展し、現在では人口400万人超を抱えるエジプト第2の都市となっている。アレクサンドロスは各地に「アレクサンドリア」という名前のギリシャ風都市を建設しているが、この都市はその第1号である。歴代のCivに遺産として登場している「アレクサンドリア図書館」「ファロス灯台」はこの都市にあった。
  6. Pi-Ramesses ピラメセス
    ピラメセスはナイルデルタの東の縁、かつてアヴァリスがあった付近に建てられた都市で、その名前は「ラメセス(ラムセス)の家」という意味である。Civ5でエジプト文明の指導者となっている第19王朝の第3代ファラオ・ラムセス2世はこの都市を首都としていた。ピラメセスは第18王朝末期、後に第19王朝初代ファラオとなるパ・ラメス(ラムセス1世)によって建設されたと考えられており、次代のセティ1世の頃には夏の宮殿として使われていたようである。旧約聖書の出エジプト記には、ユダヤ人が強制労働によって「ラメセス」という町を建設したと記述されており、これはピラメセスであると考えられている。
  7. Giza ギザ
    ギザ(ギーザ)はカイロからナイル川を挟んで20kmの位置にある都市。クフ王をはじめとする第4王朝のファラオによって建設されたピラミッド群で世界的に有名である。地図で見るとよく分かるが、ギザの市街地はピラミッドのすぐそばにまで迫っており、スフィンクスの視線の先にはKFCがあるというのも(一部では)有名な話である。
  8. Byblos ビブロス
    レバノンの首都ベイルートの北30kmほどにあった都市。ゲーム中では海洋都市国家のビブロスとしても登場する。フェニキア人の故郷であると同時にフェニキア文字(アルファベットの祖先)が生まれた地でもある。エジプト支配下ではパピルスの輸出中継地であり、そこからギリシャ語で「本」を意味する「ビブリオン」や英語の"bible(聖書)"の語源となるなどなにかと本や文字に関わりの深い都市である。
  9. Akhetaten アケトアテン
    新王国時代の1346BCに、第18王朝のファラオ・アクエンアテン(アメンホテプ4世)によって建設された計画都市。第18王朝時代のエジプトではアメン神を祀る神官が大きな影響力を持っていた。アメンホテプ4世はアメン神官の影響力をそぐためにアテン神を信仰する世界初の一神教を創始し、自分や家族の名前*2をアテン神にちなむ名前に変えたり、新首都アケトアテン(「アテン神の地平線」の意)を建設するなど強硬な宗教改革を行った。しかしその強硬さゆえに反発も大きかったのかアテン信仰は定着せず、アクエンアテンの死後この町は放棄され、残された家族の名前も元通りアメン神にちなむものにかわり、終いには第18王朝最後のファラオ・ホルエムヘブの手によって、以降数代のファラオ共々歴史から抹消されるなど散々であった。現在この地域は8世紀にリビアからやって来た遊牧民の名前を取って「(エル・)アマルナ」と呼ばれる。
  10. Hieraconpolis ヒエラコンポリス
    ヒエラコンポリスは「隼の都」という意味のギリシャ語。古代エジプトではネケンと呼ばれ、原始王朝時代から初期王朝時代(3300BC頃-2868BC頃)まで上エジプトの宗教・政治的中心都市であったとされる。ネケンの創設は5000BC頃から4400BC頃まで遡るとされ、3400BC頃には5千から1万人程の人口を誇ったとされる。3500BC頃には世界最古の動物園が作られ、カバ、ハーテビースト、象、ヒヒ、山猫などが飼われていたという。
  11. Abydos アビドス
    アビドスはルクソールから北西に90kmほどの位置にあった。第1王朝期には王家の墓所が置かれたほか、オシリス神復活の地として神話にも登場し、古王国時代にはすでに聖地としての地位を得ていたという。現在のアビドスで最も有名なのは第19王朝のセティ1世によって建てられた神殿であり、ここには第1王朝初代のメネスから第19王朝のセティ1世まで76代、約2000年分のファラオの名前が記された王名表がある。
  12. Asyut アシュート
    アシュートはルクソールから北西に230kmほどの位置にあり、古代エジプトでは「ジャウティ」と呼ばれた。第1中間期には南の第10王朝と北の第11王朝との境界に位置し、はじめ第10王朝側に付いたものの、後に第11王朝に攻められその支配下に入ったという。4世紀にコプト教が流入するとアシュートはその一大拠点となり、現在でもエジプトで最もコプト教徒の比率が大きい都市である。
  13. Avaris アヴァール
    アヴァリスはナイルデルタの東端、南北ではデルタの中間地点程にあった。この都市はシリア・パレスチナ方面から流入したとされるアジア系民族、ヒクソスによって第12王朝時代に建設された。ヒクソスはこの辺りを拠点として徐々にエジプト社会に浸透し、第15王朝ではファラオを輩出するまでに至った。第17王朝末期から第18王朝初期にかけてヒクソスが滅ぼされるとアヴァリスも放棄された。
  14. Lisht リシュト
    リシュトはカイロの南にある村で、中王国時代には王侯貴族の墓が作られた。その中には第12王朝のファラオ、アメンエムハト1世とセンウセレト1世のピラミッドがあるが、どちらもすでに崩壊し遠目には丘のようになっている。
  15. Buto ブト
    ブトは地中海沿岸近く、アレクサンドリアから95kmほど東にあった。元々ペとデプという2つの町であったが、後にペルアジェトというひとつの都市になった。この地では3100BC頃まで独自の文化が栄えていたが、上エジプトと下エジプトが統一されると上エジプトの文化に取って代わられた。この都市がブトと呼ばれるのはプトレマイオス朝(305BC-30BC)時代のことだが、その地位については歴史家によって州都であったとも、ただの主要な村であったとも書かれており一定しない。
  16. Edfu エドフ
    エドフはアスワンとルクソールの中間付近に位置する。エドフはプトレマイオス朝期の237BCから57BCの間に建てられたホルス神殿で有名である。この神殿は古代エジプト時代の神殿の中で最も保存状態がよい。神殿の西にはさらに古い時代の遺構があり、古いものでは第5王朝時代の遺跡が見つかっている。
  17. Pithom ピトム
    ピトムは古代ギリシャ、ローマの文献にあらわれるエジプトの都市の名前。旧約聖書の出エジプト記に、ラメセスとともにユダヤ人の手によって建てられた「倉庫の街」であるとの記述があることから、第18王朝から第19王朝の頃に建てられたと思われる。その位置については未だはっきりしないが、ブバスティスから80kmほど東にあるテル・エル・マスクタ遺跡であると考えられている。
  18. Busiris ブシリス
    ブシリスと呼ばれた都市は4つある。
    1. ナイルデルタ中央にあり、街のすぐ外にはイシス神殿があった。時代が下るとキリスト教の司教座が置かれ、現在でもカトリック教会では名目上ここに司教座があることになっている。
    2. アブシールとも呼ばれる。41番目の都市「アブシール」で解説する。
    3. カイロから南に80kmほど、アル・ファイユームの東にあった。
    4. タポシリス・マグナとも呼ばれ、アレクサンドリアの西にあった。かつてはマリウト湖畔にあり、エジプト―リビア交易の中継地として栄えた。
  19. Kahun カフン
    アル・ファイユームの南東にあり、エル・ラフンとも呼ばれる。第12王朝のセンウセレト2世の時代に、ピラミッド建設に従事する労働者のために作られた。少なくとも三方を壁で囲まれた長方形の街で、街の中もおよそ1対2の面積に壁で区切られていた。狭い方は坂の下にあたり、多くの家が整然と並んでいた。広い方は風が良く通る坂の上にあり、少数の大邸宅が並んでいた。
  20. Athribis アスリビス
    アトリビスはカイロの北にあった。女神トリフィス*3にちなんで名付けられた都市で、第25王朝から第30王朝時代の遺構が残る。また、その語のギリシャ・ローマ時代には墓地として使われたようである。
  21. Mendes メンデス
    メンデスはナイルデルタの東部にあり、第29王朝の首都であった。メンデスの歴史は少なくともナカダ文化2期(3500BC頃-3200BC頃)まで遡ることができ、古代エジプト時代を通じて主要な地方都市であり続けた。しかしその後の衰退は早く、紀元後1世紀には消滅した。
  22. El-Ashmunein エル・アシュムネイン
    エル・アシュムネインはアシュートから北西へ80kmほどの場所にあり、古代エジプト語ではクヌム、ギリシャ語ではヘルモポリスという。知恵の神トート信仰の中心地であった。
  23. Tanis タニス
    タニスはナイルデルタ東部、ピラメセスの北にあった。ピラメセス付近を流れるナイルの分流が干上がったため、新たな水源を求めて新王国時代末期に建設されたと考えられている。タニスはテーベと同じ神を祀っており、下エジプトにおける宗教的拠点として機能していた。第3中間期には下エジプトを支配する第21王朝の首都が置かれた。
  24. Bubastis ブバスティス
    ブバスティスはナイルデルタの東側、タニスとメンフィスの中間に位置した。バステト信仰の中心地であり、第22王朝(945BC-715BC)のファラオを輩出した。第23王朝(818BC-715BC)には最盛期を迎えたが、525BCにペルシアのカンビュセス2世によって征服されると衰退していった。
  25. This シス
    ティスまたはティニスの位置は正確には分かっていないが、アビドス付近にあったと考えられている。第1王朝から第2王朝の間には首都が置かれた。第3王朝がテーベに遷都するとティスの地位は低下したが、古王国時代から新王国時代にかけて、たびたび重要な役割を担った。
  26. Oryx オリックス
    オリックスは上エジプト16番目の州(ノモス)で、ベニ・ハサンを南端とし、そこから北に40kmくらいまでの範囲であった。第1中間期には州侯の力が大きくなり、ベニ・ハサンにはオリックス州侯の大きく壮麗な墓が残されている。オリックスという名前はウシ科の草食獣であるオリックスから取られており*4、州侯の墓にもオリックスが描かれている。
  27. Sebennytus セベニタス
    セベニタス(セベニトスとも)はサイスからほぼ真東に位置する。下エジプトとメンフィスとの交易中継点として栄えたが、のちに土砂の堆積によってその機能を失った。前3世紀の歴史家マネトの出身地としても知られる。
  28. Akhmim アフミーム
    アフミームはルクソールから北西に130kmほどの位置にある。古代エジプトでは「イプ」ないし「ケントミン」といった。豊穣の神ミンを祀る都市だったという。ミンは東の砂漠の道を守護する神でもあったため、交易商達はミンの祝祭があるとアフミームやコプトスに集まったという。
  29. Karnak カルナック
    エル・カルナックはルクソールの北3kmにある村。付近にある神殿群、カルナック神殿で知られる。この神殿は主にテーベの祭神アメンに捧げられたものであり、主要な建造物は第18王朝から第19王朝の間に継続して建てられた。
  30. Luxor ルクソール
    ルクソールはエジプト中部の都市で、かつてテーベがあった場所に建てられている。周辺にはテーベの都市やカルナック神殿、ルクソール神殿といった神殿群、新王国時代の墓所である王家の谷、王妃の谷など多くの遺跡がある。
  31. El-Kab エル・カブ
    エル・カブはルクソールから80km南にあり、古代エジプトでは「ネケブ」といった。第16王朝から第18王朝頃にかけて作られた、州侯などの有力者の墓が残っている。
  32. Armant アルマント
    アルマントはルクソール近郊にあり、古代エジプト語ではイウニ、ギリシャ語ではヘルモンティスという。第11王朝のメンチュヘテプ2世(在位2046BC頃-1995BC)はこの地に戦の神モンチュを祀る神殿を建てた。第12王朝時代や新王国時代にも同様に神殿が建てられたが、末期王朝時代に破壊された。第30王朝最後のファラオ・ネクタネボ2世は新たな神殿を建て、プトレマイオス朝時代にも拡張された。神殿の遺跡は19世紀に砂糖工場の建築資材として使われてしまったため、現存していない。
  33. Balat バラト
    バラトはルクソールから350km西、ダクラ・オアシスのほとりにあった。更新世のサハラ地帯は今ほど乾燥しておらず、人の行き来が可能であった。しかし4000BC頃にサハラの乾燥が進むとダクラ・オアシスは孤立することになった。古代エジプト国家とダクラ・オアシスの接触は2550BC頃と考えられており、ヒエラティック(神官文字)を記した第6王朝時代の粘土板が見つかっている。
  34. El-Lahun エル・ラフン
    エル・ラフンは19番目の都市、カフンの現代(アラビア語)における呼称。
  35. Kom Medinet Ghurab コム・メディネト・グラブ
    コム・メディネト・グラブはエル・ラフンの南、アル・ファイユームの入口付近にあった。初期王朝時代には集落があったが、しばらくは小さな農村だった。第18王朝のトトメス3世の治世までにここに離宮が建設されると、人口が急激に増加した。この離宮は第20王朝頃まで利用されていたようだが、その後は不明である。
  36. Hawara ハワラ
    ハワーラはエル・ラフンの北西にあった。第12王朝のアメンエムハト3世と、その娘ネフェルプタハのピラミッドがある。
  37. Dashur ダシュール
    ダハシュールはカイロの南60kmにある。第4王朝初代、スネフェルが建設した「赤いピラミッド」「屈折ピラミッド」や第12王朝時代のファラオによって建てられたピラミッドなど、古王国時代から中王国時代の墓が多く見つかっている。
  38. Raqote ラクテ
    ラコタはアレクサンドリアのコプト語での名前。アレクサンドロス以前にこの地にあった漁村に由来すると考えられている。
  39. Damanhur ダマンフール
    ダマンフールはナイルデルタ西部、アレクサンドリアから東南東に70kmほどの位置にある。メレオティス湖とナイル川を結ぶ運河沿いに建っており、ホルス神を祀る都市だった。ギリシャ語ではヘルモポリス・ミクラという。
  40. Merimde メリムダ
    メリムダはカイロから北西に50kmほどの地点のこと。新石器時代の4800BCから4300BCに興ったメリムダ文化に名前を残す。
  41. Abusir アブシール
    ギーザの南にあり、第5王朝のピラミッドが建てられている。アブシールのピラミッドは第4王朝期に建てられたギーザの大ピラミッドに比べると造りも大きさも劣っており、王権の衰えが現れているとされる。また古王国時代のものとしては最も大量のパピルス片(アブシール・パピルス)も見つかっている。
  42. Herakleopolis ヘラクレオポリス
    古代エジプトではネンネスといい、ベニ・スエフから15km西にある。第1中間期には、第9王朝と第10王朝の首都が置かれた。
  43. Akoris アコリス
    アコリスはアシュートから北に120kmの位置にある。古王国時代の岩窟墓や新王国時代の住居跡、ローマ時代の神殿跡などがある。
  44. Beni Hasan ベニ・ハサン
    ベニハッサンはミニヤーから20kmほど南にある。中王国時代の岩窟墓があり、オリックス州侯などが埋葬されている。墓地の南には第18王朝のハトシェプストとトトメス3世によって建てられた神殿がある。
  45. Tasa タサ
    デイル・ターサはアシュートとアフミームの間にある。4500BC頃、この地を中心に上エジプト最古となるターサ文化が栄えた。
  46. Badari バダリ
    エル・バダーリーはアシュートの南西30kmほどにあり、ターサ文化の後、4400BCから4000BC頃に栄えたバダーリー文化の中心地である。
  47. Hermopolis ヘルモポリス
    ヘルモポリスは22番目の都市、エル・アシュムネインのギリシャ語での名前。39番目の都市、ダマンフールもギリシャ語ではヘルモポリスといい、区別する際には前者をヘルモポリス・メガレ、後者をヘルモポリス・ミクラという。
  48. Amrah アムラ
    エル・アムラはバダーリー文化に続き、4000BCから3500BC頃上エジプトに栄えたナカダ文化1期の遺跡が初めて見つかった土地。ナカダ文化1期はこの地の名前を取ってアムラ文化とも呼ばれる。この遺跡からは下エジプトで作られた石の容器、シナイ半島産の銅、ヌビア産の黒曜石やごく少量の金が出土しており、この時代から広い範囲で交易が行われていたことが分かる。
  49. Negade ネガデ
    ネガデはナカダともいい、ルクソールの北北東25kmほどにある。4400BCから3000BC頃上エジプトに栄えた文化はこの地の名前を取ってナカダ文化といい、大きく1期から3期の3つの時期に分けられる。ナカダ文化1期(4400BC-3500BC頃)の説明は48番、アムラ参照。ナカダ文化2期(3500BC-3200BC頃)はエジプトの広い範囲に広がり、金属器の使用が始まった。ナカダ文化3期(3200BC-3000BC頃)は第0王朝、原始王朝時代などとも呼ばれ、ヒエログリフ、灌漑、帆走などの発明があった。Civ5のテクノロジーでいうと農業・陶器・畜産・弓術がナカダ文化1期またはそれ以前、青銅器がナカダ文化2期、帆走・筆記がナカダ文化3期といった所だろうか。
  50. Koptos コプトス
    コプトスはルクソールから北西40kmほどの位置にあり、古代エジプトではキフトないしゲブトゥといった。コプトスはギリシャ語での呼称。コプトスはこの地域で最も重要な宗教都市であった。この街はミン神を祀っており、東の砂漠や紅海へ旅をする者はここを拠点としたという。なお、エジプトにおけるキリスト教徒を指す「コプト」はエジプトを意味するアラビア語の「キブティ」、さらに遡るとギリシャ語の「アイギュプトス」であり、コプトスと直接の関係はない*5
  51. Hermonthis ヘルモンティス
    ヘルモンティスは32番目の都市、アルマントのギリシャ語名。
  52. Ombos オンボス
    オンボスは49番目、ネガデ(ナカダ)のギリシャ・ローマ時代における呼称。
  53. Aniba アニバ (リンクはドイツ語版)
    アニバはアスワンから110kmほど南にあった、下ヌビアの村。中王国時代にはエジプトによって国境の砦が築かれ、新王国時代には下ヌビアで最も重要な都市となった。
  54. Soleb ソレブ
    ソレブは現在のスーダン北部にあった、ヌビアの町である。第18王朝時代には多くの神殿が建てられた。
  55. Semna セムナ
    セムナはアスワンから南西に350km、現在のスーダン北部にある地名。セムナにはエジプトの砦が3つ築かれており、古いものは第12王朝のセンウセレト1世時代に建てられた。
  56. Amara アマラ
    アマラは現スーダン領、ヌビアに建てられたエジプト人の都市で、通常西アマラと東アマラに分けられる。西アマラは第19王朝のセティ1世の時代に建てられ、一時期行政府が置かれた。都市はおよそ200m四方の大きさで、ラムセス2世によって建てられた巨大な神殿がある。東アマラはメロエ王国時代の遺構が見られ、ヌビアの王ナタカマニ(在位1BC-AD20頃)の建てた神殿がある。

England.pngイギリス Edit

  1. London ロンドン
  2. York ヨーク
  3. Nottingham ノッティンガム
  4. Hastings ヘイスティングス
  5. Canterbury カンタベリー
  6. Coventry コベントリ
  7. Warwick ウォリック
  8. Newcastle ニューキャッスル
  9. Oxford オックスフォード
  10. Liverpool リバプール
  11. Dover ドーバー
  12. Brighton ブライトン
  13. Norwich ノリッジ
  14. Leeds リーズ
  15. Reading リーディング
  16. Birmingham バーミンガム
  17. Exeter エクセター
  18. Cambridge ケンブリッジ
  19. Gloucester グロスター
  20. Manchester マンチェスター
  21. Bristol ブリストル
  22. Leicester レスター
  23. Carlisle カーライル
  24. Ipswich イプスウィッチ
  25. Portsmouth ポーツマス
  26. Berwick ベリック
  27. Bath バース
  28. Mumbles マンブルズ
  29. Southampton サウサンプトン
  30. Sheffield シェフィールド
  31. Salisbury ソールズベリー
  32. Colchester コルチェスター
  33. Plymouth プリマス
  34. Lancaster ランカスター
  35. Blackpool ブラックプール
  36. Winchester ウィンチェスター
  37. Hull ハル

France.pngフランス Edit

全40都市。ベーヨンとカリスはバイヨンヌとカレー。
ブルージュだけベルギー領だが、この街を治めたフランドル伯がフランスとの関係が強いためと思われる。

  1. パリ Paris
    世界に名だたる文化の都。エッフェル塔、ノートルダム大聖堂、ルーブル美術館の所在地。
  2. オルレアン Orleans
    オルレアンはサントル=ヴァル・ド・ロワール地域圏の首府、ロワレ県の県庁所在地。百年戦争でイギリス軍に包囲されたが、ジャンヌダルクによって解放された。以後ジャンヌダルクは「オルレアンの乙女」と呼ばれる様になる。
  3. リヨン Lyon
  4. トロワ Troyes
  5. ツール Tours
  6. マルセイユ Marseille
  7. シャルトル Chartres
  8. アヴィニョン Avignon
  9. ルーアン Rouen
  10. グルノーブル Grenoble
  11. ディジョン Dijon
  12. アミアン Amiens
  13. シェルブール Cherbourg
  14. ポアティエ Poitiers
  15. ツールーズ Toulouse
  16. ベーヨン Bayonne
    バイヨンヌはアキテーヌ地域圏、ピレネー=アトランティック県の都市で、フランス領バスクの中心都市。
  17. ストラスブール Strasbourg
  18. ブレスト Brest
  19. ボルドー Bordeaux
  20. レンヌ Rennes
  21. ニース Nice
  22. サンティティエンヌ Saint Etienne
  23. ナント Nantes
  24. ランス Reims
  25. ル・マン Le Mans
    ル・マンはサント県の県庁所在地。世界三大レースの一つ、ル・マン24時間レースが開催される。
  26. モンペリエ Montpellier
  27. リモージュ Limoges
  28. ナンシー Nancy
  29. リール Lille
  30. カン Caen
  31. ツーロン Toulon
  32. ニーム Nîmes
  33. ル・アーブル Le Havre
  34. ルルド Lourdes
    ルルドはオート=ピレネー県の小さな街。この街の泉で1858年に起きた奇跡により、カトリックの巡礼地となった。
  35. カルカソンヌ Carcassone
  36. カンヌ Cannes
  37. エクサンプロヴァンス Aix-En-Provence
    エクス=アン=プロヴァンスはブーシュ=デュ=ローヌ県の古都。
  38. ラ・ロシェル La Rochelle
  39. ブルージュ Bourges
    ブルッヘはベルギーの都市。仏語ではブリージュ、英語でブルージュ。
  40. カリス Calais
    カレーはパ=ド=カレー県の都市。

Germany.pngドイツ Edit

  1. ベルリン Berlin
    1448年にブランデンブルク辺境伯がブランデンブルクからベルリンに宮殿を移したのが興りで、その後のプロイセン王国時代から東ドイツを経て東西統一後のドイツまでずっとドイツの首都。CIV5でも遺産として出ているブランデンブルク門もある。旧東ドイツ地域に残存する建物にアーティストが多く住みつき*6、芸術都市の顔も持つ。伯林とも。
  2. ハンブルク Hamburg
    ハンザ同盟の主要都市であり、交易で栄えた。三十年戦争やナポレオン戦争で荒廃し、その後も火災や疫病が襲ったがその度に復興した。第二次大戦時には潜水艦基地がおかれており、連合国による空襲を受けている。
  3. ミュンヘン Munich
    バイエルンの最大都市であり州都。文化的にはオーストリアと同じ南ドイツ圏である為か芸術が盛んであった。第一次大戦後は右派勢力の温床となり、アドルフ・ヒトラーをはじめとする右派団体達がクーデター未遂事件を起こしている。しかし、ナチ党政権下では反ナチグループの「白いバラ」が登場しているあたり単に反中央的なだけかもしれない。ドイツ語発音ではミュンヒェン[München]。ビール醸造で世界的に知られる。上述のヒゲの伍長がクーデターを起こしかけた舞台も、醸造所が運営するパブにおいてであった。
  4. Cologne ケルン
    紀元50年にローマ植民市となって以来、ゲルマニアにおける支配拠点となった。4世紀にはキリスト教大司教座が置かれ、ケルン大聖堂(初代)が建立。*7 宗教や文化の中心として長らく繁栄したが、フランスに近い地勢から戦乱にもよく晒された。第二次世界大戦では市域の95%を破壊されるも、運良く破壊をまぬがれた大聖堂をシンボルとしつつ復興。こんにちではキリスト教離れや移民受け入れによって多宗教都市の様相を呈しつつある。
  5. Frankfurt フランクフルト
    神聖ローマ期には自治権をもつ帝国自由都市であり、皇帝をえらぶ選挙や戴冠式もこの街で行われた。普墺戦争をへてプロセインに編入。現在は国際金融の中心地。ちなみに、今までの説明はマイン川沿いのフランクフルトについての説明だが、オーデル川沿いにも同名の都市がある。
  6. Essen エッセン
    19世紀以降の工業化にともない、典型的なハンマー都市として発展した。近隣のドルトムント、デュースブルクなどとルール工業地帯を形成する。現存する炭鉱跡はユネスコ世界遺産。同地域における産業遺産めぐりのキモをなす。
  7. Dortmund ドルトムント
    上記エッセンとともに、産業革命以来のハンマー都市。そのため大戦中は主要標的とされ、市域の2/3が爆撃された。しかし戦後は西ドイツのエンジンとして鉄と石炭を生産しつづけた。いまはハイテク都市に生まれ変わりつつある。
  8. Stuttgart シュツットガルト
    ダイムラー、ポルシェの本拠をかかえる工業都市だが、ワイン生産なども盛ん。音楽の街でもあり、楽器の基準音A(ラの音)を440Hzと定めたのも当地で開催された国際会議による。
  9. Düsseldorf デュッセルドルフ
    ベルク伯領として勃興。ライン川沿いに隣接するケルンとは伝統的にライバル関係にあり、スポーツでもその名残がみられる。芸術アカデミーがあり、アート分野の影響も強い。日本企業が進出しており、日本人駐在員が多い都市として知られる。
  10. Bremen ブレーメン
    8世紀より司教座が置かれ、交通の要衝にあることも手伝って発展した。ハンザ同盟加盟を期にいっそう力をつけ、教会の支配によらない自由な気風を保った。18-19世紀には海運の要として重要なポジションを占めたが、第二次世界大戦で爆撃されたために往時の名残はほとんど残っていない。いまも海運で栄えるほか、航空分野も得意としつつある。
  11. Hannover ハノーバー
    ハノーファーは小さな漁村であったが、ハンザ同盟の一員となるころには教会や城壁をもつ都市に成長。ハノーファー公国よりイギリス国王ジョージ1世が出た関係でイギリス風建築が残る。
    14世紀、同地を治めるヴィルヘルム5世によって大学都市が形成された。19世紀に大学機能がボンに移設されて以降、工業都市となった。ライン川とルール川の合流地点で、しかも石炭が湧くという神立地であることも手伝い、現在世界最大の河川港がある。また、前述の英国王を輩出した関係で、長らく英国との同君連合が続いたが、王位継承規定により女性君主を認めていないため、英国の女王にヴィクトリアが即位した1837年に同君連合は解消された。
  12. Duisburg デュースブルグ
  13. Leipzig ライプチヒ
  14. Dresden ドレスデン
  15. Bonn ボン
  16. Bochum ボーフム
  17. Bielefeld ビーレフェルド
  18. Karlsruhe カルルスルーエ
  19. Gelsenkirchen ゲルゼンキルヘン
  20. Wiesbaden ウィスバーデン
  21. Münster マンスター
  22. Rostock ロストク
  23. Chemnitz ケムニッツ
  24. Braunschweig ブラウンシュワイク
  25. Halle ハレ
  26. Mönchengladbach モンヘングラントバッハ
    メンヒェングラートバッハはドイツ西部の都市。近くの街と同名だったので「ミュンヘングラートバッハ」に改名したが、今度はミュンヘンと混同されたので、更に改名してメンヒェングラートバッハになった。
    ブンデスリーガの「ボルジアMG」の本拠地。
  27. Kiel キール
  28. Wuppertal ブッパータール
    ヴッパータールはドイツ西部の都市。現在稼働している物の中では最も古いモノレール「ヴッパータール空中鉄道」がある。
  29. Freiburg フライブルク
  30. Hagen ハーゲン
  31. Erfurt エルフルト
  32. Kassel カッセル
  33. Oberhausen オーバーハウゼン
  34. Hamm ハム
  35. Saarbrücken ザールブリュッケン
  36. Krefeld クレーフェルト
  37. Potsdam ポツダム
  38. Solingen ゾーリンゲン
  39. Osnabrück オスナブリュック
  40. Ludwigshafen ルートウィヒスハーフェン
  41. Leverkusen レバークーゼン
  42. Oldenburg オルデンブルク
  43. Neuss ノイス
  44. Mülheim ミュールハイム
  45. Darmstadt ダルムシュタット
  46. Herne ヘルネ
  47. Würzburg ヴゥルツブルク

Greece.pngギリシャ Edit

  1. Athens アテネ
  2. Sparta スパルタ
  3. Corinth コリントス
  4. Argos アルゴス
  5. Knossos クノッソス
  6. Mycenae ミケーネ
  7. Pharsalos ファルサロス
  8. Ephesus エフェソス
  9. Halicarnassus ハリカルナッソス
  10. Rhodes ローズ
  11. Eretria エレトリア
  12. Pergamon ペルガモン
  13. Miletos ミレトス
  14. Megara メガラ
  15. Phocaea ポカイア
  16. Sicyon シキュオン
  17. Tiryns ティリンス
  18. Samos サモス
  19. Mytilene ミティリーニ
  20. Chios キオス
  21. Paros パロス
  22. Tegea テゲア
  23. Elis エリス
  24. Syracuse シラクサ
  25. Herakleia ヘラクレイア
  26. Gortyn ゴルテュナ
  27. Chalkis カルキス
  28. Pylos ピュロス
  29. Pella ペッラ
  30. Naxos ナクソス
  31. Sicyon シキュオン
  32. Smyrna スミルナ
  33. Larissa ラリサ
  34. Apollonia アポロニア
  35. Messene メッセネ
  36. Orchomenos オルコメノス
  37. Ambracia アムブラキア
  38. Kos コス
  39. Knidos クニドス
  40. Amphipolis アンフィポリス
  41. Patras パトラス
  42. Lamia ラミア
  43. Nafplion ナフプリオ
  44. Apolyton アポリュトン

India.pngインド Edit

インド26 パキスタン2 不明3

  1. デリー DELHI
    12世紀チャーハマーナ朝(チャウハーン朝)によって建設。1648年に基礎が造られた。
  2. ムンバイ MUMBAI
    1354年にポルトガルが7つの島に城塞をかけたのをきっかけに発展。
  3. ヴィジャヤナガラ VIJAYANAGARA
    ヴィジャヤナガル王国の首都だった。今は「ハンピ」という村になっている。
  4. パタリプトラ PATALIPUTRA
    十六大国の一つだった「マガダ国」の首都。「パータリプトラ」の方が近い。
  5. ヴァラナシ VARANASI
    十六大国の一つであった「カーシー王国」の首都だった。「ワーラーナシー」の方が近い。
  6. アーグラ AGRA
    三世紀の地図には既に記載。1475年に現在のアーグラが建設。1632年にタージ・マハルが建設開始した。
  7. コルカタ CALCUTTA
    現在の正しい英語綴りは「KOLKATA」。「CALCUTTA/カルカッタ」は古い言い方だが、英語圏ではいまだに使われることがある模様。建設したのは「イギリス東インド」会社で1698年。
  8. ラホール LAHORE
    印パ国境にある「パキスタン」北部の都市。一時期「ムガル帝国」の首都になった。
  9. バンガロール BANGALORE
    AC900年頃までは無人の地だった。「ヴィジャヤナガル帝国」配下の領主が計画都市を建設した。「マイソール王国」の首都になった。その後「インドのシリコンバレー」と呼ばれ国内2番目の識字率になった。
  10. ハイデラバード HYDERABAD
    「ハイダラバード」の方が近い。1589年からゴールコンダ王国の首都となっていた。伝承ではこの地には「チチェラム」という村があったが、ゴールコンダ国王がお気に入りの踊り子の名をとって「バーグナガル」と名付けた。踊り子がイスラム教に改宗して名前を「ハイダル・マハル」と変えると、王はこれに従って、都市の名前もハイデラバードに変えたという。かなり暑く熱中症が多い。
  11. マドゥライ MADURAI
    「パーンディヤ朝」、「マドゥライ・ナーヤカ朝」の首都であった。
  12. アーメダバード AHMEDABAD
    「アフマダーバード」の方が近い。1411年グジャラート・スルターン朝の首都になった。「塩の行進」の出発点であった。
  13. コラープル KOLHAPUR
    「マハーラーシュトラ州」にある。
  14. パラヤガ PRAYAGA
    ここ参照
  15. アヨージャ AYODHYA
    十六大国の「コーサラ王国」の初代首都。「アヨーディヤー」の方が近い。
  16. インドラプラシャ INDRAPRASTHA
    ここ参照
  17. マトゥラ MATHURA
    ヒンドゥー7聖地の一つ。十六大国の「シューラセーナ国」の首都だった。「クリシュナ(インド神話の英雄で、ヴィシュヌ神の第8の化身(アヴァターラ) )」が産まれた場所でもある。
  18. ウジャイン UJJAIN
    「グプタ朝」時代に繁栄。
  19. グルバルガ GULBARGA
    「バフマニー朝」の首都だった。
  20. ジャウンプル JAUNPUR
    「ジャウンプル・スルターン朝」の首都だった。
  21. ラージャグリハ RAJAGRIHA
    「マガダ国」の旧首都。釈迦が最も長くいた都市で仏教の聖地であり王舎城、羅閲祇とも呼ばれる。
  22. サラヴァスティー SRAVASTI
    「コーサラ国」の新首都。舎衛城の方が使われる。
  23. ティルチラーパリ TIRUCHIRAPALLI
    正しくは「TIRUCHIRAPPALLI」。マドゥライ・ナーヤカ朝の2番目の首都。
  24. タンジョール THANJAVUR
    「チョーラ朝」、「タンジャーヴール・ナーヤカ朝」の首都。イギリス統治下で「タンジョール」それ以外では「タンジャーヴール」
  25. ブッダガヤ BODHGAYA
    仏教8大聖地の一つ。ヒンドゥー教の聖地でもある。現在では50人以上の地元の若者が日本人女性と結婚している。
  26. クシナガール KUSHINAGAR
    十六大国の一つである「マッラ国」の西の中心地。「クシナガラ」の方が近い。
  27. アマラバティー AMARAVATI
    かつて仏教都市として隆盛を誇った。
  28. ガウル GAUR
    ここ参照
  29. グワリオル GWALIOR
    「グワーリヤル」の方が近い。
  30. ジャイプル JAIPUR
    別名「ピンク・シティー」
  31. カラチ KARACHI
    「パキスタン」最大の都市。

Iroquois.pngイロコイ Edit

  1. Onondaga オノンダガ
  2. Osininka オシンインカ
  3. Grand River グランドリバー
  4. Akwesasne アクウェサスネ
  5. Buffalo Creek バッファロー・クリーク
  6. Brantford ブラントフォード
  7. Montreal モントリオール
  8. Genesse River ジェネシーリバー
  9. Canandaigua Lake カナンデーグア湖
  10. Lake Simcoe シムコー湖
  11. Salamanca サラマンカ
  12. Gowanda ゴウォンダ
  13. Buffalo バッファロー
  14. Cuba キューバ
  15. Akron アクロン
  16. Kanesatake カナサタケ
  17. Ganienkeh ガニエンケ
  18. Cayuga Castle カユガ・キャッスル
  19. Chondote チョンドテ
  20. Canajoharie カナジョハリー
  21. Nedrow ネドロウ
  22. Syracuse シラクサ
  23. Oneida Lake オナイダ湖
  24. Kanonwalohale カノンワロハレ
  25. Green Bay グリーンベイ
  26. Southwold サウスウォールド
  27. Mohawk Valley モホーク・バレー
  28. Schoharie スカハリー
  29. Bay of Quinte クゥインテ湾
  30. Kanawale カナワレ
  31. Kanatsiokareke カナツィオカレク
  32. Tyendinaga ティエンディナガ
  33. Hahta ハータ

Japan.png日本 Edit

全35都市は初期文明では5番目に少ない。
地方別では東北・北海道5、関東4、中部7、近畿7、中四国7、九州・沖縄5で関東が一番少ない
リンク先の優先度は律令国>市町村>都道府県

  1. Kyoto 京都
  2. Osaka 大阪
  3. Tokyo 東京
  4. Satsuma 薩摩
  5. Kagoshima 鹿児島
  6. Nara 奈良
  7. Nagoya 名古屋
  8. Izumo 出雲
  9. Nagasaki 長崎
  10. Yokohama 横浜
  11. Shimonoseki 下関
  12. Matsuyama 松山
  13. Sapporo 札幌
  14. Hakodate 函館
  15. Ise 伊勢
  16. Toyama 富山
  17. Fukushima 福島
  18. Suo 周防
  19. Bizen 備前
  20. Echizen 越前
  21. Izumi 和泉
  22. Omi 近江
  23. Echigo 越後
  24. Kozuke 上野
  25. Sado 佐渡
  26. Kobe 神戸
  27. Nagano 長野
  28. Hiroshima 広島
  29. Takayama 高山
  30. Akita 秋田
  31. Fukuoka 福岡
  32. Aomori 青森
  33. Kamakuro 鎌倉
  34. Kochi 高知
  35. Naha 那覇

Ottoman.pngオスマントルコ Edit

全35都市。

  1. Istanbul イスタンブール
    アジアとヨーロッパにまたがるトルコ最大の都市。
  2. Edirne エディルネ
  3. Ankara アンカラ
    アンカラはトルコの首都。
  4. Bursa ブルサ
  5. Konya コンヤ
  6. Samsun サムスン
  7. Gaziantep ガジーアンテップ
  8. Diyarbakir ディヤルバクル
  9. Izmir イズミル
  10. Kayseri カイセリ
  11. Malatya マラティヤ
  12. Marsin マルシン
  13. Antalya アンタルヤ
  14. Zonguldak ゾングルダク
  15. Denizli デニズリ
  16. Ordu アイドゥ
  17. Mugla ムーラ
    ムーラはムーラ県の県都。
  18. Eskişehir エスキシェヒル
  19. Inebolu イネボル
  20. Sinop シノップ
  21. Adana アダナ
  22. Tarsus タルサス
  23. Artuin アルトゥイン
  24. Bodrum ボドルム
    ボドルムはムーラ県の都市。かつてマウソロス霊廟が建っていた街。
  25. Ereğli エレーリ
    カラデニズ・エレーリはゾングルダク県の都市。トルコ最大の製鉄所がある。
  26. Silifke シリフケ
  27. Sivas シバス
  28. Amasya アマスヤ
  29. Marmaris マルマリス
  30. Trabzon トラブゾン
  31. Erzurum エルズルム
  32. Urfa ウルファ
    シャンルウルファはシャンルウルファ県の県都。シャンルは「偉大な」「栄光ある」という意味で、1984年に付け加えられた。バビロニアのウライ、ビザンチンのエデッサと同一都市である。
  33. Izmit イズミット
  34. Afyonkarhisar アフヨン
    アフィヨンカラヒサールはアフィヨンカラヒサール県の県都。
  35. Bitlis ビトリス

Persia.pngペルシャ Edit

全64都市。アルシャダから下はアルファベット順になっている。

  1. Persepolis ペルセポリス
    ペルセポリスはアケメネス朝ペルシャの都。アレクサンドロスによって焼き払われ廃墟となった。
  2. Pasargadae パサルガダエ
  3. Susa スーサ
  4. Ecbatana エクバタナ
  5. Tarsus タルサス
  6. Gordium ゴルディウム
  7. Bactra バクトラ
  8. Sardis サルディス
  9. Ergili エルギル
  10. Dariushkabir ダリウス・カビル
  11. Ghulaman グラマン
  12. Zohak ゾハク
  13. Istakhr イスタブル
  14. Jinjan ジンジャン
  15. Borazjan ボラズジャン
  16. Herat ヘラート
  17. Dakyanus ダキヤヌス
  18. Bampur バンプール
  19. Turengtepe トゥラン・テペ
  20. Rey レイ
  21. Shiraz シーラーズ
  22. Tushpa トゥシュパ
  23. Hasanlu ハサンル
  24. Gabae ガバエ
  25. Merv メリブ
  26. Behistun ベヒストゥーン
  27. Kandahar カンダハル
  28. Altintepe アントゥン・テペ
  29. Bunyan バニヤン
  30. Charsadda チャールサダ
  31. Uratyube ウラ・テューベ
  32. Dura Europos ドゥラ・エウロポス
  33. Aleppo アレッポ
  34. Qatna カンタ
  35. Kabul カーブル
    カーブルは現在のアフガニスタン首都。都市国家名と重複している。
  36. Capisa カピサ
  37. Kyreskhata キュレスカタ
  38. Marakanda マラカンダ
  39. Peshawar ペシャワール
  40. Van ヴァン
  41. Pteira ペテイラ
  42. Arshada アルシャダ
  43. Artakaona アルタコアナ
  44. Aspabota アスパボタ
  45. Autiyara アンティヤラ
  46. Bagastana バガスタナ
  47. Baxtri バシトリ
  48. Darmasa ダルマサ
  49. Daphnai ダピナイ
  50. Drapsaka ドラプサカ
  51. Eion エイオン
  52. Gandutava ガンドゥタヴァ
  53. Gaugamela ガウガメラ
  54. Harmozeia ハルモジア
  55. Ekatompylos ヘカトンピュロス
  56. Izata イザタ
  57. Kampada カンパダ
  58. Karmana カルマナ
  59. Kounaxa クナクサ
  60. Kuganaka クガナカ
  61. Nautaka ナウタカ
  62. Paishiyauvada パイシヤウヴァダ
  63. Patigrbana パティグルバナ
  64. Phrada フラダ

Rome.pngローマ Edit

全55都市。イタリア、特にローマを含むラツィオ州の地名が多いが、イギリスやスペイン、遠くはトルコやシリアの地名まで入っており、ローマ帝国の広大さがわかる。
また、名前かぶりはほとんど無いものの、他の文明に登場する都市のラテン語名が多く含まれている。
地図

  1. Rome ローマ
  2. Antium アンティウム
    現在のイタリア、ラツィオ州ローマ県アンツィオのこと。
  3. Cumae クマエ
    イタリア、ナポリの西にあったギリシャの植民都市。
  4. Neapolis ネアポリス
    現在のイタリア、ナポリのこと。
  5. Ravenna ラベンナ
  6. Arretium アレティウム
    現在のイタリア、トスカーナ州アレッツォ県アレッツォのこと。
  7. Mediolanum メディオラヌム
    現在のイタリア、ミラノのこと。
  8. Arpinum アルピヌム
    現在のイタリア、ラツィオ州フロジノーネ県アルピーノのこと。
  9. Circei チェルチイ
    Circeii(キルケイイ)の誤りと思われる。
    キルケイイは現在のイタリア、ラツィオ州ラティーナ県サン・フェリーチェ・チルチェーオのこと。
  10. Setia セティア
    現在のイタリア、ラツィオ州ラティーナ県セッツェのこと。
  11. Satricum サトゥリクム
    現在のイタリア、ラツィオ州ラティーナ県レ・フェッリエーレ付近にあったラテン人の植民都市。
  12. Ardea アルデーア
  13. Ostia オスティア
  14. Velitrae ウェリトラエ
    現在のイタリア、ラツィオ州ローマ県ヴェッレトリのこと。
  15. Viroconium ウィロコニウム
    Viroconium Cornoviorum/ウィロコニウム・コルノウィオールムはイギリス、シュロップシャー州ロクシターの北東にあった。ローマ時代はブリテン島で4番目に大きい都市であったと考えられている。
  16. Tarentum タレンツム
    現在のイタリア、プッリャ州タラント県タラントのこと。
  17. Brundisium ブルンディシウム
    現在のイタリア、プッリャ州ブリンディジ県ブリンディジのこと。
  18. Caesaraugusuta カエサラウグスタ
    現在のスペイン北東部の都市サラゴサのこと。
  19. Caesarea カエサレア
    カエサレアはCaesar/カエサルに由来しており、「皇帝の街」という意味。カエサレアという地名はカエサレア島(イギリス、ジャージー島)、カエサレア・イン・カッパドキア(トルコ、カイセリ)、カエサレア・マリティマ(イスラエル、テルアビブの北)など旧ローマ領に多数ある。
  20. Palmyra パルミラ
    シリア中央部、タドムルにあった都市。遺構はパルミラ遺跡として世界遺産に登録されている。
  21. Signia シグニア
    現在のイタリア、ラツィオ州ローマ県セーニのこと。
  22. Aquileia アクイレイア
  23. Clusium クルシウム
    現在のイタリア、トスカーナ州シエナ県キウージのこと。
  24. Sutrium ストリウム
    現在のイタリア、ラツィオ州ヴィテルボ県ストリのこと。
  25. Cremona クレモナ
  26. Placentia プラセンシア
    現在のイタリア、エミリア=ロマーニャ州ピアチェンツァ県ピアチェンツァのこと。
  27. Hispalis ヒスパリス
    現在のスペイン南部の都市セビリャのこと。
  28. Artaxata アルタクサタ
    現在のアルメニア中部、トルコとの国境付近の都市アルタシャトのこと。
  29. Aurelianorum アウレリアノルム
    Aurelianum/アウレリアーヌムの誤りだと思われる*8
    アウレリアーヌムは現在のフランス、オルレアンのこと。3世紀、アウレリアヌス帝の時代に建設され、彼の名にちなんで名付けられた。
  30. Nicopolis ニコポリス
    ニコポリスはギリシャ神話の女神ニケに由来する都市名で、各地に存在する。ギリシャ西部、プレベザの北にあったニコポリスはアウグストゥスによって建設された都市。ここに挙げる例としては最も適当であろう。
  31. Londinium ロンディニウム
    現在のイギリス、ロンドンのこと。
  32. Eburacum エブラクム
    現在のイギリス、ヨークのこと。エボラクムとも。
  33. Gordion ゴルディオン
    ゴルディオンはギリシャ語名であり、ラテン語ではゴルディウムとなる。トルコの首都アンカラから南西70kmほどの位置にあり、フリギア王国の都であった。
  34. Agrippina アグリッピナ
    Colonia Agrippina/コロニア・アグリッピナのことだと思われる。
    コロニア・アグリッピナは現在のドイツ、ケルンのこと。クラウディウス帝の妻小アグリッピナの出身地であり、元々Oppidum Ubiorum/オッピドゥム・ウビオールムと呼ばれていたが、彼女にちなんで改名された。
  35. Lugdunum ルグドゥヌム
    現在のフランス、リヨンのこと。
  36. Verona ヴェローナ
  37. Corfinium コルフィニウム
    現在のイタリア、アブルッツォ州ラクイラ県コルフィーニオのこと。
  38. Treveri トレウェリ
    トレウェリは現在のドイツ・ベルギー・ルクセンブルクにまたがる地域にいた部族の名前。中心都市はAugusta Treverorum/アウグスタ・トレウェローヌムで、現在のドイツ、トリーアのこと。
  39. Sirmium シルミウム
    現在のセルビア西部、スレムスカ・ミトロヴィツァにあった都市。三世紀末にローマ帝国が4つに分割される(テトラルキア)とそのうち1つの首都となった*9
  40. Augustadorum アウグスタドルム
    詳細不明。
  41. Bagacum バガクム
    現在のフランス北部、ベルギーとの国境付近にある町バヴェのこと。
  42. Lauriacum ラウリアクム
    現在のオーストリア北部の町エンスのこと。
  43. Teurnia テウルニア
    現在のオーストリア南部にあった都市。
  44. Curia クールイア
    Curia Raetorum/クリア・ラエトールムのことだと思われる。
    現在のスイス東部、クールのこと。
  45. Fregellae フレゲラエ
    現在のイタリア、ラツィオ州フロジノーネ県ポンテコルヴォのこと。
  46. Alba Fucens アルバ・フケンス
    現在のイタリア、アルブッツォ州ラクイラ県アベッツァノの北にあった古代都市。
  47. Sora ソラ
  48. Interrama インテラマナ
    インテラムナ/Interamnaは現在のイタリア、ウンブリア州テルニ県テルニ。守護聖人は聖ウァレンティヌス(ヴァレンタイン)*10であり、「恋人の町」の異名を持つ。
  49. Suessa スーサ
    英語版をそのまま読めば「スエッサ」になるが、「スーサ」としたため日本語版のみペルシア3番目の都市とかぶっている。
    スエッサはエトルリア人の都市スエッサ・ポメティアのこと。王政ローマ最後の王タルクィニウス・スペルブスの時代にローマに征服された。
  50. Saticula サティクラ
    現在のイタリア、カンパニア州ベネヴェント県サンターガタ・デ・ゴーティのこと。
  51. Luceria ルクリア
    現在のイタリア、プッリャ州フォッジャ県ルチェーラのこと。
  52. Arminium アルミニウム
    Ariminium/アミニウムの誤りと思われる。
    アリミニウムは現在のイタリア、エミリア=ロマーニャ州リミニ県リミニのこと。
  53. Sena Gallica セニガッリア
    セニガッリアはイタリア、マルケ州アンコーナ県にある都市。ラテン語名は英語版の通りセナ・ガッリカ。
  54. Castrum Novum カストラム・ノブム
    ラテン語で「新しい城」という意味であり、現カストロヌオーヴォ・ディ・サンタンドレーア、現カステルヌオーヴォ・ボッカ・ダッダなど多数。ラテン語版ウィキペディアの曖昧さ回避ページには40近い"Castrum Novum"が載っている。
  55. Hadria ハドリア
    現在のイタリア、ヴェネト州ロヴィーゴ県アドリアのこと。

Russia.pngロシア Edit

全38都市。

  1. Moscow モスクワ
    ロシア連邦の首都であり、ロシアの前身であるモスクワ大公国の興った都市である。世界遺産クレムリンは現役の政府庁舎でもある。
  2. St. Petersburg サンクト・ペテルブルク
    バルト海に面するロシア第二の都市にしてロシア帝国時代の首都で、エルミタージュ美術館をはじめ街中が世界遺産。ソ連時代にはレニングラードと呼称されていた。
  3. Novgorod ノヴゴロド
    名前を直訳すると「新しい街」だがそれに反してロシア最古の都市で、こちらも街自体が世界遺産。中世にはノヴゴロド公国として独自の発展をしていたが、モスクワ大公国に併合されて以降は一地方都市になってしまっている。
  4. Rostov ロストフ
    ロストフと呼ばれる都市はロストフ・ナ・ドヌとロストフと二つあるが、どちらかは不明。ロストフはモスクワの北東225㎞にあり、9世紀には建設されている古い都市。ロストフ・ナ・ドヌはアゾフ海沿岸にある都市で、都市としてはこちらのほうがはるかに大きい。
  5. Yaroslavl ヤロスラヴリ
    モスクワの北東、ヴォルガ川沿いにある都市。歴史地区はリアル世界遺産である。
  6. Yekaterinburg エカチェリンブルク
    ウラル山脈中部東側に位置するロシア第四の都市。名前の由来は御存じエカテリーナ2世…ではなく1世のほう。ソ連時代の名称はスヴェルドロフスク。ロマノフ王家最期の地であり、ソ連時代は炭疽菌漏出事故をやらかしたことも。近年は発展著しくウラルの首都ともいわれる。
  7. Yakutsk ヤクーツク
    ロシア極東に位置する都市でサハ共和国の首都。鉱物資源の採掘が盛んなほか、研究所や大学が多く、極東ロシア屈指の科学都市。
  8. Vladivostok ウラジオストク
    ロシア極東にある太平洋に面した都市。名前は「東方を支配する街」という野心的な意味があるとネット上では語られがちだが、実際の意味合いは「東の領地」程度の意味でしかない。もともとは満州の一部として清国が支配していたが北京条約によりロシアに割譲されたことで建設された。ロシア海軍太平洋艦隊の基地であるほか、日本に近いこともあり何かと縁が深い。
  9. Smolensk スモレンスク
    ロシア西部、ドニエプル川沿いにある都市。中世には建設されている古い都市で現在は工業が発達している。その立地ゆえ歴史上何度も戦場になっている。
  10. Orenburg オレンブルグ
    ウラル山脈南部にある都市。18世紀のブカチョフの乱では激戦地となり、後にプーシキンの小説「大尉の娘」の舞台となった。
  11. Krasnoyarsk クラスノヤルスク
    モスクワから約4100㎞離れたシベリアにある都市。シベリアでは3番目の大都市で、かつては流刑地であったが現在は工業都市として発展している。
  12. Khabarovsk ハバロフスク
    ロシア極東、太平洋に面した都市で、極東ロシアの行政の中心。ウラジオストクとは違いソ連時代から外国に開かれており、かつては交通の要衝として有名だった。シベリア出兵では日本が占領した一方、第二次大戦後のシベリア抑留では多くの日本人が強制労働させられるなど、日露の複雑な歴史を物語る都市でもある。
  13. Bryansk ブリャンスク
    ロシア西部にある都市。ベラルーシ、ウクライナとの国境に位置する交通の要衝で、交易拠点として発達した。
  14. Tver トベリ
    モスクワから北西に約170㎞離れた都市。ソ連時代の名称はカリーニン。中世にはトヴェリ公国としてモスクワ大公国と覇を競っていた時期もある。
  15. Novosibirsk ノヴォシビルスク
    シベリアの中心都市でロシア第三の都市。都市の名の意味は「新しいシベリアの街」。
  16. Magadan マガダン
    ロシア極東のオホーツク海に面する都市。1929年に悪名高いコルィマ鉱山を開発するための拠点として建設された流刑都市。現在は造船や漁業、夏季限定で海運が盛んだが、ソ連崩壊後は人口減少に悩まされている。
  17. Murmansk ムルマンスク
    ロシア北西部バレンツ海に面する都市。建設は1916年と新しい。北極圏ではあるが暖流のおかげで不凍港になっており、経済的、軍事的に重要な港湾都市。ロシア海軍北方艦隊の司令部がある。
  18. Irkutsk イルクーツク
    自然遺産バイカル湖の西岸にある都市。毛皮交易の拠点として発展した。また流刑されて来た人たちが洋風の建築を広めたことから「シベリアのパリ」とも呼称される。
  19. Chita チタ
    シベリア南東部に位置する都市。中国やモンゴルとの国境地帯を抱える。長らくチタ州の州都であったが、2008年にアガ・ブリヤート自治管区と合併し、ザバイカリエ地方の中心都市となった。
  20. Samara サマラ
    ロシア南部のヴォルガ川沿いにあるロシア第6の都市。ソ連時代の名称はクイビシェフ。川を活かした交易都市として発展し、その後多くの工業が集積し大都市となった。航空宇宙産業の拠点であり、関連する大学や研究所も集まる科学都市でもある。
  21. Arkhangelsk アルハンゲリスク
    ロシア北西部白海に面する港湾都市。かつては数少ない港湾都市として極めて重要であったが、ロシアが領土を拡大し港が増えると重要度は大きく下がった。代わりにソ連時代には潜水艦の造船所やICBMの基地など軍事都市として変貌を遂げた。ロシアの大科学者ロモノーソフの出身地でもある。
  22. Chelyabinsk チェリャビンスク
    ウラル山脈南部東側に位置する都市。シベリア鉄道の建設と、第二次世界大戦による工場疎開により工業都市として発展した。2013年には隕石が落下したことで一躍有名になった。
  23. Tobolsk トボリスク
    ロシア中部ウラル山脈東側に位置する都市。シベリア最古の都市で、長らくロシア人のシベリア進出の拠点であった。元素の周期表を発案したメンデレーエフの出身地である。
  24. Vologda ヴォログダ
    モスクワから北に約500㎞離れた都市。ノヴゴロド公国時代から歴史があり、白海に流れるヴォログダ川を使った国際交易で発展した。
  25. Omsk オムスク
    モスクワから2555㎞離れたシベリアの都市で、シベリアでは2番目に大きい。カザフスタンとの国境を抱える。交通の要衝として長らくシベリア西部の中心都市であったが、ソ連時代にノヴォシビルスクが発展するとライバルのような関係となった。
  26. Astrakhan アストラハン
    ロシア南部ヴォルガ川下流域のデルタ地帯に位置する都市。カスピ海とは約90㎞離れているが、ヴォルガ川を経由して行き来することが出来る。カスピ海で獲れるキャビアが特産品。15世紀から16世紀にかけてはアストラハン・ハン国の首都として繁栄したが、1556年イヴァン4世によって征服される。以降は度々戦場になるもののロシアの前線、交易都市として発展した。
  27. Kursk クルスク
    ロシア南西部にある都市。第二次世界大戦ではドイツ軍とソ連軍の間で大規模な戦車戦が行われたことで有名。
  28. Saratov サラトフ
    ロシア南部のヴォルガ川沿いにある都市。交通の要衝であり、航空宇宙産業の生産拠点である。かつてはヴォルガ・ドイツ人と呼ばれたドイツ系移民が多く住んでいたが、第二次大戦を機に民族ごと強制移住させられ壊滅した。
  29. Tula トゥーラ
    モスクワの南約165㎞にある都市。帝政時代からの由緒ある工業都市で、サモワール(湯沸かし器)が特産。ロシアの大著述家トルストイの家はこの都市の郊外にある。
  30. Vladimir ウラディミール
    モスクワの東200㎞に位置する都市。中世にはウラジーミル・スズダリ公国の首都として繁栄したが、モンゴルの侵攻により壊滅。その後復興を果たすもののモスクワなどの発展によりかつての栄光を取り戻すことはなかった。中世の建築物の一部はリアル世界遺産に認定されている。
  31. Perm ペルミ
    ウラル山脈中部西側に位置する都市。帝政時代より工業都市として開発された。ロシア内戦では戦場となり、その最中ロマノフ王家の人間や正教徒に対してボリシェビキによる凄惨な粛清が行われた。
  32. Voronezh ヴォロネジ
    ロシア南部ヴォロネジ川に面する都市。帝政時代には造船所が作られ、本格的なロシア海軍発祥の地となった。造船所や海軍基地が移転した後は食品産業が発達した。
  33. Pskov プスコフ
    ロシア西部の都市。エストニアとの国境地帯であり、かつてはノヴゴロド公国の一員として前線、交易都市となり繁栄した。
  34. Starayarussa スターラヤ・ルーサ
    ノヴゴロドから南に99㎞離れた都市。ノヴゴロド公国の重要な都市のひとつとして、交易と製塩で栄えた。しかしリューリク朝断絶による大動乱で急速に衰退した。現在では著名な温泉地となり観光都市としてにぎわっている。
  35. Kostroma コストロマ
    モスクワの北東370kmにある都市。12世紀頃に建設とされる。ロマノフ朝初代のミハイル・ロマノフ有縁の地で、ロマノフ朝時代は特別な保護を受けていた。
  36. Nizhniy Novgorod ニジニ・ノヴゴロド
    紛らわしいが上のノヴゴロドとは別物で、ロシア第五の都市。ソ連時代はゴーリキーと呼称され外国人の立ち入りが制限される閉鎖都市であった。
  37. Suzdal スズダリ
    ウラジーミルから26㎞にある都市。中世には政治や宗教の中心として影響力を持っていた。現在ではリアル世界遺産を抱える観光都市となっている。
  38. Magnitogorsk マグニトゴルスク
    ウラル山脈南部東側にある都市。都市名の直訳「磁石山岳市」が象徴するように鉄鉱石の一大産地で、鉄鋼業が盛んな都市。

Siam.pngシャム Edit

  1. Sukhothai スコータイ
  2. Si Satchanalai シー・サチャナライ
  3. Muang Saluang ムアン・サルアン
  4. Lampang ランパーン
  5. Phitsanulok ピッサヌローク
  6. Kamphaeng Phet カムペーン・ペット
  7. Nakhon Chum ナコン・チャム
  8. Vientiane ビエンチャン
  9. Nakhon Si Thammarat ナコン・シー・タンマラート
  10. Martaban マルタバン
  11. Nakhon Sawan ナコン・サワン
  12. Chainat チャイナート
  13. Luang Prabang ルアンプラバン
  14. Uttaradit ウッタラジ
  15. Chiang Thong チェン・トン
  16. Phrae プレー
  17. Nan ナン
  18. Tak ターク
  19. Suphanburi スパンブリー
  20. Hongsawadee ホンサワディー
  21. Thawaii タワイ
  22. Ayutthuya アユタヤ
  23. Taphan Hin タパーン・ヒン
  24. Uthai Thani ウタイ・ターニ
  25. Lap Buri ラプ・ブリ
  26. Ratchasima ラチャシマ
  27. Ban Phai バン・ファイ
  28. Loci ロシ
    ルーイ県(loei)の事だろうか?
  29. Khan Kaen コン・ケン
  30. Surin スリン

Songhai.pngソンガイ Edit

全30都市。サハラ交易の主だった中継地点や、ソンガイ帝国、マリ帝国、ガーナ王国にゆかりのある地名が採用されている。

  1. Gao ガオ
    ソンガイ帝国首都。ソンガイの先々代であるガオ帝国の首都として12世紀ごろ興隆。サハラ交易の一大拠点であり、塩、銅、馬、布類などを取り扱う巨大市場が発展した。ちなみにアスキアの墓がこの地に現存し、ユネスコの方の世界遺産に登録。
  2. Tombouctu トンボウクトゥ
    ガオの西に位置。こちらも交易拠点として繁栄した。ティンブクトゥとも呼ばれ、遠くヨーロッパでも異国の地の象徴として伝説的に語られた。前作Civ4で暴力的金融力を誇ったマンサ・ムサ率いるマリ帝国とも関わりが深い。こちらもリアル世界遺産。
  3. Jenne ジェンネ
    ティンブクトゥからニジェール川沿いに南下したところにある。例によって交易拠点であり、ティンブクトゥとともに「双子の姉妹」と呼ばれた。そしてやっぱり世界遺産。しかし気候変動で風化がはげしく、100年後には消滅しかねない遺産の筆頭である。
  4. Taghaza タガザ
    マリ北部にあった岩塩の供給地。砂漠の地サハラに塩と繁栄をもたらした。長らくソンガイ帝国直轄の支配下であったが、1583年にモロッコ・サアド朝に占領され、ソンガイ滅亡の先触れとなった。五千人ほどが暮らしたというが、今は放棄されて無人。マルコ・ポーロとならぶアラブの旅行家イブン・バットゥータが著した旅行記にもタガザの記述があるという。
  5. Tondibi トンディビ
    ガオのすぐ北にあった牧草地。ここで1592年に行われたトンディビの戦いにより、ソンガイ帝国は滅亡する。
  6. Kumbi Saleh クンビ・サレー
    ティンブクトゥの西、現モーリタニア領にあったとされる。ソンガイではなくガーナ王国(8世紀前後)に関わる街で、一説ではその首都であったとも。金の取引地として交易ルートに組み込まれていた。2001年ユネスコ暫定リスト入り。
  7. Kukia クキア
    クーキャはニジェール川中流域北岸に存在した街。この街にあった「ザ王朝」がソンガイ人国家の始まりになる。ガオはこの街から新首都として遷都された。マリ帝国の支配の後、アリー・コロンという人物がこの街からやってきてソンガイ人国家を再興し、スンニ王朝を建てた。そのスンニ王朝にクーデターが起こり、アスキア朝が始まる。
  8. Walata ワラタ
    一部ネットユーザーの魂をゆさぶる地名だがOualata、ウアラタとも書く。クンビ・サレーの北100kmのオアシスの街であった。ガーナ王国崩壊の折りにクンビ・サレーから多くの住民が疎開したと伝わる。ウアダン、シンゲッティ、ティシットそしてウアラタにはクスールとよばれるサハラ交易独特の隊商宿/集落がいい状態で残されており、4箇所まとめて世界遺産に登録されている。
  9. Tegdaoust テグダウスト
    アウダゴストとも。かつてキャラバンの街だったらしい。現在は遺跡が残るのみだそう。
  10. Argungu アルグング
    ナイジェリア北西部ケビ州、ニジェール川支流のソコト川に面する首長国の1つ。現在も5万人規模の農業都市で、魚釣り大会でも有名。かつてソンガイ帝国と対立したハウサ諸王国を構成する都市国家群のひとつで、ケビ首長国あるいはアルグング首長国とも。西のソンガイ、東のカネム・ボルヌ帝国にはさまれながらも、サハラ交易網の役割を担いつつこれらに対抗した。一時アスキアに占領された歴史があるため都市リストに入っているのだろう。
  11. Gwandu グワンドゥ
    アルグングから南に15kmの街。ケビ州を構成する首長国の1つ。グワンドゥ現庁舎は下記ビルニン=ケビに所在。
  12. Kebbi ケビ
    おそらく、上記2都市を含むケビ州の州都ビルニン=ケビの事と思われる。
  13. Boussa ブッサ
    ビルニン=ケビの南100kmにかつてあった街で、ボルグ首長国旧首都。ニジェール川河口から乗入れ可能な最遠地点であった。現在はカインジ湖ダムに沈む。
  14. Mopti モプティ
    ニジェール川のほとり、ジェンネの上流約50kmにあるマリ共和国第二の都市。首都バマコ(下記)とガオを結ぶ幹線道路のちょうど中間にあり、ニジェール川に沿って点在するマリの世界遺産をめぐる拠点として便利。最寄りの世界遺産はバンディアガラの断崖。
  15. Bamako バマコ
    おなじくニジェール川沿岸のマリ共和国首都。マンサ・ムサのころは衰退していたが、植民地時代に急成長をとげ現在は170万人ほどが暮らす。母なるニジェールをつうじた河港交易と漁業が盛ん。
  16. Wa
    津軽弁の一人称ではなくガーナ共和国アッパーウェスト州の州都。現在10万人が住む。近隣のオンボ山は地質学的にもめずらしい残丘。商業面で栄えているため日本人探訪記もネットでよく見つかる。ちなみに青森県つがる市の人口は34,301人である。
  17. Kayes カエス
    マリ共和国最西部の街。「アフリカいちクソ暑い街」「アフリカの圧力鍋」などの恐ろしい異名がある暑い街。近隣の山々が鉄分を特別多く含むために街がダイレクトに加熱されるという、比喩でもなんでもなく本当に鍋。街の歴史は比較的浅く、19世紀にフランスのアフリカ内部進出の足がかりとして建設された。
  18. Awdaghost アウダゴースト
    上記のテグダウストの別名? サハラ交易網の南端にあったオアシス街。史書によればモロッコ南東部シジルマサから50駅南、ワラタから360km東。サンハージャとよばれるベルベル人の一派の支配下にあったそうな。
  19. Ouadane ウアダン
    モーリタニア北西部の小さな街。前述のワラタやシンゲッティ、ティシットとともにクスール(隊商宿/集落)の世界遺産を持つが、シンゲッティが観光客で溢れているのとは対照的にウアダンまでわざわざ行く人間はいないという。
  20. Dakar ダカール
    ダカール・ラリーでおなじみのセネガル首都。サハラ交易の西端であり、16-19世紀には奴隷貿易の拠点だった。二次大戦後にフランスから独立。一瞬だけ隣国マリ共和国とマリ連邦を組んでいた。
  21. Tadmekket タドメッケト
    キャラバンの中心地で、エジプトやチュニジア、ガーナなどにキャラバンを送っていた。
    参照、an introduction to the history of west africa 著者: John Donnelly 27ページ
  22. Tekedda テケダ
    綴りは「Takedda」が正しい。ニジェール西部にかつてあった街、もしくは王国。マリ帝国傘下、その後トゥアレグ人の支配下。銅鉱が存在し、サハラ交易の重要ポイントのひとつだった。
  23. Kano カノ
    ナイジェリア北部の中心都市。人口およそ300万人。11世紀初頭にチャド系民族ハウサ人がカノ王国を勃興。先述のアルグングなどとハウサ諸王国という都市国家群を形成し、ソンガイ帝国に立ち向かった。
  24. Agadez アガデス
    サハラ砂漠最南端にあるニジェール中部の都市でサハラ観光の拠点。14世紀以降にサハラ交易のなかでも重要な役割を持つようになったトゥアレグ族の街である。現在でも塩の流通が一部生きており、隊商をみることができる。また現在はウランの採掘もなされている。2013年にアガデス歴史地区がニジェール初の世界遺産となった。
  25. Niamey ニアメ
    ニジェール共和国首都。この都市もニジェール川のほとりであり、ガオの上流。ソンガイ帝国期のころはあまり重要な街ではなかったが、19世紀末にフランス植民地支配のニジェールにおける拠点として整備され、独立後そのまま首都となった。内陸部でありながら大河ニジェールに面する港湾都市。
  26. Torodi トロディ
    ニアメから南西30kmくらいの小さな街。ザルマ人とソンガイ帝国をむすぶ路線上にあった。
  27. Ouatagouna ウアタゴウナ
    ガオ州アンソンゴ圏を構成する街の1つ。行政区としてのウワタゴウナはごく浅く、1996年に法律で定められた。アンソンゴ=メナカ自然保護区がある。
  28. Dori ドーリ
    ブルキナファソ北東部の街。現在はフラニ族、トゥアレグ族、ソンガイ族、ハウサ人が住まう。家畜や加工品の市が立つことで有名。
  29. Bamba バンバ
    バンバは、ガオからトンブクトゥの間にある、ニジェール川沿岸の集落。
  30. Segou セグー
    マリ共和国セグー州の州都。ニジェール川上流からやってきた一派が作った街という説がある。11世紀ごろにガーナ王国の伸長から逃れてきたソニンケ族が定住した。19世紀ごろこの地で栄えたセグー王国発祥の地という伝承がある。

DLC追加文明 Edit

Babylon.pngバビロニア Edit

全37都市。

  1. Babylon バビロン
    バビロンはバビロニアの都。現在は完全に消滅してしまっている。
  2. Akkad アッカド
    アッカドはバビロニア成立前のメソポタミアを支配した民族、また首都アガデの別名。サルゴン王の時代に全盛期を迎えるが、次第に衰退し、バビロニアに取って代わられた。バビロニアはアッカド語を公用語にして、アッカドはバビロニアにまとめられていった。
  3. Dur-Kurigalzu ドゥル・クリガルズ
    ドゥル・クリガルズは、現在のバグダッド近郊にあった古代都市。バビロニアに同化したカッシート人によって築かれた。カッシート人はバビロニア第三王朝を成立させ、この都市を新首都とした。
  4. Nippur ニップール
  5. Borsippa ボルシッパ
  6. Sippar シッパル
  7. Opis オピス
  8. Mari マリ
  9. Shushan シュシャン
  10. Eshnunna エシュヌンナ
  11. Ellasar エラサ
    エラサルは旧約聖書「創世記」14章に登場するメソポタミアの王国。ソドムとゴモラの軍勢を撃破し、アブラハムの息子ロトを拉致するが、追いかけてきたアブラハムによって打ち破られロトは取り戻された。
  12. Erech エレク
  13. Kutha クーサ
  14. Sirpurla シルプルラ
    ラガシュの別名か?
  15. Neribtum ネリブトゥム
  16. Arbela アルベラ
  17. Nuzi ヌチ
  18. Arrapkha アッラプカ
  19. Tutub トゥトゥブ
  20. Shaduppum シャドゥプム
  21. Rapiqum ラピクム
  22. Mashkan Shapir マシュカン・シャピル
  23. Tuttul トゥトゥル
  24. Ramad ラマディ
  25. Ana アナ
  26. Haradum ハラドゥム
  27. Agrab アグラブ
  28. Uqair ウカイル
  29. Gubba グッバ
  30. Hafriyat ハフリヤト
  31. Nagar ナガト
    テル・ブラクはシリアの都市で、古くはナガルと呼ばれていた。
  32. Shubat Enlil シュバト-エンリル
    テル・レイランはシリアの都市。かつてアッシリアの都シュバト-エンリルが置かれた。
  33. Urhai ウライ
    シャンルウルファはトルコ領の都市。古代にはウルハイと呼ばれた。ビザンチンのエデッサ、オスマントルコのウルファと同一都市。
  34. Urkesh ウルケシュ
  35. Awan アワン
    アワン朝はイラン沿岸部のエラムに成立した古い王朝。初期のバビロニアを3代に渡って統治したという。
  36. Riblah リバラ
  37. Tayma タイマー

Mongolia.pngモンゴル国 Edit

  1. Karakorum カラコルム
  2. Beshbalik ベシバリク
  3. Turfan トルファン
  4. Hsia
  5. Old Sarai オールド・サライ
  6. New Sarai ニューサライ
  7. Tabriz タブリーズ
  8. Tiflis ティフリス
    現在のジョージア(グルジア)の首都トビリシのこと。
  9. Otrar オトラル
  10. Sanchu サンチュ
    現在のチベットにあるニンティ市内のザユル県の旧名がサンチュ(桑昂曲)県なので(参照)これではないか?
    モンゴルで使われていたパスパ文字はチベットにルーツがある。
  11. Kazan カザン
  12. Almarikh アルマリク
  13. Ulaanbaatar ウランバートル
  14. Hovd ホヴト
  15. Darhan ダーハン
  16. Dalandzadgad ダランドザドガド
  17. Mandalgovi マンダルゴヴィ
  18. Choybalsan チョイバルサン
  19. Erdenet エルデネト
  20. Tsetserleg ツェツェレグ
  21. Baruun-Urt バローン・オルト
  22. Ereen エレーン
  23. Batshireet ボトシレート
    ボトシレートは現在のモンゴル国ヘンティー県の郡。ヘンティー県はチンギス・ハーンの故郷と言われる。
  24. Choyr チョイル
  25. Ulaangom ウランゴム
  26. Tosontsengel トソントセンゲル
  27. Atlay アトライ
  28. Uliastay ウリャスタイ
  29. Bayanhongor バヤンホンゴル
  30. Har-Ayrag ハル・アイラーグ
  31. Nalayh ナライー
  32. Tes テス

Spain.pngスペイン Edit

  1. マドリード
  2. バルセロナ
  3. セビリア
  4. コルドバ
  5. トレド
  6. サンティアゴ
  7. サラマンカ
  8. ムルシア
  9. バレンシア
  10. サラゴサ
  11. パンプローナ
  12. ビトーリア
  13. サンタンデル
  14. アストゥリアス
  15. ハエン
  16. ログローニョ
  17. バリャドリード
  18. パルマ
  19. テルエル
  20. アルメリア
  21. レオン
  22. サモラ
  23. ミダ
  24. ルーゴ
  25. アリカンテ
  26. カディス
  27. エルチェ
  28. アルコルコン
  29. ブルゴス
  30. ビーゴ
  31. バダホス
  32. ラ・コルーニャ
  33. ロズ
  34. オビエド
  35. ビルバオ
  36. サン・セバスティアン
  37. グラナダ
  38. メリダ
  39. ウエルバ
  40. テネリフェ
  41. イビサ
  42. ラス・パルマス

Inca.pngインカ Edit

  1. Cusco クスコ
  2. Tiwanaku ティワナク
  3. Machu マチュ
  4. Ollantaytambo オリャンタイタンボ
  5. Corihuayrachina コリワイラチナ
  6. Huamanga ワマンガ
  7. Vilcas ヴィルカス
  8. Vilcabamba ヴィルカバンバ
  9. Vitcos ヴィトコス
  10. Andahuaylas アンダワイラス
  11. Ica イカ
  12. Arequipa アレキパ
  13. Nasca ナスカ
    ペルー領イカ県にある都市。地上絵で有名。
  14. Atico アティコ
  15. Juli ジュリ
  16. Chuito キトー
  17. Chuquiapo ククイアポ
  18. Huanuco Pampa ハンク・パンパ
  19. Tamboccocha タンボコチャ
  20. Huaras ワラス
  21. Riobamba リオバンバ
  22. Caxamalca カハマルカ
  23. Sausa サウサ
  24. Tambo Colorado タンボ・コロラド
  25. Huaca ワカ
  26. Tumbes トゥンベス
  27. Chan Chan チャン・チャン
  28. Sipan シパン
  29. Pachacamac パチャカマ
  30. Llactapata リャクタパタ
  31. Pisac ピサック
  32. Kuelap クエラップ
  33. Pajaten パハテン
  34. Chucuito チュキート

Polynesia.pngポリネシア Edit

後半にかけて、ポリネシア地域の外にありながらポリネシア文化をもつ「域外ポリネシア」の地名がかなり多く入ってくる。地図

  1. Honolulu ホノルル
    ハワイ諸島オアフ島に存在する都市。アメリカ合衆国ハワイ州の州都であり、かつてのハワイ王国の首都でもある。ただし首都が置かれたのはカメハメハ3世治世下の1845年以降であり、Civ5に登場するカメハメハ1世時代の首都はハワイ島にあった。
  2. Samoa サモア
    サモア諸島はハワイ諸島から南南西に4000kmほど離れた位置にある。ポリネシアの中では人類の到達は比較的早く、紀元前1000年頃には定住が始まったとされる。現在のサモア諸島は2つの国に分かれており、西側はサモア独立国領*11、東側はアメリカ領である。
  3. Tonga トンガ
    トンガ諸島はサモアの南にあり、トンガ王国に属している。ハワイ国王が代々カメハメハ○世を名乗ったように、トンガ国王は初代のツポウ1世以来つねにツポウ○世を名乗っている。
  4. Nuku Hiva ヌク・ヒヴァ (日本語リンクはマルキーズ諸島)
    ヌク・ヒヴァ島はマルキーズ諸島最大の島である。ジュール・ヴェルヌの小説『二十世紀のパリ』(1863年)では、西暦1960年のヌク・ヒヴァがロンドンやニューヨークと並んで世界有数の証券取引所になっているとの描写がある。
  5. Raiatea ライアテア (日本語リンクはソシエテ諸島)
    ライアテア島は仏領ポリネシアのソシエテ諸島にあり、ソシエテ諸島ではタヒチに次いで2番目に大きな島。ソシエテ諸島は東のウィンドワード諸島と西のリーワード諸島に分けることができ、ライアテア島はそのうちリーワード諸島に属する。
  6. Aotearoa アオテアロア (日本語リンクはニュージーランド)
    アオテアロアとはマオリ語で「白く長い雲」という意味であり、ニュージーランドを指す。元来は北島のみを指す言葉だったが、現在ではニュージーランド全体を指す言葉として使われている。
  7. Tahiti タヒチ
    タヒチはソシエテ諸島最大の島である。ソシエテ諸島は東のウィンドワード諸島と西のリーワード諸島に分けることができ、タヒチはそのうちウィンドワード諸島に属する。画家のゴーギャンが晩年に移り住んだことで知られいる*12
  8. Hilo ヒロ
    ヒロはハワイ島東部にある都市である。リゾート地として、また多様な種類の蘭の栽培で知られる。
  9. Te Wai Pounamu テ・ワイ・ポウナム
    マオリ語で「翡翠の水」という意味であり、ニュージーランド南島を指す。
  10. Rapa Nui ラパ・ヌイ
    ラパ・ヌイはイースター島の現地語(ラパ・ヌイ語)での名前。ポリネシアの島はたいてい諸島を形成しており、隣の島まではせいぜい数十km~100km程度ということが多いが、イースター島は一番近い島でも400km、人の住む他の島からは2000kmも離れている、まさに絶海の孤島である。ポリネシア文明のUIでもあるモアイが特徴。
  11. Tuamotu ツアモツ
    トゥアモトゥ諸島はタヒチから850kmほど東にある環礁地帯。観光はあまり盛んではなく、黒真珠の養殖とココヤシの実を加工したコプラの生産が主要産業となっている。
  12. Rarotonga ラロトンガ
    ラロトンガ島はサモアから南西に1200kmほどの位置にあり、クック諸島の行政府が置かれている。
  13. Tuvalu ツバル
    ツバルはサモアの北西1300kmほどの位置にある島国。国土の全てが環礁であるため海抜が低く、温暖化による海面上昇に伴って国全体が水没の危機にある。
  14. Tubuai トゥブアイ
    タヒチから南に600kmほどの位置にあるオーストラル諸島のうち北西部をトゥブアイ諸島という。またトゥブアイ諸島の主島はトゥブアイ島である。
  15. Mangareva マンガレバ (日本語リンクはガンビエ諸島)
    タヒチから東に1600kmほどの位置にあるガンビエ諸島、その最大の島がマンガレヴァ島である。
  16. Oahu オアフ
    オアフ島はハワイ諸島で3番目に大きい島である。ホノルルなどの都市があり、人口の8割が集中するハワイの中心部となっている。
  17. Kiritimati キリスィマスィ
    ハワイ・オアフ島から真南に2200km、赤道のほぼ直下にあるキリバス領の島。クリスマス島(Christmas Island)ともよぶ。ハワイと同経度だが24時間の時差があり、世界で最も早く日が昇る島である。
  18. Ontong Java オントン・ジャワ
    ソロモン諸島領の環礁。首都ホニアラから北に460kmほどの位置にある。地理的にはメラネシアに属するが、文化はポリネシアという「域外ポリネシア」のひとつである。
  19. Niue ニウエ
    サモアの南580kmほどにある島。ニュージーランドと自由連合を結んでおり、独立国のような独立国でないような微妙な立ち位置にある。
  20. Rekohu レコフ
    ニュージーランド南島から東に800kmほどの位置にあるチャタム島の現地語(モリオリ語)での呼称。どことなく千葉県に似た形をしている。
  21. Rakahanga ラカハンガ (日本語リンクはクック諸島)
    クック諸島にある環礁島。といっても中心部であるラロトンガ島からは1000km以上離れており、サモアの方がまだ近いような位置にある。
  22. Bora Bora ボラボラ
    ボラボラ島はソシエテ諸島にあり、タヒチから北西に280kmほど、ライアテア島のすぐ近くにある。仏領ポリネシアで最も美しい島といわれ、観光客が多く訪れる。
    ポリネシアシナリオの実績「ボラ!ボラ!ボラ!/Bora! Bora! Bora!」の元ネタと思われる。
  23. Kailua カイルア
    ハワイ・オアフ島東部にある地域。「ハワイ最良のビーチ」といわれ、サーフィンのメッカである。
  24. Uvea ウベア
    サモアから西に570kmほどの位置にある島。ウォリス島(Wallis Island)ともいう。フランス領であり、南西にあるフツナ島、アロフィ島とともにウォリス=フツナ海外準県を構成する。
  25. Futuna フツナ
    ウベア島から南西に240kmほどの位置にある島。フツナ島にはシガベ、アロという2つの王国があり、それぞれの領域における自治権を有している。
  26. Rotuma ロトゥマ
    ロトゥマ島はフィジーの保護領である。フィジーの他の島からは600kmほど離れた孤島であり、独自の文化をもつ。
  27. Tokelau トケラウ
    トケラウ諸島はサモアの北540kmほどにある、ニュージーランド領の地域。トケラウとは現地語で「北風」の意。ニュージーランド領の離島は独自に外交・統治権を持つ自由連合となることがある(クック諸島・ニウエ)が、トケラウは住民投票で自由連合への移行が否決されたため、自治領のままである。
  28. Lahaina ラハイナ
    ラハイナはハワイ・マウイ島の西端にある都市。カメハメハ2世とカメハメハ3世の時代にハワイ王国の首都が置かれた。
  29. Bellona ベローナ
    ベローナ島はソロモン諸島の島。首都のホニアラから南に200kmほどの位置にある。オントン・ジャワと同じ域外ポリネシアのひとつである。島の中央を通る道沿いに集落があり、海岸沿いには人家がほとんどない。
  30. Mungava ムンガワ
    ムンガワはソロモン諸島領、レンネル島の現地での呼称。レンネル島はベローナ島の南東20kmほどの位置にあるが、面積はベローナ島よりはるかに大きい。島の東側1/3はほぼ全域がテンガノ湖という湖になっており、第2次世界大戦時は日米両軍とも水上機の発着場として利用していた。
  31. Tikopia ティコピア
    ティコピア島はソロモン諸島領の島で、首都のホニアラから南東に1000km、サモアから西に2200kmほどの位置にある。限られた資源で持続可能な社会を維持するために、厳格な人口制限を行っていることで知られる*13
  32. Emae エマエ
    エマエ島はバヌアツにある島。首都ポート・ヴィラから北に75kmほどの地点にあり、域外ポリネシアのひとつに数えられる。
  33. Kapingamarangi カピンガマランギ
    カピンガマランギ環礁はミクロネシア連邦最南端の島であり、首都パリキールから南西に760kmの位置にある。域外ポリネシアのひとつ。戦前はパラオなどと同じく日本の委任統治領であり、戦時中の一時占領地域を除けば日本の最南端であった。
  34. Takuu タクウ
    タウー環礁はパプアニューギニア領の環礁で、域外ポリネシアのひとつ。首都ホニアラから北西に600kmほどの位置にある。伝統的にタロイモ栽培がおこなわれてきたが、温暖化による海面上昇で農地が海水をかぶるようになり、栽培ができなくなりつつある。
  35. Nukuoro ヌクオロ
    ヌクオロ環礁はミクロネシア連邦に属する島で、域外ポリネシアのひとつ。カピンガマランギ環礁から北に310kmほどの位置にあり、ミクロネシアで南から2番目の島である。
  36. Sikaiana シカイアナ
    シカイアナ環礁はソロモン諸島に属する域外ポリネシアの島で、首都ホニアラから北東に340kmほどの位置にある。1856年、シカイアナ環礁は自発的にハワイ王国に編入されたが、ホノルルから5000km以上離れているため実際にハワイ王国による統治がおこなわれることはなかった*14
  37. Anuta アヌタ
    アヌタ島はソロモン諸島に属する域外ポリネシアの島で、ティコピア島から北東に140kmほどの位置にある。アヌタ島は比較的人口密度が高いにもかかわらず島の自然環境に悪影響を与えておらず、持続可能社会のモデルとして注目する研究者がいるようである。
  38. Nuguria ニューギニア
    ヌグリア諸島はパプア・ニューギニア領の環礁で、域外ポリネシアのひとつ。ブーゲンビル島の北西端から北に200kmほどの位置にある。英語表記"Nuguria"は"New Guinea"とは似ても似つかないはずだが、なぜこれを「ニューギニア」としたのだろうか?
  39. Pileni ピレニ
    ピレニ島はソロモン諸島領内、リーフ諸島に属する域外ポリネシアの島で、首都ホニアラから東に700kmほどの位置にある。
  40. Nukumanu ヌクマヌ
    ヌクマヌ環礁はパプアニューギニアに属する域外ポリネシアの島で、ソロモン諸島のオントンジャワ環礁から北に50kmほどの位置にある。女性初の大西洋横断飛行を達成したアメリア・イアハートは赤道上世界一周飛行の途中、この島を発ったのを最後に行方不明となったという。

Denmark.pngデンマーク Edit

  1. Copenhagen コペンハーゲン
  2. Aarhus オーフス
  3. Kaupang カウパング
  4. Ribe リベ
  5. Viborg ヴィボー
  6. Tunsberg トンスベルグ
  7. Roskilde ロスキレ
  8. Hedeby ヘーゼビュー
  9. Oslo オスロ
  10. Jelling イェリング
  11. Truso トルソ
  12. Bergen ベルゲン
  13. Faeroerne フェレルネ
  14. Reykjavik レイキャビク
  15. Trondheim トロンハイム
  16. Godthåb ゴットホープ
  17. Helluland ヘッルランド
  18. Lillehammer リレハンメル
  19. Markland マークランド
    ラブラドル半島と推定されている。
  20. Elsinore エルシノア
  21. Sarpsborg サルプスボル
  22. Odense オーデンセ
  23. Aalborg オールボー
  24. Stavanger スタヴァンゲル
  25. Vorbasse ヴォーバセ
  26. Schleswig シュレースウィヒ
  27. Kristiansand クリスチャンサン
  28. Halogaland ハロガランド
  29. Randers ラナース
  30. Fredrikstad フレドリクスタ
  31. Kolding コリング
  32. Horsens ホーセンス
  33. Tromsoe トロムソ
  34. Vejle バイレ
  35. Køge ケーゲ
  36. Sandnes サンネス
  37. Holstebro ホルステブロー
  38. Slagelse スラーエルセ
  39. Drammen ドランメン
  40. Hillerød ヒレレズ
  41. Sønderborg セナボー
  42. Skien シーエン
  43. Svendborg スベンボー
  44. Holbæk ホルベック
  45. Hjørring イエリング
  46. Fladstrand フラッドストランド
    フラッドストランドはフレゼリクスハウンの古い名称。
  47. Haderslev ハザスレウ
  48. Ringsted リングステズ
  49. Skive スキーベ

Korea.png朝鮮 Edit

  1. Seoul ソウル
    1394年より李氏朝鮮の首都。早くも紀元前1世紀には集落があったとされる。漢城・漢陽・京城・京都などとさまざまに表記されたが、読み方は一環してソウル。朝鮮固有語でみやこを意味する。
  2. Busan 釜山
    プサン。韓国のNo.2都市にして慶尚南道の中心都市。ソウルと釜山をむすぶ大動脈・京釜線の終着駅で、対馬海峡に面する交通の要所。日本とのかかわりも深い。
  3. Jeonju 全州
    チョンジュ。黄海に面する全羅北道の中心都市で、百済時代の町並みを今にも残しており観光力が高い。半島随一の穀倉地帯であり、宮廷料理からつづく美食の街でもある。全州ビビンバは韓国無形文化財。
  4. Daegu 大邱
    テグ。韓国の都市No.3。もともと慶尚道の中心地は釜山ではなく大邱にあり、李氏朝鮮のころは同地域の文化経済をたばねた。特産品のリンゴが美味。
  5. Pyongyang 平壌
    ピョンヤン。李氏朝鮮における平安道の首都。いまは将軍様のお膝元としてよろしくない知名度を頂くが、漢民族と朝鮮民族がかつてこの地で幾度も交錯したダイナミックな街である。また侍の朝鮮侵入では日本勢が侵攻した。そば粉と緑豆粉をまぜて練る平壌冷麺がよく知られる。
  6. Kaesong 開城
    ケソン。昨今はハリボテ工業団地とかいうこれまたイヤな知られ方をしたが、もとは高麗の王都にして商都という、りっぱな歴史を持つ。開京(ケギョン)とも呼ばれ、李氏朝鮮はこの地で建国された。
  7. Suwon 水原
    スウォン。ユネスコのほうの世界遺産である水原華城(城郭)に囲まれたソウル近傍の歴史都市。塩ベースの味つけをする水原カルビで知られる。
  8. Gwangju 光州
    クヮンジュ。日本統治時代における独立運動や軍制権下での民主化運動の根拠地として名を馳せ、「民主と人権を象徴する都市」とも称される。
  9. Gangneung 江陵
    カンヌン。日本海に面する韓国東部の港町。夏には海水浴客でにぎわう。
  10. Hamhung 咸興
    ハムン。日本海に面する都市。高句麗、渤海、女真族、高麗、そして李氏朝鮮とさまざまな勢力下となって現在は北朝鮮領。李氏朝鮮建国者の李成桂が晩年ここですごし、彼にまつわる遺跡が多い。
  11. Wonju 原州
    ウォンジュ。韓紙の一大生産地で漆工芸も盛ん。ソウルからほど近く、歴史と文化の街だ。
  12. Ulsan 蔚山
    ウルサン。韓国南東部にある大産業都市。特にヒュンダイグループの企業城下町で、造船業や自動車産業がよく集積してハンマー出力が大きい。捕鯨基地もある。
  13. Changwon 昌原
    チャンウォン。昌原市は1970年代につくられた計画都市である。当初は機械工業の街として、やがて地域行政機能をもつ街となり、近年では近隣を編入して農村の性格も持つ。
  14. Andong 安東
    慶尚北道中部の街。儒学者をよく排出した偉人ファームにして科学都市。儒学者李滉(1000ウォン札の人)の生まれ故郷であり、昔ながら韓国文化がいまもよく残る。エリザベス女王も訪れるなど観光力も高い。
  15. Gongju 公州
    コンジュ。旧名は熊津(コムナル)で、中期百済の首都であった。いまは隣接する大田(テジョン)広域市の衛星都市になっている。
  16. Haeju 海州
    ヘジュ。黄海につきだした半島状のつけ根に位置する北朝鮮の港湾都市。良質の海砂を産出し、北朝鮮の外貨収入源となっている。ほかにも工業、漁業が盛ん。
  17. Cheongju 清州
    チョンジュ。忠清北道の中心都市。朝鮮における印刷文化発祥の地であり、世界最古の金属活字はこの街で生まれた。また高い印刷技術によって学究機能もすすみ、高いビーカー出力を誇る。
  18. Mokpo 木浦
    モッポ。半島南西端の港町。立地を活かした貿易で繁栄したが、最近はいまいち。
  19. Dongducheon 東豆川
    トンドゥチョン。ソウルから北、軍事境界線にほど近い山村。市のおよそ4割は在韓米軍の基地となっている。
  20. Geoje 巨済
    対馬海峡に接する韓国第二の島。半島とは橋でつながる。対馬との距離がもっとも近く、対馬攻めの拠点や朝鮮出兵の足がかりとされた。倭寇の侵略も多かった。元寇に先立ってモンゴルの使者がここから対馬海峡を見分し、「なにこれめっちゃ海荒い、波とかクソ高い」と記した。
  21. Suncheon 順天
    半島南部の都市。海辺にひろがる順天湾自然生態公園は年間300万人の観光出力を誇る。ムツゴロウ鍋が食べられる。
  22. Jinju 晋州
    半島南部の都市。朝鮮でも指折りの堅城晋州城があり、これをめぐって文禄・慶長の役で二度にわたる戦いが繰り広げられた。
  23. Sangju 尚州
    全羅北道の内陸都市。農業が盛んで干し柿が名物。また韓牛の三大産地のひとつ。
  24. Rason 羅先
    ラソン/ナソン。北朝鮮北東端、豆満江デルタ地帯にある国境の街。日本当時時代には日本本土から満州国にいたる最短ルートとして交通需要が大きかった。中朝ロ3カ国がかかわる経済特区を抱える。
  25. Gyeongju 慶州
    キョンジュ。日本海に接する古都。新羅王国の都として知られ、単一の市内だけでユネスコ遺産が3件もある遺産厨御用達シティー。世界中から観光客がおとずれる。
  26. Chungju 忠州
    チュンジュ。清州につぐ忠清北道No.2で、水安堡(スアンボ)温泉と忠州湖に面する観光都市。
  27. Sacheon 泗川
    サチョン。半島南部の都市。慶長の役では戦闘民族島津家がこの地で大勝利をおさめた。現在は航空産業がたくさん集積する飛行機の街。
  28. Gimje 金提
    キムジェ。黄海に面する農業地帯で、山がちな半島にあってこの地では地平線を拝める。コメのほかにパプリカなども生産する。
  29. Anju 安州
    アンジュ。李氏朝鮮のころは平安道の中心都市。現在は北朝鮮領で、同国最大の炭鉱が存在している。

GaK追加文明 Edit

Austria.pngオーストリア Edit

全30都市。

  1. Vienna ウィーン
  2. Salzburg ザルツブルク
  3. Graz グラーツ
  4. Linz リンツ
  5. Klagenfurt クラーゲンフルト
  6. Bregenz ブレゲンツ
  7. Innsbruck インスブルック
  8. Kitzbühel キッツビューエル
  9. St. Pölten ザンクト・ペルテン
  10. Eisenstadt アイゼンシュタット
  11. Villach フィラッハ
  12. Zwettl ツウェットル
  13. Traun トラウン
  14. Wels ウェルス
  15. Dornbirn ドルンビルン
  16. Feldkirch フェルトキルヒ
  17. Amstetten アムシュテッテン
  18. Bad Ischl バート・イシュル
  19. Wolfsberg ウォルフスベルク
  20. Kufstein クーフシュタイン
  21. Leoben レオーベン
  22. Klosterneuburg クロスターノイブルク
  23. Leonding レオンディング
  24. Kapfenberg カッフェンベルク
  25. Hallein ハライン
  26. Bischofshofen ビショフスホーフェン
  27. Waidhofen ワイトホーフェン
  28. Saalbach ザールバッハ
  29. Lienz リエンツ
  30. Steyr シュタイアー

Byzantium.pngビザンチン Edit

  1. Constantinople コンスタンティノープル
    現在のイスタンブール。最初はビザンティウムと呼ばれ、330年にコンスタンティヌス1世によってコンスタンティノープルに改名された。
  2. Adrianople アドリアノープル
    現在のトルコ領エディルネ。
  3. Nicaea ニケア
    現在のトルコ領イズニク
  4. Antioch アンティオキア
    現在のトルコ領アンタキヤ
  5. Varna ヴァルナ
    ヴァルナはブルガリアの都市。
  6. Ohrid オフリド
    オフリドはマケドニアの都市。
  7. Nicomedia ニコメディア
    現在のトルコ領イズミット。
  8. Trebizond トレビゾンド
    現在のトルコ領トラブソン。
  9. Cherson ケルソネソス
    ケルソネソスはクリミア半島の南端にあったギリシアの植民市。
  10. Sardica セルディカ
    現在のブルガリア首都ソフィア。
  11. Ani アニ
    現在はトルコ領。バグラト朝アルメニアの首都。
  12. Dyrrachium ディラキウム
    現在のアルバニア領ドゥラス。
  13. Edessa エデッサ
    現在のトルコ領シャンルウルファ。オスマントルコのウルファ、バビロニアのウライと同一都市である。
  14. Chalcedon カルケドン
    現在のイスタンブール市カドゥキョイ地区。
  15. Naissus ナイスス
    現在のセルビア領ニシュ。
  16. Bari バーリ
    バーリはイタリアの都市。この街の守護聖人ミラのニコラオスはサンタクロースのモデルになった人物。イタリアでは彼のことをバーリのニコラと呼んでいる。
  17. Iconium イコニウム
    現在のトルコ領コンヤ。
  18. Prilep プリレプ
    プリレプはマケドニアの都市。
  19. Samosata サモサタ
    現在のトルコ領アドゥヤマン県サムサット。
  20. Kars カルス
    カルスはトルコの都市。9-10世紀のアルメニアの首都。
  21. Nicopolis ニコポリス
    現在のブルガリア領ニコポル。
  22. Theodosiopolis テオドシオポリス
    現在のトルコ領エルズルム。
  23. Tyana ティアナ
    現在のトルコ領Kemerhisar
  24. Gaza ガザ
    ガザはパレスチナの都市。
  25. Kerkyra ケルキラ
    ケルキラ島はギリシャ領の島で、英語ではコルフ島と呼ばれる。アドリア海の要衝。
  26. Phoenice ポエニケ
    現在のアルバニアにあった都市。
  27. Selymbria セリンブリア
    現在のイスタンブール近郊の街シリウリ。
  28. Sillyon シリオン
    トルコ領。
  29. Chrysopolis クリュソポリス
    現在のイスタンブール近郊の街ユスキュダル。
  30. Corcyra コルキュラ
    ケルキラ島のラテン語読み。セルフで重複している。
  31. Vodena ヴォデナ
    現在のギリシャ領エデッサ。シャンルウルファとは別の都市。
  32. Caesarea Maritima カエサリア・マリティマ
    マリティアは「海辺の」という意味。現在はイスラエル領。
  33. Traianoupoli トラヤヌーポリ
    現在のギリシャ領。
  34. Constantia コンスタンツァ
    コンスタンツァはルーマニアの都市。

Carthage.pngカルタゴ Edit

  1. Carthage カルタゴ
  2. Utique ユテカ
  3. Hippo Regius ヒッポ・レギウス
    現在のアルジェリア領アンナバ。
  4. Gades ガデス
    ガデスはスペイン領カディスの古い名称ガディル(Gadir)のラテン語での名前。
  5. Saguntum サグントゥム
    現在のスペイン領サグント。
  6. Carthago Nova カルタゴ・ノヴァ
    現在のスペイン領カタルヘナ。
  7. Panormus パノルムス
    現在のイタリア領パレルモ。
  8. Lilybaeum リルバイウム
    現在のイタリア領マルサーラ。
  9. Hadrumetum ハドゥルメトゥム
    現在のチュニジア領スース。
  10. Zama Regia ザマ・レギア
    ザマはチュニジア北部にあったカルタゴの都市。第二次ポエニ戦争の最後の戦いであるザマの戦いが行われた。
  11. Karalis カラリス
    現在のイタリア領カリャリ。
  12. Malaca マラッカ
    現在のアルジェリア領ゲルマ。
  13. Leptis Magna レプティス・マグナ
  14. Hippo Diarrhytus ヒッポ・ディアリトゥス
    現在のチュニジア領ビゼルト。
  15. Motya モティア
    げんざいのイタリア領マルサーラにあったギリシャの都市。放棄されたが、そこに新たにカルタゴ人がリルバイウムの要塞を築いた。
  16. Sulci ソルキ
    現在のカタルーニャ島にあったカルタゴ人の都市。
  17. Tharros タロス
    現在のサルデーニャ島にあったカルタゴ人の都市。
  18. Leptis Parva レプティス・パルヴァ
  19. Soluntum ソラントゥム
  20. Lixus リクサス
    現在のモロッコ領アライシュ。
  21. Oea オエア
    現在のチュニジアの首都トリポリ。
  22. Theveste テベステ
    現在のアルジェリア領テベッサ。
  23. Ibossim イボシム
    現在のスペイン領イビサ島。
  24. Thapsus タプスス
    現在のチュニジアにあった都市。
  25. Aleria アレリア
    現在のフランス領コルシカ島にあるコミューン。
  26. Tingis ティンジス
    現在のモロッコ領タンジェ。
  27. Abyla アビラ
    現在のスペイン領セウタ。
  28. Sabratha サブラタ
    現在のリビア領にある遺跡。
  29. Rusadir ルサディール
    現在のスペイン領メリリャ。
  30. Baecula バエクラ
    現在のスペイン国内で、バエクラの戦いが行われた。
  31. Saldae サルダエ
    現在のアルジェリア領ベジャイア。

Celts.pngケルト Edit

イギリスを構成する四カ国とアイルランド、フランスから構成される。

  1. エディンバラ
    スコットランドの首都。
  2. ダブリン
    アイルランドの首都。
  3. カーディフ
    ウェールズの首都。
  4. トルーロ
    イングランド・コーンウォールの都市。
    トゥルーロの呼称が一般的。
  5. ナント
    現在はフランス、ペイ・ド・ラ・ロワール地域圏の首府。
    最初に定住したのはケルト人と言われている。
  6. ダグラス
  7. グラスゴー
    スコットランド南西部の都市で、現在は同国最大の人口を誇る。
  8. コーク
    アイルラン南部の町で同国第二位の人口を誇る。
    タイタニック号の最終寄港地として有名なコーヴとは同じコーク州にある。
  9. アベリストウィス
  10. ペンザンス
  11. レンヌ
    フランスと重複。現在はブルターニュ地方の主府。
    ケルト系のアルモリカ王国を起源に持つ。
  12. Ramsey ラムジー
  13. インバネス
  14. リムリック
    アイルランド南西部の町。
    アイルランドでは例外的に治安の悪い街として知られる。
  15. スウォンジ
    ウェールズ南部に位置する同国第二の都市。
  16. セント・アイヴス
    コーンウォール突端付近のリゾート地。マザーグースの「セントアイヴスへ行く途中」でも有名。*15
  17. ブレスト
    フランスと重複
  18. Peel ピール
  19. アバディーン
  20. ベルファスト
    北アイルランド最大の都市。
    宇宙世紀でもやたら馴染みのある都市である。
  21. カーナーヴォン
  22. ニューキー
  23. サン=ナゼール
  24. Castletown カッスルタウン
  25. スターリング
  26. ゴールウェイ
    アイルランド西部の都市。
    ゲールタハト(アイルランド語圏)で最も大きな町。
  27. コンウィ
  28. St. Austell セント・オーステル
  29. サンマロ
  30. Onchan オンカン
  31. ダンディー
  32. ロンドンデリー
    名前とは裏腹に北アイルランドの都市。やはり名前がよく思われていないようで単に「デリー」と呼称されるとも。
  33. ランヴァイルプルグウィンギル
    実績でお馴染み、ウェールズ北部のアングルシー島にある村。
    正式名称はランヴァイル・プルグウィンギル・ゴゲリフウィルンドロブル・ランティシリオゴゴゴホ
  34. ファルマス
  35. ロリアン

Ethiopia.pngエチオピア Edit

  1. Addis Ababa アディスアベバ
  2. Harar ハラール
  3. Adwa アドワ
  4. Lalibela ラリベラ
  5. Gondar ゴンダル
  6. Axum アクスム
  7. Dire Dawa ディレダワ
  8. Bahir Dar バハールダル
  9. Adama アダマ
  10. Mek'ele メケレ
  11. Awasa アワサ
  12. Jimma ジンマ
  13. Jijiga ジジガ
  14. Dessie デシエ
  15. Debre Berhan デブラブラハン
  16. Shashamane シャシャマネ
  17. Debre Zeyit デブラゼイト
  18. Sodo ソド
  19. Hosaena ホサナ
  20. Nekemte ネケムテ
  21. Asella アサッラ
  22. Dila ディラ
  23. Adigrat アディグラト
  24. Debre Markos デブラマルコス
  25. Kombolcha コンボルチャ
  26. Debre Tabor デブラタボール
  27. Sebeta セベタ
  28. Shire シャイア
  29. Ambo アンボ
  30. Negele Arsi ネゲレアルシ
  31. Gambela ガンベラ
  32. Ziway ズワイ
  33. Weldiya ウェルディヤ

Huns.pngフン Edit

フン族は遊牧民であり、都市を持たなかったとされる。そのため都市名は1つしか定義されておらず、それも実在した都市名ではなく便宜的な名前である。
2番目以降の都市は他の文明の都市名のうち、リストの下の方にあるものから選ばれる。
ただしこれはフン文明だけの特別な仕様ではなく、どの文明であっても用意した都市名が尽きれば同じようにランダムに選ばれる。

  1. Attila's Court アッティラの宮廷

Maya.pngマヤ Edit

  1. Palenque パレンケ
  2. Tikal ティカル
  3. Chichen Itza チチェンイッツァ
  4. Uxmal ウシュマル
  5. Tulum トゥルム
  6. Copan コパン
  7. Coba コバ
  8. El Mirador エル・ミラドール
  9. Calakmul カラクムール
  10. Edzna エズナ
  11. Lamanai ラマナイ
  12. Izapa イサパ
  13. Uaxactun ワシャクトゥン
  14. Comalcalco コマルカルコ
  15. Piedras Negras ピエドラス・ネグラス
  16. Cancuen カンクン
  17. Yaxha ヤシャ
  18. Quirigua キリグア
  19. Q'umarkaj クマルカーフ
  20. Nakbe ナクベ
  21. Cerros セーロス
  22. Xunantunich シュナントゥニッチ
  23. Takalik Abaj タカリフ・アバフ
  24. Cival シバル
  25. San Bartolo サン・バルトロ
  26. Altar de Sacrificios アルタル・デ・サクリフィシオス
  27. Seibal セイバル
  28. Caracol カラコル
  29. Naranjo ナランホ
  30. Dos Pilas ドス・ピラス
  31. Mayapan マヤパン
  32. Ixinche> イシムチェ
  33. Zaculeu ザクレウ
  34. Kabah カバー

Netherlands.pngオランダ Edit

全32都市。英語版ではドルトレヒトの次にライデン(Leiden)が入るが、なぜか削除されている。

  1. Amsterdam アムステルダム
  2. Rotterdam ロッテルダム
  3. Utrecht ユトレヒト
  4. Groningen フローニンゲン
  5. Breda ブレダ
  6. Nijmegen ナイメーヘン
  7. Den Haag ハーグ
  8. Haarlem ハールレム
  9. Arnhem アルンヘム
  10. Zutphen ズトフェン
  11. Maastricht マーストリヒト
  12. Tilburg ティルブルフ
  13. Eindhoven アイントホーフェン
  14. Dordrecht ドルトレヒト
  15. 's-Hertogenbosch スヘルトーヘンボス
  16. Almere アルメール
  17. Alkmaar アルクマール
  18. Brielle ブリーレ
  19. Vlissingen ヴリシンゲン
  20. Apeldoorn アペルドーン
  21. Enschede エンスヘーデ
  22. Amersfoort アーメルスフォールト
  23. Zwolle ズヴォレ
  24. Venlo フェンロー
  25. Uden ウーデン
  26. Grave グラーヴェ
  27. Delft デルフト
  28. Gouda ハウダ
  29. Nieuwstadt ノイシュタット
  30. Weesp ウェースプ
  31. Coevorden コーバーデン
  32. Kerkrade ケルクラーデ

Sweden.pngスウェーデン Edit

全35都市。かつて統治下にあったフィンランドの都市名も含まれている。

  1. Stockholm ストックホルム
    スウェーデンの首都。北欧では最大の人口を誇る都市。
  2. Sigtuna シグチューナ
    ストックホルム・アーランダ空港の西に位置する町。スウェーデン最古の町と言われている。
  3. Helsinki ヘルシンキ
    フィンランドの首都。
  4. Birka ビルカ
    ヴァイキング時代の都市。10世紀後半には消失したといわれている。現在は都市遺跡として世界遺産登録されている。
  5. Uppsala ウプサラ
    スウェーデン中部の都市。北欧最古のウプサラ大学を擁する。君主の戴冠式はウプサラで行われていた。
  6. Turku トゥルク
    フィンランド南西部の都市。1812年にヘルシンキに遷都するまでフィンランドの首都であった。
  7. Linköping リンシェーピング
    スウェーデン南部、エステルイェータランド県の都市。
  8. Lund ルンド
    スウェーデン南部、スコーネ県の都市。
  9. Espoo エスポー
    フィンランドの都市。ヘルシンキの西隣に位置する。
  10. Västeräs ヴェステロース
    スウェーデン中部の都市。ヴァイキング時代から入植がはじまっていたとされる。
  11. Malmö マルメ
    スウェーデン南部、スコーネ県の都市。対岸のコペンハーゲン(デンマーク)とは橋で結ばれている。
  12. Vantaa ヴァンター
    フィンランドの都市。ヘルシンキの北に位置する。ヘルシンキ・ヴァンター国際空港を擁する。
  13. Visby ヴィズビー
    スウェーデン南東部、ゴッドランド島の都市。ヴィスビューとも。ハンザ同盟都市の街並みが世界遺産登録されている他、『魔女の宅急便』の舞台のモデルにもなった。
  14. Strangnas ストレングネース
    スウェーデン中部の都市。
  15. Tampere タンペレ
    フィンランドの都市。標高差のある2つの湖に挟まれた地形から、水力発電が行われ、工業都市として発展してきた。ムーミン谷博物館がこの街にある。
  16. Skara スカーラ
    スウェーデン西部、ヴェストラ・イェータランド県の都市。
  17. Lödöse レデーゼ
    スウェーデン西部、ヨーデボリの北に位置する。現在は1300人ほどの小さな町。
  18. Oulu オウル
    フィンランド中部の都市。グスタフ・アドルフの先代に当たるカール9世によって建てられた。現在ではハイテク産業が集う都市である。
  19. Växjö ヴェクショー
    スウェーデン南部、クロノベリ県の都市。
  20. Jyvaskyla ユヴァスキュラ
    フィンランドの都市。1837年、ニコライ1世によって建てられた。
  21. Gothenburg ヨーテボリ
    スウェーデン西部に位置する第2の都市。イェーデボリとも。グスタフ・アドルフによって建設されたと言われている。
  22. Örebro エーレブルー
    スウェーデン中部、エレブルー県の都市。
  23. Lahti ラハティ
    フィンランド南部、パイヤト=ハメ県の都市。
  24. Helsingborg ヘルシンボリ
    スウェーデン南部、スコーネ県の都市。
  25. Jönköping ヨンショーピング
    スウェーデン南部、ヨンショーピング県の都市。スウェーデンで2番目に大きな湖、ヴェッテルン湖の南端に位置する。
  26. Kuopio クオピオ
    フィンランド、北サヴォ県の都市。先述のヨンショーピングとは1940年から姉妹都市である。
  27. Norrköping ノーショーピング
    スウェーデン南部、エステルイェータランド県の都市。ノールショピングとも。スウェーデンのマンチェスターと評される工業都市。
  28. Sundsvall スンツヴァル
    スウェーデン北西部、ヴェステルノールランド県の都市。
  29. Kouvola コウヴォラ
    フィンランドの都市。欧州やロシアへの交通の要衝として発展してきた。
  30. Karlstad カールスタード
    スウェーデン西部、ヴェルムランド県の県都。
  31. Umea ウメオ
    スウェーデン北部ヴェステルボッテン県の都市。2つの大学を擁するスウェーデン北部最大の都市。2014年の欧州文化首都であった。
  32. Pori ポリ
    フィンランド南西部の都市。1558年にヨハン3世により創立。
  33. Ystad イスタード
    スウェーデン南部、スコーネ県の都市。
  34. Paviken パヴィーケン
    ゴットランド島西部にある淡水湖の名前。なぜ都市名になったのか…?
  35. Vaasa ヴァーサ
    フィンランド西部の都市。ヴァーサ家からその名が取られた。1855~1917年までは「ニコラインカウプンキ」と名を変えている。

BNW追加文明 Edit

Assyria.pngアッシリア Edit

  1. Assur アッシュール
  2. Nineveh ニネヴェ
  3. Nimrud ニムルド
  4. Kar-Tukulti-Ninurta カル-トゥクルティ
  5. Dur-Sharrukin ドゥル・シャルキン
  6. Halab ハラブ
  7. Carchemish カルケミシュ
  8. Kanesh カネシュ
  9. Harran ハラン
  10. Imgur-Enlil イムグル-エンリル
  11. Shubat-Enlil シュバト-エンリル
  12. Qatna カンタ
  13. Sareisa サレイサ
  14. Sam al サムアル
  15. Qarqar カルカル
  16. Til Barsip ティル・バーシップ
  17. Sultantepe スルタン・テペ
  18. Erbil エルビル
  19. Hamath ハマス
  20. Guzana グザナ
  21. Turuspa トゥルスパ
  22. Nasibina ナシビナ
  23. Arpad アルパッド
  24. Kelashin ケラシン
  25. Tadmor タドモル
  26. Urartu ウラトゥ
  27. Sabata サバタ
  28. Hit ヒート

Brazil.pngブラジル Edit

全35都市。

  1. Rio de Janeiro リオデジャネイロ
  2. São Paulo サン・パウロ
  3. Salvador サルヴァドル
  4. Brasília ブラジリア
  5. Fortaleza フォルタレサ
  6. Belo Horizonte ベロ・ホリゾンテ
  7. Manaus マナウス
  8. Curitiba クリティバ
  9. Recife レシフェ
  10. Porto Alegre ポルト・アレグレ
  11. Belém ベノム
  12. Goiânia ゴイアニア
  13. Guarulhos グアルーリョス
  14. Campinas カムピナス
  15. São Luis サン・ルイス
  16. Maceió マセイオ
  17. Duque de Caxias ドゥケデカシアス
  18. Natal ナタル
  19. Campo Grande カンポ・グランデ
  20. Teresina テレジナ
  21. Florianópolis フロリアナポリス
  22. Nova Iguaçu ノヴァ・イグアス
  23. Sao Bernardo do Campo サン・ベルナルド
  24. João Pessoa ジョアン・ペソア
  25. Osasco オザスコ
  26. Jaboatão dos Guararapes ジャボアタオ
  27. São José dos Campos サン・ジョゼ
  28. Contagem コンタジェム
  29. Uberlândia ウベルランディア
  30. Aracaju アラカジュ
  31. Cuiabá クイアバ
  32. Feira de Santana フェイラデサンタナ
  33. Juiz de Fora ジュイスデフォーラ
  34. Joinville ジョインヴィレ
  35. Macapá マカパ

Indonesia.pngインドネシア Edit

  1. Jakarta ジャカルタ
  2. Surabaya スラバヤ
  3. Medan メダン
  4. Makassar マカッサル
  5. Batam バタム
  6. Denpasar デンパサル
  7. Samarinda サマリンダ
  8. Mataram マタラム
  9. Ambon アンボン
    別名アンボイナ。
  10. Bandung バンドゥング
  11. Kupang クパン
  12. Depok デポック
  13. Palembang パレンバン
  14. Trowulan トゥロウラン
  15. Semarang スマラン
  16. Jayapura ジャヤプラ
  17. Tangerang タンゲラン
  18. Bogor ボゴル
  19. Pekanbaru ペカンバル
  20. Bandar Lampung バンダル・ランプン
  21. Malang マラン
  22. Padang パダン
  23. Ternate テルナテ
  24. Banjarmasin バンジャルマシン
  25. Pontianak ポンティアナク
  26. Cimahi チマヒ
  27. Balikpapan バリクパパン
  28. Jambi ジャンビ
  29. Komodo コモド

Morocco.pngモロッコ Edit

モロッコ27 西サハラ2 不明5

  1. マラケシュ  Marrakech
    1062年建設。「南の真珠」と呼ばれてきた。ムラービト朝の首都。
  2. ラバト Rabat
    ムワッヒド朝の経済の中心地になった。モロッコ王国の首都。
  3. フェス Fes
    「フェズ」、「ファース」、「ファス」等の呼称がある。マリーン朝、フェズ王国の首都。
  4. カサブランカ Casablanca
    BC10世紀に既に街が出来ていた。スペイン語で「白い家」
  5. タンジェ Tangier
    「タンジール」とも呼ばれる。モロッコ王国北部の都市。
  6. サレ Sale
    川をはさみ、南がラバト、北がサレと言うことになっている。
  7. ウールザザーテ Ouarzazate
    「ワルザザート」と呼ばれる。以前は小さな村であったが、1920年代にフランスの基地が作られてから発展した。
  8. メクネス Meknes
    アラウィー朝の首都だった。
  9. アガディール Agadir
    ポルトガルによって貿易拠点が造られた。
  10. ウージュダ Oujda
    「ウジダ」の方が近い。モロッコ王国で最も東にある。
  11. ケニトラ Kenitra
    モロッコの都市
  12. テトーアン Tetouan
    「テトゥアン」の方が近い。1997年に旧市街地が世界遺産になった。
  13. エサウーイラ Essaouira
    「エッサウィラ」の方が近い。2001年に旧市街地が世界遺産に登録された。
  14. サフィ Safi
    燐鉱石が良く採れる。
  15. タルーダント Taroudannt
    正しくは「Taroudant」。校外に大学(Faculté Taroudant Polydisciplinaire)の校舎があり、独特の幾何学的な様式から一部で注目を集めている。
  16. モハメディア Mohammedia
    「カサブランカ」と「ラバト」の中間くらいにある。
  17. アル・アイウン El Aaiun
    モロッコ領西サハラの最大の都市。サハラ・アラブ民主共和国の首都と定められている
  18. ベル・メラル Beni Mellal
    「ベニ・メラール」の方が近い。「ウールザザーテ」と「メクネス」の中間くらいにある。
  19. アル・ジャディア El Dadia
    「アル・ジャディーダ」の方が近い。2004年に旧市街地が世界遺産に登録された。
  20. クサル・エルケビル Ksar El Kebir
    モロッコの都市。
  21. タザ Taza
    タザ=アル・ホセイマ=タウナート地方タザ州の州都。
  22. フクイ・ベン・サラ Fquih Ben Salah(リンクはフランス語版)
    日本語では「フキベンサラ」の表記がよく使われる模様。モロッコ中央部にあり、1950年代から交易の拠点として発展しつつある。
  23. クーリブガ Khouribga
    モロッコの都市。
  24. ナドル Nador
    ナドル州の州都。
  25. セタット Settat
    シャウイア=ウアルディガ地方の州府。
  26. ベレキッド Berrechid
    ベレキッド州の州都。カサブランカから30kmほどの位置にある人口7万人程の町だが、カサブランカ=モハメディア、タンジールに次ぐモロッコ第3の工業都市である。
  27. ララシュ Larache
    「アライシュ」の方が近い。タンジェ=テトゥアン地方の都市。
  28. ケミセト Khemisset
    ラバト=サレ=ゼムール=ザイール地方ケミセット州の州都。
  29. ゲルミム Guelmim
    ゲルミン=エス・スマラ地方の州府。
  30. ダクラ Dakhla
    別名「ビラシスネロス」。西サハラの都市。
  31. シャウエン Chefchaouen
    モロッコの都市。青い建物で有名。
  32. ベン・ゲリル Ben Guerir
    ラハムナ州の州都。マラケシュから72kmの位置にあり、モロッコ軍最大の基地があることで知られる。
  33. ケラ・デ・スラグナ El Kelaa Des Sraghna
    モロッコ中央部にある町。17世紀にアラウィー朝第2代スルタンのムーレイ・イスマーイールによって建設されたという。現在はオリーブの栽培が主な産業である。
  34. エルフォウド Erfoud
    エルフォードはモロッコ中東部、サハラ砂漠のオアシスに作られた町。

Poland.pngポーランド Edit

全34都市。すべて現在のポーランドまたはリトアニア国内の都市名から取られている。
日本語版のカナ表記がいい加減な部分があり、一般的な読みからかけ離れているものも複数ある。
ポーランド語アルファベットの発音が特殊なせいもあるが、英語版の綴りで検索するだけでも分かるものを間違えるのは怠慢といってもいいのではないか。
地図

  1. Warsaw ワルシャワ
    ポーランド語ではヴァルシャヴァ(Warszawa)という。ワルシャワに王宮が置かれたのは1596年*16のことであり、カジミェシュ3世の時代(14世紀)はクラクフが首都であった。
  2. Krakow クラクフ
    クラクフ(Kraków)はポーランド南部にある。カジミェシュ3世の時代にはポーランド最古の大学であるヤギェヴォ大学が開かれるなど、街の歴史は首都ワルシャワよりも長い。
  3. Lodz ロズ
    ウッチ(Łódź)はポーランド中央部にある。18世紀末までは小さな農村であったが、19世紀に入ると急速に工業化が進み、現在ではポーランド最大の工業都市となっている。
  4. Wroclaw ヴロツワフ
    ヴロツワフ(Wrocław)はポーランド南西部にある。11世紀には首都クラクフと並んで貨幣鋳造所が置かれるなど金融都市として発展したが、14世紀にボヘミア王国領となって以降ポーランドとは別の歴史をたどり、再びポーランド領になったのは第2次世界大戦後である。
  5. Poznan ポズナニ
    ポズナニ(Poznań)はポーランド西部にある。ポーランド語で「有名な街」という意味。10世紀にポーランド公国が成立した当初は、ポズナニが首都であった。
  6. Gdansk グダニスク
    グダニスク(Gdańsk)はポーランド北部にある、国内最大の港湾都市。ドイツ語名のダンツィヒでも知られる。第1次世界大戦後、18世紀以来消滅していたポーランドが再興されることになったが、グダニスクはドイツ人が多く住んでいたこともあり、ドイツ・ポーランドどちらにも属さない「自由都市ダンツィヒ」となった。しかし1920年にポーランド・ソビエト戦争が始まるとダンツィヒはポーランド向け物資の荷揚げを拒否し、後述のグディニャ発展の原因となった。
  7. Szczecin シュチェチン
    シュチェチン(Szczecin)はポーランド北西部、ドイツとの国境付近にある。ロシアの女帝エカチェリーナ2世の出身地(当時はプロイセン王国領)。
  8. Bydgoszcz ビドゴシュチ
    ビドゴシュチ(Bydgoszcz)はポーランド中部の都市。
  9. Lublin ルブリン
    ルブリン(Lublin)はポーランド南東部の都市。
  10. Kaunas カウナス
    カウナス(Kaunas)はリトアニア中央部の都市。首都ヴィリニュスに次いで国内第2の規模を誇る。ヴィリニュスがロシアやポーランド仁占領されていた時期にはリトアニアの臨時首都であった。第2次世界大戦直前、在カウナス日本領事館には杉原千畝が赴任しており、いわゆる「命のビザ」の舞台となった。
  11. Katowice カトヴィーツェ
    カトヴィツェ(Katowice)はポーランド南部の都市。鉱山都市であり、石炭や鉛などを産する。シロンスカ(シュレジェン、シレジア)地方の中心都市であり、グリヴィツェ、ビトム、ルダ・シロンスカなどとともにポーランド最大の都市圏である大シロンスク都市圏を形成する。
  12. Bialystok ビアリストック
    ビャウィストク(Białystok)はポーランド東部の都市。南東60kmほどの場所には、ベラルーシ領にまたがる形でビャウォヴィエジャの森があり、野生のバイソンの生息地として世界自然遺産に登録されている。
  13. Gdynia グディニア
    グディニャ(Gdynia)はポーランド北部、グダニスクのすぐ北にある都市。第1次世界大戦後、ドイツ人の多く住むグダニスクに代わる港湾都市として整備されて以降大きく発展した。
  14. Sweidnitz スウェイドニツ
    シュフィドニツァ(Świdnica)のことだと思われる。前記のポーランド語綴りとドイツ語綴り(Schweidnitz)が混ざってしまった模様。
    シュフィドニツァはポーランド南西部にある。シュフィドニツァの平和教会は、ヨーロッパ最大の木造宗教建築として世界文化遺産に登録されている。
  15. Czestochowa チェストチョワ
    チェンストホヴァ(Częstochowa)はポーランド南部の都市。市内のヤスナ・グラ修道院にある聖母子像は「黒い聖母」として有名であり、ポーランドにおける愛国心の象徴となっている。
  16. Radom ラドム
    ラドム(Radom)はポーランド東部の都市。戦間期のポーランド独立以降は工業が盛んであったが、社会主義政権下で徐々に行き詰まり、現在は新たな産業を模索する状況にある。
  17. Torun トルン
    トルン(Toruń)はポーランド中部の都市。天文学者コペルニクスの出身地。
  18. Kielc キエルチェ
    キェルツェ(Kielce)はポーランド南部の都市。ワルシャワとクラクフの間にあり、両都市を結ぶ交通の要所となっている。
  19. Gliwice グリヴィーツェ
    グリヴィツェ(Gliwice)はポーランド南部の都市。ナチス・ドイツによるポーランド侵攻の発端となったグライヴィッツ事件が起きた。
  20. Klaipeda クライペダ
    クライペダ(Klaipėda)はリトアニア西部、バルト海に面する都市で、リトアニア唯一の海港都市。
  21. Bytom ビトム
    ビトム(Bytom)はポーランド南部の都市。
  22. Olsztyn オルシュティン
    オルシュティン(Olsztyn)はポーランド北東部の都市。
  23. Rzeszow ジェシェフ
    ジェシュフ(Rzeszów)はポーランド南東部の都市。戦間期に軍事産業の拠点となってからは、ポーランドにおける航空産業の中心地として栄えている。
  24. Bielsko-Biala ビエルスコ - ビアラ
    ビェルスコ=ビャワ(Bielsko-Biała)はポーランド南部、チェコおよびスロバキアとの国境に近い位置にある。ビャワ川の両岸にまたがる都市であり、東側をビェルスコ、西側をビャワという。
  25. Ruda Slaska ルダ・スラスカ
    ルダ・シロンスカ(Ruda Śląska)はポーランド南部の都市。
  26. Rybnik リブニク
    リブニク(Rybnik)はポーランド南部の都市。
  27. Plock プオウツク
    プウォツク(Płock)はポーランド中部の都市。ロシアとドイツを結ぶドルジバパイプラインの途上にあり、石油関連産業が発達している。
  28. Elblag エルブラグ
    エルブロンク(Elbląg)はポーランド北部の都市。ドイツ騎士団が築いた町であるエルビンク(Elbing)を起源とする。
  29. Gorzow Wielkopolski ヴェルコポルスキ
    ゴジュフ・ヴィエルコポルスキ(Gorzów Wielkopolski)はポーランド西部の都市。名前に反して現在のヴィエルコポルスカ県には含まれず、カジミェシュ3世以前の1249年にブランデンブルク辺境伯に売却されて以来、1945年に復帰するまでドイツ系国家の支配地(ブランデンブルク→プロイセン→ドイツ)であった。
  30. Opole オポーレ
    オポーレ(Opole)はポーランド南西部の都市。
  31. Siauliai シャウリャイ
    シャウレイ(Šiauliai)はリトアニア北部の都市。
  32. Walbrzych バウブジフ
    バウブジフ(Wałbrzych)はポーランド南西部の都市。名前はドイツ語で「森の城」を意味するヴァルデンブルク(Waldenburg)を由来とする。
  33. Zielona Gora ジェロナ・グーラ
    ジェロナ・グラ(Zielona Góra)はポーランド東部の都市。古くは東のポズナニと西のラウジッツ(現在のドイツ東部)を結ぶ街道上にあり、交易拠点として栄えた。
  34. Wloclawek ヴウォツワヴェク
    ヴウォツワヴェク(Włocławek)はポーランド中部の都市。

Portugal.pngポルトガル Edit

30都市中7都市は、アジア・アフリカの旧植民地から採用されている。

  1. Lisbon リスボン
  2. Porto ポルト
  3. Braga ブラガ
  4. Coimbra コインブラ
  5. Funchal フンシャル
  6. Leiria レイリア
  7. Goa ゴア
    旧植民地。現在はインド領。
  8. Vila Nova de Gaia ノヴァ・デ・ガイア
  9. Aveiro アヴェイロ
  10. Luanda ルアンダ
    旧植民地。現在はアンゴラ共和国の首都。
  11. Evora エヴォラ
  12. Faro ファロ
  13. Castelo Branco カステロ・ブランコ
  14. Bissau ビッソー
    旧植民地。現在はギニアビサウ共和国の首都。
  15. Guarda グアルダ
  16. Viseu ヴィセウ
  17. Praia プライア
    旧植民地。現在はカーボベルデ共和国の首都。
  18. Braganza ブラガンサ
  19. Beja ベジャ
  20. Tomar トマル
  21. Maputo マプート
    旧植民地。現在はモザンビーク共和国の首都。
  22. Tavira タヴィラ
  23. Figueira da Foz フィゲイラダフォス
  24. Viana do Castelo ヴィアナドカステロ
  25. Sao Tome and Príncipe サントメプリンシペ
    旧植民地。現在はサントメ・プリンシペ民主共和国。
  26. Silves シルヴェス
  27. Sintra シントラ
  28. Dili ディリ
    旧植民地。現在は東ティモール民主共和国の首都
  29. Lamego ラメゴ
  30. Ponta Delgada ポンタ・デルガダ

Shoshone.pngショショーニ族 Edit

全25都市。

  1. モソン・カーニ Moson Kahni
    引用記事は一番下の部分。アイダホ州フランクリン郡周辺にあったショショーニ族の恒久的な越冬地だったらしい。この場所の石はスポンジの様に見えることから、モソンカーニ(Home of the Lungs=肺の家)と呼ばれていた。
    ベア川流域のキャッシュバレーはショショーニの狩猟地で、モソンカーニはその周辺に位置し、ショショーニの主だった居住地だった。1863年にこの場所で、ショショーニ族に大打撃を与えるベア川の虐殺が引き起こされた。
  2. テ-モアク Te-Moak
  3. アガイディカ Agaidika
  4. ゴシュテ Goshute
  5. ポホクウィ Pohokwi
  6. ワシャキエ Washakie
    ワシャキー郡はワイオミング州の郡。ショショーニの酋長ワシャキーにちなむ。ワシャキーは東部ショショーニ族の頭領で名高い戦士、指導者。
  7. ティンビシャ Timbisha
  8. フカンデカ Hukandeka
  9. ダックウォーター Duckwater
  10. トゥクデカ Tukudeka
  11. クチュンデカ Kuchundeka
  12. ヤムバ Yomba
  13. カムデカ Kamudeka
  14. エリー Ely
  15. ヤムバデカ Yambadeka
  16. ナンパ Nampa
    ナンパはアイダホ州第二の都市。「ナンパ」という名前はモカシン(鹿皮製の靴)あるいは足跡を意味するショショーニ語から来ている。
  17. バノック Bannock
    バノック郡はアイダホ州の郡。郡庁所在地はポカテッロ
  18. ヤハンデカ Yahandeka
  19. テタデカ Tetadeka
  20. デヘヤエカ Deheyaeka
  21. ペングウィデカ Pengwideka
  22. ウィンネムッカ Winnemucca
  23. スカルヴァレー Skull Valley
  24. ビッグパイン Big Pine
  25. ダックヴァレー Duck Valley

Venice.pngヴェネツィア Edit

ヴェネツィアは文明特性により開拓者を生産できず、よって都市名も1つだけである。
これはヴェネツィアが都市国家として繁栄したことに由来しているが、実際はアドリア海沿岸の都市やクレタ島・キプロス島などを長期にわたって海外領土としていた。

  1. Venice ヴィネツィア
    イタリア共和国の北東部に位置する都市。「アドリア海の女王」、「水の都」の別名をもつ。市街には150をこえる運河があり、177の島々に400にも及ぶ橋が架かっている。

Zulus.pngズールー族 Edit

全36都市。
南アフリカのクワズール・ナタール州の地名から取られているようだ。
一部に東ケープ州と、隣国のレソトやスワジランドの地名が混じっている。

  1. Ulundi ウルンディ
    第4代国王・セテワヨの時代の首都。1873年建設。
  2. uMgungundlovu ウムグングンドロヴ
    第2代国王・ディンガネの時代の首都。1829年建設。
  3. Nobamba ノバンバ
  4. Bulawayo ブラワヨ
    初代国王・シャカの時代の首都。1820年頃建設。
    ジンバブエに同名の都市があるが無関係。
  5. KwaDukuza クワドゥクザ
  6. Nongoma ノンゴマ
  7. oNdini オンディニ
    第3代国王・ムパンデの時代の首都?
  8. Nodwengu ノドウェング
  9. Ndondakusuka ンドンダクシュカ
  10. Babanago ババナンゴ
  11. Khangela カンゲラ
  12. KwaHlomendlini クワフロメンドリニ
  13. Hlobane フロバネ
  14. eThekwini エセクウェニ(リンク先ははダーバン)
    ダーバンのズールー語での呼び名。ヨハネスブルグに次ぐ人口の都市。
  15. Mlambongwenya ムラムボンウェニア
  16. Eziqwaqweni エジクワクウェニ
    現在のエショウェのことか。
  17. eMangweni エマングウェニ
  18. Isiphezi イシペジ
  19. Masotsheni マソトシェニ
  20. Mtunzini ムトゥンジニ
  21. Nyakamubi ンヤカムビ
  22. Dumazulu ドゥムズールー
  23. Hlatikulu フラティクル
    スワジランド南部にある町。
  24. Mthonjaneni ムソンジャネニ
  25. Empangeni エンパンゲニ
  26. Pongola ポンゴラ
    スワジランドとの国境沿いにある町。
  27. Tungela トゥンゲラ
  28. Kwamashu クワマシュ
  29. Ingwavuma イングワヴマ
  30. Hluhluwe フルリューウェ
  31. Mtubatuba ムトゥバトゥバ
  32. Mhlahlandlela ムラランデラ
  33. Mthatha ムタータ
    東ケープ州の都市。
  34. Maseru マセル
    レソトの首都。
  35. Lobamba ロバンバ
    スワジランドの都市。同国の王宮が存在する。
  36. Qunu クヌ
    東ケープ州の都市。

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*1 はじめ「イネブ・ヘジ」、第1中間期頃は「ジェドスート」、中王国時代は「アンクタウィ」、新王国時代は「メンネフェル」、紀元前後には「フトカプタハ」、イスラム化した後(?)に「ミート・ラヒーナ」
*2 本人はアメンホテプ→アクエンアテン、妻はネフェルティティ→ネフェルネフェルウアテン、息子はトゥトアンクアテン(後のツタンカーメン)、娘はアンケセンパーテン(後のアンケセナーメン)など
*3 アトリビスの遺跡には、トリフィスは最も偉大な女神であるという記述が残されている。トリフィス信仰はエジプト神話における四大神の一、アメン信仰と関わりがあると考えられているが、この女神の姿を表現した遺物は未だ見つかっていない。
*4 あくまで現代人の使う「オリックス」という名前が動物に由来しているだけであることに注意。古代エジプトではこの州を「マヘジ」といった。
*5 OEDでは、コプトという語音・語形が定着する一助になった可能性はあるとしている
*6 というのも家賃が安い
*7 世界遺産となっている現大聖堂は3代目
*8 Aurelianorum/アウレリアノルムは複数属格形「アウレリアーヌム
*9 残りはアウグスタ・トレウェローヌム(現トリーア)、メディオラヌム(現ミラノ)、ニコメディア(現イズミット)。このうちローマ文明の都市リストにないのはニコメディアのみ。
*10 彼がインテラムナの司教であったとの伝説から。
*11 「独立国」までふくめて正式な国名
*12 ゴーギャンは西洋文明に絶望してタヒチに移り住んだが、タヒチでの生活は彼が夢見た楽園とはほど遠かったようである。最大都市のパペーテは当時すでに文明化しており、ゴーギャンはさらに馬車で5時間かけて島の反対側にあるマタイエアに住んだという。さらに彼は貧困や病気に悩まされ、2年でフランス・パリに戻ってしまったが、結局パリにも居場所を見つけられずタヒチに戻り、最晩年にはさらに辺境のマルキーズ諸島に渡り、そこで没した。
*13 ヨーロッパ人の到達以前、ティコピアでは人口制限のための措置として、毎年の儀式で首長が人口ゼロ成長を説くほか、避妊・堕胎・嬰児殺・自発的な未婚・自殺などが恒常的に行われてきた。なかでも特徴的なのは、カヌーで無謀な航海に出る「事実上の自殺」であった。またときには他部族を滅ぼすことで島全体の人口を維持する例もあったという。20世紀にイギリスの統治下に置かれると、英政府とキリスト教団体によってこれらの人口維持のための行為が禁止され、人口が急増した。その後サイクロンの影響で大規模な飢餓が発生すると英政府も人口制限の重要性を認識し、他の島への移住を許可・推奨することとなった。現在ティコピア島の人口は、増加前と同水準の1115人までと厳格に定められている。
*14 この経緯から、住民の一部に「シカイアナ環礁はハワイの一部としてアメリカに編入され、自分たちはアメリカ国民である」という主張が存在する。だがアメリカ政府は併合したハワイの中にシカイアナ環礁は含まれていないとして、この主張を認めていない。
*15 「セント・アイヴスへ行く途中、あなたは男とすれ違う。男と一緒に奥さん7人、奥さん1人が袋を7つ、袋1つに猫が7匹、猫1匹には子猫7匹。男と奥さんと袋と猫達、セント・アイヴスへ行くのは全部でいくつ?」
*16 正式に首都となったのは1611年。